6月9日19時 ミューザ川崎
指揮:タルモ・ペルトコスキ
ピアノ:辻󠄀井伸行
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番[ピアノ:辻󠄀井伸行]
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
[アンコール曲]
<ソリストアンコール>
ワーグナー(リスト編):エルザの大聖堂への行列
<オーケストラアンコール>
ビゼー:「カルメン」前奏曲
基本的に1オケ、1公演に絞って聴くようにしている
今回ペルトコスキのプログラムは前半が辻井とのラフマニノフ、後半がマーラーとショスタコの2種類、
以前のN響定期のマーラーがピンと来なかったのでタコを聴くことにしました
会場はほぼ満席、客層は若干女性が多めか
実は辻井さん聴くのは初めて、やっぱり特別なピアニストだから、避けていたわけではないけれど、自分から聴きに行こうということはなかった
辻井さんはペルトコスキの背中に手を添えて一緒に入場、オケは14型
第1楽章、冒頭、辻井さんの打鍵は優美だが力強さに欠ける、曲の進行とともにオケの音に埋もれてしまう局面が多かった
第2楽章はオケが鳴らないので辻井さんのピアノを堪能でき、第3楽章も普通に楽しめた
今回、辻井さんを初めて聴いたわけだが、特別な感想はないというのが正直な感想だ
辻井さんは、秋にはフランスで同オケの定期でベートーベンの2番を弾くという
後半のタコ10番、オケは16型に、
これが実に聴かせる演奏だった、1楽章に木管の2重奏がふんだんに登場することに気付かされた
演奏のすばらしさについては、他所で多く語られるだろう
考えてみたら、フランスのオケの公演なのに、プログラムにはフランスの作品が皆無、
以前マケラが都響振った時も、悲劇的と、レニングラードだった、
ともあれ終演後の拍手は大きく、ペルトコスキもオケのメンバーも満足げだった
アンコールで、ようやくフランづ音楽が演奏された

6月6日14時 サントリー
指揮:広上淳一
ヴァイオリン:服部百音
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ファジル・サイ:ヴァイオリン協奏曲 Op. 25 「ハーレムの千一夜」
アンコール
E.イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番ニ短調『バラード』
コープランド:交響曲第3番
先月の5月定期から間を置かずに6月定期
今日のプログラムは全然広山さんらしくないプログラム
そして、先月は集客が今一つだったが、今月は完売ではないが客入りは上々
最初のパリのアメリカ人、オケは16型、コンマスは扇谷さん、
そして、登場した広上さんは燕尾服、広上さんは最近は日フィルで聴くくらいで、ファッションチェックをしていないが、正装は珍しいのでは
演奏は実に流麗、これまで見てきた広上さんの指揮は何となく演出過多に思えることがあって苦手だったが、今日は動作が大きいのは相変わらずだが、非常に的確な指揮ぶりに見えた
2曲目はファジル・サイのVn協、日フィルでは広上さんが1月にもVc協を採り上げていた
ソリストの服部さんを聴くのは久しぶり、デビュー当時は音の線が細く苦手だったが、
しかし、ステージに現れた彼女は、以前にも増して美しく、前後の席のおば様たちからも嘆息が挙がっていた
オーケストラは約半分のサイズに縮小され、民族楽器だろうか小型の太鼓が置かれていた
服部さんは力強い弓捌きで情熱的な演奏、ヴァイオリンと太鼓だけの演奏シーンでは照明がスポットライトになるなど演出にも工夫が凝らされていたが、なんかサイの作品は今一つピンと来ない
アンコールのイザイは一段と迫力のある演奏で、私が彼女に抱いていた苦手意識は完全に払拭された
後半のコープランドは、再び16型、
過去に聴いたときはあまり共感できなかったが、今日の日フィルの演奏はフル4管に増強した管楽器の演奏が素晴らしく、曲のアメリカニズムを表現する様々な側面に気付かされた、
終演後は日フィルの定期にしては(失礼)大盛り上がりだったが、広上さんが奏者を一人ずつ立たせるので拍手する方は疲れた

6月5日18時半 新国立劇場 オペラパレス
【振付】マリウス・プティパ / レフ・イワーノフ / ピーター・ライト
【演出】ピーター・ライト / ガリーナ・サムソワ
【音楽】ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
【美術・衣裳】フィリップ・プロウズ
【照明】ピーター・タイガン
【オデット/オディール】小野絢子(1-3幕」)
【オデット】吉田朱里(4幕)
【ジークフリード王子】奥村康祐
2024年の9月に尾高さんの抜粋演奏を聴いて、「よし決めた、一度はバレーを見に行くことにしよう」と宣言してから2年近く経過したが、ようやく行った
本日は全10公演の初日、予想通り観客の殆どは女性である
公演に行くかどうか逡巡があり、チケットを購入時点ではC、D席しか残っていなかったので、今日は4階正面から鑑賞
最初に拍手が起こる、おそらくピットのオケに対するものだろうが、自席からは見えない
程なく音楽が始まる、演奏はポール・マーフィー指揮の東京フィル
そして幕が開き、一瞬の葬送シーンの後、1幕はジークフリード王子のための宴の場面だ
ダンスが披露されるたびに拍手が起こっている、最初は恐る恐るだったが、次第に拍手の要領が分かってきた
一番感心したのは王子の友人ベンノのダンス、切れ切れだった、
東フィルも流石に手慣れた演奏であった
そして2幕でオデット登場なのだが、何といっても30人もの白鳥たちの踊りのシーンが圧巻だった、やはり見に来て良かった
休憩を挟んで3幕の舞踏会、初心者の私如きが云うのも何だが、王女たちのダンスのうち個人的にはポーランド王女が良かったです
再び休憩を挟んで、4幕の開始前に、舞台の袖に職員らしき女性がマイクを持って登場、
そして、オデット役の小野絢子が体調不良にため降板し、4幕は吉田朱里が演じることがアナウンスされた
3幕のオディールの動きを見る限り、特に問題ありそうには見えなかったのだが、
そして4幕が開き、情景の音楽の下で悲劇的に終幕を迎えました
感動して、少し涙が出ました
途中で主役交代というハプニングは有ったが、白鳥の湖、やっぱり見に来て良かった
