夫が不在の間、何を食べようか。
こういうことも滅多にないので、この際普段できないことをしようか。
妻は、もし今一人暮らしならベジタリアンとして生きていたかも…というくらい、野菜を料理すること、食べることが好きなのです。
ということで、ひとりで野菜祭りを開催しました。
(お肉も少しだけ頂きました。)
まずは、生の野菜が食べたくて、大量のサラダを作ることにしました。
盛りだくさんのサニーレタスには、残り物のスモークチーズ、きゅうり、クルミを。
先日仕込んでおいた「にんにく胡麻油」、塩、胡椒、レモン汁をかけて頂きました。
おいしそうなにんじんを買ったので、中華風にんじんのラペ。
千切りの生姜がきいていていくらでも食べられちゃいます。
生のにんじんを食べれば美容液要らず、これで明日のお肌が楽しみです。
外は大雪でとっても寒いので、これは鍋しかない、と。
先日から我が家で流行中の、キャベツ鍋をアレンジすることにしました。
(なぜか鍋の時は、肝心の鍋の写真を撮り忘れる妻。変なクセです。)
まずは、いつものアゴ出汁ベースの鍋つゆを作ります。
キャベツ、長ネギ、しめじ、お豆腐を切って、と。
野菜だけでもいいか、とも思いましたが、冷蔵庫に豚肉があったので、少しだけ入れることに。
時間をかけて、たくさん野菜を頂きました。
炭水化物がないので、食後も胃がもたれません。
さて、ちょっと真面目な話をしてみます。
少し食育的です。
妻が食生活で、意識して心がけていること。
旬のものを取り入れる、安い材料でもおいしく、トランス脂肪酸は避ける、抗酸化作用の強いものを取り入れる、などなど。
そして無意識に実行しているのが、「原型の見える食材を食べること」。
ほとんどの野菜は、原型のまま売られています。当たり前のことですが、妻にとってはなかなか大事なことです。
しかし、チキンナゲット、冷凍餃子などの加工食品はどうでしょう。
材料の原型が見えません。
You are what you eat (= 医食同源)とはよく言ったもので、私たちの体は日々食べ物によって作られているわけです。
どんな材料が入っているのか分からない食べ物を、自分の体に取り込むのはやはり不安です。
とはいえ、加工食品は一切食べない、外食もしない、というわけではありません。
細かいことを言い出せばキリがないですし、毎日のことなので出来ることを出来る時に、くらいの気持ちがちょうどいいのです。
更に、食べるということは命を頂くということなので、食べ物を無駄にしない努力もまた、とっても大事なこと。我が家では時々余りもの処分で、和洋折衷のとんでもない組み合わせの日もありますが、それでいいのだと思っています。
長文ついでにもうひとつ。
明るい食卓は明るい人生を作ると信じています。
「これ、おいしいねー!」と言いながら、笑いながら誰かと食卓を囲めば、人生は明るい。
逆にひとりでテレビを見ながら、原型の見えない食材で出来たコンビニのお弁当を黙って食べれば…。
書くまでもありません。
夫にも、食事から健康になってもらいたい、おいしくて安全なものを食べさせてあげたい、と思い日々料理をしています。
すみません、(めずらしく)真面目なことをえらそうに書いてみました。
が、夫はまだまだ痩せる必要があるので、妻もまだまだ勉強中です。