あーあ。
景色は素晴らしいのに
空気も清々しいのに
朝からヘットヘト…
朝8時。
ホテルの内装工事人たちがエントランスドアを激しく叩きまくる。
ガンガンガンガン!!
うるさいー!受付スタッフはどこ!
うー。寒いのに・・・
起きて開けてあげる。
もー
そして、二度寝。
・・・
。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚ファ〜ア
さー熱いシャワーでも浴びよー!
あれ。
湯沸かし機に電気が来ていない。
おかしいな。昨晩まで付いてたのに。夜中に停電があったせい?
この寒さでシャワーを浴びれないってありえない!
クッソ寒いっちゅーの!
しかし、相変わらず、担当の受付は不在。
近くのスタッフを呼んでみてもらうも、原因不明の様子。
うーん。発電機を入れ直せばいいと思うんだが…
ん?
「バケツにお湯をいれて持ってくるよ」
やめて!インド式は!!
注: インドではシャワーのない家も多く(特に低所得者)、バケツにお湯を溜めて体を洗う。その習慣からか、三つ星くらいのホテルまでなら、シャワールームに大きなバケツと手桶を発見できる。
湯沸かし器がつかないってどういうこと?
さ、寒い…
ただでさえ、朝、エントランスを開けてやったというのに・・・
ムキーッ!
ちゃんとしたホテルダロウ!!
受付スタッフ、どこだー!
3階まで、各階で声を張り上げる。
…シーン。
外出中らしい。
仕方なく、その辺にいたよく分からないスタッフを再度捕まえて、アーダコーダ。
結果、そのスタッフが発電機を動かしたのか、ようやく湯沸かし機がON…
しかし、お湯が沸くまで40分ほど待たないといけない。
ネットでもやるか。
Wi-Fiは受付ロビーにしかない。
これまた寒い中(ヒーターはない)、そこにいたら、受付登場。
受付「湯沸かし機はオフだったんだって?
お前のやり方が悪かったんだろう?
スイッチをオフにしていたんだって?」
は?ʕʘ‿ʘʔ
わ、ワタクシの責任にされてる?
・・・
カッチーン…
ば・く・は・つ(*´∀`*)
・・・
何を言おうが、向こうも自分の説から一歩も引かないからね。
お互いにヒートアップするネ。
部屋までいって、他のスタッフを巻き込んでのバトルに発展。
「怒鳴るのを止めろ!」
声を静めるも、朝ダラダラしてたくせに、いちゃもんつけてきた受付にエラソーにされる筋合いはない。
結局、受付が間違ってたことが分かり、スゴスゴと帰っていく。
部屋から出てけ!(`×´)
・・・
数分後、内線コールがプルプルプル〜。
さっきの誤りのお詫びとして、簡単な朝飯が提供されることに。
コーンフレークとオムレツを食ってたら、さっきの受付兼マネージャー(実は)が来て話し始める。
見た目は若くとも中身はオヤジが入っているワタクシから、お説教でございます。
お前の月給くらいの値段を払ってるんだからウダウダ
仕事しろウダウダ
お前が発電機を入れれば、すぐに問題解決しただろうウダウダ
観光産業やってるんだったらウダウダ
オヤージ!
なお、この前に、
他に宿泊客がいないせいか、ルームサービスもレストランの提供もなく、夜はトラックがガンガン飛ばしまくる真っ暗闇な道をケータイのライトをつけながら歩き、インド軍キャンプの横を通って見張り兵に観られながらバザールまで行って安レストランで夕飯を取ったり、
気温は10度以下なのに部屋のヒーターはストップしてて、ベッドの電気毛布だけだったり、
…という伏線の上での出来事。
ムリなの!
本格的なバックパッカーにはなれないの!!
寒いものは寒い!
爆走するトラックの横は怖い!
排ガスが酷い!
最低限の設備とサービスは欲しい!
あ、全然話が変わるけど、カシミール・ボーイズが持ってたこれは暖かかった(*´∀`*)
・・・
そんな中途半端なホテル(でもそれなりのレベルのホテル)をチェックアウトして、ソナマルグともお別れ。
しかし、時は金曜。
金曜といえば、ムスリムの礼拝。
礼拝は集会となり、市民運動のリーダーが声を張り上げてデモを呼びかける。
そんなカシミールの状況。
旅行計画のときは、それをすっかり忘れてソナマルグからスリナガールに移動するプランを立ててしまった。
そして、ヒヤッとしたことが起きる。
あ、いや。
第2の火山が爆発する。
あ、そう、こっち。火山の方がポイント。
人生は情熱的。
続く…