3月29日18時 サントリー
指揮:オスモ・ヴァンスカ
ピアノ:イノン・バルナタン
ニールセン:序曲「ヘリオス」op.17
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 op.37
アンコール
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第6番 第3楽章 プレスト
プロコフィエフ:交響曲 第5番 変ロ長調 op.100
今日の東京は先日迄の、春を通り越して初夏を感じさせる陽気が嘘のように、一日中冷え冷えとした雨模様の天気だった
コートに身を包んで、川﨑定期からの振り替えたサントリーホールに向かう
テレ朝前に何かイベントが行われたのか、これからあるのか、10軒ほどの出店が並んでいるが、流石に寄っている間は無い
ヴァンスカを聴くのは初めて、ここ数年都響を振っているような印象はあるが、コロナで複数回流れており、公演が実現したのは2023年だけのようだ
それ以前にも読響、広響などにも客演していたようだ、
サントリーホールは満席ではないが上々の客入りではないだろうか、
オケは16型、コンマスjはプログラムではニキティンだったが、現れたのは田尻さん、どうやら急病での交代だったらしい
続けてヴァンスカ、70を超えている筈だが、シュッとしている
一曲目のヘリオスは実演で聴くのは初めて、ヴァンスカはきびきびとしたタクト捌き
ニールセンがギリシャ旅行で発想を得た曲だそうだが、いい曲でびっくり、ある種の神々しさすら感じさせる、勿論演奏が良いのだろうが
演奏後、ヴァンスカは再三ホルン奏者4+1名に起立を促せていた
ベトのPコンは最近は皇帝ばっかりで、3番は久しぶりに聴く、
バルナタンも初めて聴いたが、この曲にぴったりの実に端正だが色彩感も感じられる演奏
アンコールのピアノソナタも素晴らしかった
東京春にも参加しているようなので、出来ればまた聴きたい
休憩後はプロコフィエフ、正直、プログラムの曲に統一性が感じられず、何で最後にプロ5なのかと思っていたが、、、
凄い演奏を聴いて仕舞った、脱帽です、
ブラボーが飛び交い、もちろん、ソロカーテンコールがありました
客席にはノット提督の姿もありました
ヴァンスカの次は、都響の定期でシベリウスか、行けたら行くけど、、、
個人的にはコロナで流れた、ハンソンのロマンティックを是非聴きたいです

3月15日13時 武蔵野市民文化会館 小ホール
ピアノ/小川典子
《第1部》
E.サティ:犬のためのぶよぶよした前奏曲
E.サティ:犬のための本当にぶよぶよした前奏曲
E.サティ:短い子どものお話
E.サティ:ばら十字教団のファンファーレ
アンコール
E.サティ:ピアノのための7つの小品:メドゥーサの罠
休憩(20分)
《第2部》
E.サティ:3つのジムノペディ
E.サティ:3つのグノシェンヌ
E.サティ:官僚的なソナチネ
E.サティ:ひからびた胎児
E.サティ:自動記述法
E.サティ:ピカデリー
E.サティ:ジュ・トゥ・ヴ
休憩(30分)
《第3部》
E.サティ:本日休演 第1部
E.サティ:シネマ
E.サティ:本日休演 第2部
アンコール
E.サティ:ジュ・トゥ・ヴ
休憩(20分)
《第4部》
E.サティ:ヴェクサシオン
武蔵野には昨年末の松田華音のショスタコ以来、そのときは休憩2回の長丁場だった、
今回はそれに輪をかけて長くなりそうなので躊躇は有ったが、これだけ纏めてサティを聴く機会は逃がせないと思い切って、参戦した
小川さんを聴くのも久しぶり、3年前くらいに日フィルのラザレフやっぱり来ない定期演奏会でのラベルのPf協以来、指揮は秋山さんだった
その時は気づかなかったけど、小川さん凄い、参戦して大正解、得難い経験となった
最近鉄道事故が多いので、早めに現地到着、入場時にパンフと銘店の菓子(3個入り)を受け取る
この菓子は公演の案内でも予告されたものなのだが、、当然の事ながら会場内は飲食不可、
しかし開演前のアナウンスで、「出来れば休憩毎にホワイエで食べて欲しい…、喫茶室にも持ち込みできます」と言われてもな、、、
食べてる人もいたけど、流石に水分なしに、お手拭きも無しにホワイエでは食べません
