11月10日19時 サントリーホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ(首席指揮者)
チェロ:佐藤晴真*
(2019年ARDミュンヘン国際音楽コンクール優勝)
チャイコフスキー/幻想曲『テンペスト』
チャイコフスキー/ロココの主題による変奏曲*
アンコール
J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番より「サラバンド」
チャイコフスキー/幻想序曲『ハムレット』
チャイコフスキー/幻想序曲『ロメオとジュリエット』
(チャイコフスキー没後130年)
今年はラフマニノフ、リゲティなどのアニヴァーサリーを冠したコンサートには行ったが、ここに来てチャイコフスキー没後130年とは意表をつかれた
もっとも年間ラインナップのパンフを良く見ればそのように書いてあるのだろうけれど、世間では話題にもなっていない
しかし、管弦楽曲の中でも比較的取り上げられる機会が少ない曲を交えたプログラムは如何にもくどい
テンペストは実演で聴いたことはあるはずなのだが何とも印象が薄い、オケは14型
ロココの主題は、ゲルギーがVPOを率いて強行公演を行ったときに堤さんで聴いて以来か
佐藤さんは若手のホープで、今年3回目、今日も良い演奏だったと思うが、ロココだと何か佐藤さんの良さがあまり出ていないようにも思えた
しかし、アンコールがいつもサラバンドというのもな、、、
それほど目立たなかったが客席には女性ファンも多かったみたいで、休憩時間には女子トイレに列ができていた
ハムレットは実演で聴くのは初めてだが、後半になってバッティも調子が出て来たのかなかなかの熱演、何だかいい曲にも思えてきた
そしてロメジュリ、まあ標準的演奏だったように思う

11月7日19時 東京ドーム
■YOASOBI
1. 夜に駆ける
2. 祝福
3. ミスター
4. 勇者
5. 優しい彗星
6. 怪物
7. 群青
8. アイドル
■COLDPLAY
1. MUSIC OF THE SPHERES
2. HIGHER POWER
3. ADENTURE OF A LIFETIME
4. PARADISE
5. THE SCIENTIST
6. VIVA LA VIDA
7. SOMETHING JUST LIKE THIS
8. FLY ON
9. POLITIK
10. YELLOW
11. HUMAN HEART
12. PEOPLE OF THE PRIDE
13. CLOCKS
14. INFINITY SIGN
15. HYMN FOR THE WEEKEND
16. AETERNA
17. MY UNIVERSE
18. A SKY FULL OF STARS
19. SPARKS
20. DON'T PANIC
21. CHARLIE BROWN
22. FIX YOU
実はドームのコンサートは初めて、まあ何事も経験だ
若いころはコンサートと言えば武道館が多かったのだが、今世紀に入ってからは行っていない
今日はスペシャルゲストが、人気のYOASOBIということで、こちらは良い話のタネだ
開演前18時に入場ゲートに向かうと長蛇の列、荷物検査をやっておりペットボトルなどは持ち込めないようだ、入場も一苦労だ
入り口で渡されたリストバンド状のものを手首に巻いていざ席に向かう、
ステージではすでに前座のライブが始まっていた、YOASOBIについては一応「アイドル」という曲だけ予習してきた
聴いた感じでは、これぞ2.5次元の音楽という感じがした、一時期話題になったADOとかと同じ系統なのだろう
とにかく若い世代に聴かれている音楽に疎いおじさんには貴重な体験となった
30分ほどでパフォーマンスは終わり、開演まで小休止、今のうちにとホットドックを食べてからトイレに向かうとこれが長蛇の列
NHKホールのトイレ列も長いが、ドームとはスケールが違う、水分摂取は控えることを固く心に戒めるのであった
いよいよ開演、知っている曲から始まり一安心だが、やはり観客総立ちだ、
やがて手首に付けたバンドが光り出すので手を振ったり、突き出したり大忙しだ
あっという間に2時間が流れた、最近のコンサートはどのようになっているのかを知るいい機会になった
個人的には、VIVA LA VIDA、YELLOW、それからBTSと共演した曲などが聴け、結構ベストに近い曲構成だったようで満足だった
とにかく無事乗り切れたかな、明日以降の筋肉痛が心配だけど

11月4日18時 ミューザ川崎
指揮:ユベール・スダーン
曲目:
R.ワーグナー / 歌劇「タンホイザー」序曲とバッカナール(パリ版)
A.ブルックナー / ミサ曲第3番
ソプラノ 渡邊 仁美
アルト 小野 綾香
テノール 新海 康仁
バス 加藤 宏隆
東京アカデミッシェカペレを聴くのは2回目、アマチュアで合唱団を擁する希少な団体で、普通の演奏会ではなかなか聴けない曲にも果敢に挑戦している
飯守さんがブルックナーのミサを振るという演奏会を予定を見て予約していたのだが、、、
8月に飯守さんが急死し、演奏会の開催が危ぶまれていたが、何とスダーンが曲目の変更なしに代演を引き受けてくれたという
ブルックナーに限らずミサ曲は演奏頻度が低いのでスダーンには感謝しかない
最初のバッカナールは女声コーラスを伴いからか演奏会で採り上げられる機会は少ない
私は今回初めて実演で聴いたので、作品成立の過程から見ても必要なのかなと思い、しっくりと来なかったが、
オケは、14, 12, 10, 7, 7、ホルンは8本を揃えた
客席は下手なプロオケを凌駕する入りだ
後半はいよいよミサ曲3番、ブルックナーの宗教曲はヨッフム盤で一通り聞いているが、3番も演奏に1時間を要するなど演奏時間が長いのでなかなか集中して聴けなかったが
今日は合唱曲のハシゴ、昼の世俗曲も良かったが、夜のミサの演奏も長さを感じさせない充実したものだった、
失礼ながらスダーンのミサ曲にはそれほど期待していなかったのだが、今日の演奏ではスダーンの曲に対する統率というか、オーガナイザーとしての力量をまざまざと見せつけられたような気がする
スダーンは東響への出演の頻度は減ったような気がするが、最近は日本の地方オケの客演も目立つ
日本の音楽事情に精通されている氏には、今後も日本の楽壇に指導的立場で接して頂けることを望んで止まない
ソロは皆さん良かったが、活躍機会が多いソプラノとテノールの健闘を讃えたい、特にソプラノの渡邊さんの美声には魅せられた
