【映画感想】『トータル・リコール』(1990) | 後追い80's

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80年代カルチャー発掘備忘録

 

 

 

 

 

BSの字幕版で鑑賞。

 

これも25年ぐらい前に観たきりで内容を覚えていない映画。

 

当時はさほど面白くなかったような印象だけは残っていたけど、改めて観返してみたら思っていたよりは面白かった。

 

有名な映画で観ている人も多いだろうから、物語の概要は省略します。

 

監督が『ロボコップ』のポール・バーホーベンだけあって、ゴア描写やシュールなユーモアは本作でも顕在で、この手の映画にしては丁寧な作りで完成度が高い。

 

しかし・・・これまた最近観返した他の洋画と同様、どこか物足りさなを感じてしまい満足しきれなかった。

 

これはもう作品に原因があるのではなく、私側に原因があると思い始めた。

 

一言で言うと、散々観てきたこの手のハリウッド映画にはもう飽きてしまったのだろう。

 

ほとんど刺激を感じないから感情が動かないのだ。

 

特に90年代の洋画はそういう感想ばかりに終わってしまう。

 

 

シュワちゃんは最も脂が乗っている時期で魅力的。

 

てらさわホークさんが物真似するような声が何度も聞けたのが嬉しかった(笑)

 

それなりに好きなシーンも多く、脚本も面白くて退屈しなかったし、映画の出来自体も良いのだけれど、どういうわけかノリきれず愛着も湧かない。

 

今後また観返す事があるとは思えないから消去してしまった。

 

時間を犠牲にしてまで語りたいほどの感想もないから、この辺で終了。

 

ちなみに、本作の物語が実は夢だった説と現実だった説があり、ネットで調べた結果、夢だった説の方が濃厚のようだけど、そんな事すらどっちでもいいと思ってしまうので、私がいかに本作に対して何の思い入れもない事を実感してしまう。

 

 

この映画の満足度は・・・75点