朝井リョウさんの「正欲」を読みました。
全然意味がわからなくて、全く進まず読み上げるまでに時間がかかってしまいました。
でも、最後まで読んで、こういう話だったのかとわかって、感動しました。
もう一度最初の方が読みたくなりましたが、すぐにunextで映画を見たら、より深く内容がわかり、久しぶりに大感動しています。
「多様性」という言葉が大流行の昨今ですが、
「私たちは受け入れる」
という立ち位置は確かにおかしいですね。
「受け入れる」というのは、そっち側の人
大多数の正常と言われる立場の人
が前提になっています。
「多様性」と言いながら、これは良くて、これは犯罪と決めるのは誰なのでしょうか?
読書は本当に知らない世界を教えてくれる、素晴らしいものです。
こんな一冊の本が、これまでの長い人生に一度も味わった事のない体験をさせてくれるのですから。