2回目の30分休憩で、試しに喫茶室への列に並んだが、数分経過しても列が一向に進まないので、離脱しました
折角菓子を配るなら、コーヒー、紅茶を小さな紙コップにて希望者に配給するようにしたらと思うが、贅沢な望みだろうか
閑話休題
第一部は、いわゆるサティっぽい作品、いずれの作品も初めましてだ
最初に小川さんから今年はサティ没後100年ということもあって、今回のコンサート開催を企画したした旨、本日の流れについて語られた
そして最初の、犬のためのぶよぶよした前奏曲を構成する4曲について簡単に解説したのちに演奏に移った、当然の事ながら何がぶよぶよなのか全く分からなかった
続けて、犬のための本当にぶよぶよした前奏曲を構成する4曲について簡単に解説したのちに演奏に移った、当然の事ながら何が本当にぶよぶよなのか全く分からなかったが、曲調はむしろ後者の方がクリアだった
以降も作品解説の後に演奏というスタイルでコンサートは進行した
次の、短い子どものお話は3曲、本当に私でも弾けそうな感じだったが、曲はつまらなかった
最後の、ばら十字教団のファンファーレに関しては、サティが英国教会とカトリックの洗礼を受けた経緯などが紹介された
最後に、一部は短いのでと、アンコール曲が演奏された、
第一部の曲は、まあ一期一会かな
第二部には、サティの代表曲が集結、
最初に、ジムノペディとグノシェンヌを連続して演奏、ジムノペディもゆったりとした好演だttが、グノシェンヌは更に気持ちの籠った演奏だった、
続く、官僚的なソナチネも今日聴きたかった曲、
そして、ある意味代表曲のひからびた胎児の3曲、これら曲も実演で聴くのは初めてだが、特に印象には残らなかった
自動記述法の3曲も、特に印象には残らなかった
続く超有名曲、ピカデリー、ジュ・トゥ・ヴの気持ちを込めた演奏だった
第三部は、ある意味今日のメインだったのかもしれないサティ最後の作品となった、本日休演および幕中映画のシネマ
小川さんは、本日休演の幕中映画はYoutubeに上がっているので是非見るように言われてたので、さっきまで探していたのだが、
私の要領が悪いのか、シネマの冒頭のラクダの葬送のシーンが見つからなかったので消化不良
第四部はヴェクサシオン、小川さんは、レヴィットが実演するかどうか話題になっていると言ってましたが
これについては、私調べではコロナ渦でレヴィットは、既に同曲を配信していますが、新たにコンサートで演奏するのかな?
演奏開始から、1時間を経過した18時くらいに、ホールの職員からの笑顔の促しがあり、素直に退場しました
疲れたので、筆を置きますが、実に楽しかった
この分なら、小川さんは、サマーミューザでも、何かやってくれそう、
それにしても幕間映画をちゃんと冒頭から観たい

3月12日19時 サントリー
指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
ヴォツェック=サイモン・キーンリーサイド(バリトン)
鼓手長=ベンヤミン・ブルンス(テノール)
アンドレス=伊藤達人(テノール)
大尉=イェルク・シュナイダー(テノール)
医者=ファルク・シュトルックマン(バス)
マリー=アリソン・オークス(ソプラノ)
第一の徒弟職人=加藤宏隆(バス)
第二の徒弟職人=萩原潤(バリトン)
白痴=大槻孝志(テノール)
マルグレート=杉山由紀(メゾ・ソプラノ)
合唱= 新国立劇場合唱団
TOKYO FM 少年合唱団
音楽総合助手・合唱指揮= 冨平恭平
ベルク:歌劇「ヴォツェック」作品7(演奏会形式)
今期読響定期の眉目となる公演、
天気は生憎の雨模様だったが、サントリーホールはほぼ満席の盛況
そういう自分は、ヴォツェックを実演で通して聴くのは初めてだったのだが、想像を超える素晴らしい公演だった
まず歌手陣が素晴らしかった、特にマリー役のオークスは、終演後に誰よりも多くの拍手を集めていた、
他の海外勢も皆良かったのだが、日本勢も負けていない、特にアンドレスの伊藤達人が印象に残った
ヴァイグレ指揮の読響も、この難曲を殆ど傷の無くさらりと演奏、
細かくは書かないが、演出も過不足無いもので、大満足のコンサートとなった
ヴァイグレのソロカーテンコールもあった
