ワインじゃないお前は酢 -153ページ目

肘掛けてたもう

誰もいないのに来て、きっとそこにいた人が大事だったらしい金曜日晩の街裏方でシケモクをつまみながらこっちを違う人の目で見ている宿無し。

雨が引けて、月はあるものだから薄くて禿げた雲が夜なのによく見える。

休みの前、テンション絶頂期の金曜日は早く寝た。明日は自転車だ。

土曜日、荒川。
日曜日、台場。
日焼けした。顔は熱いし、腕は痒い。不潔であるかもしれないが、日焼けに慣れていない感じ。
お陰様で坂を一秒でも速く登れる。

ゴールデンウィーク中に遊んだ友達と「自転車が速くても偉くもなんともないわな」なんて笑いあい、今もそう思っているが、こんなに楽しいことはない。

よく食い、よく寝て、最後はF1を観る。

金曜日

悩む。

朝を抜き、昼を抜き、晩まで食事を控えた。
歩く一歩一歩の速さよりも速く、「何を食べようか」と頭は巡る。
腹が減ると周りをいとわず、また単純となり近くにめぼしい食事処あらば考慮せずに暖簾をくぐる。

入ったのは金曜日夜にして客の影薄い、ラーメン屋。
味を期待せずに味噌ラーメンと天津飯を頼むこと数分、出てきたものはやはりというべきなのか、大したうまさにない。

瓶ビールを頼み、コップに注ぎ足しと同じく麺をすすり、ご飯を食べる。
味気ない。
もっとも悲しいのはこれでお腹が満たされること。

残念を覚えながら、店を後にすると、雨が止んでいる。
そういや、日本中、東京ばかりが傘のマークで不快な空模様だった。

明日は休みで晴れとなると、ありがたいもので文句はいつの間にか出ない。

齢28にて五月病かおまえ

最近いいことあった? ブログネタ:最近いいことあった? 参加中


東京に一人暮らし。

電車に乗れば人、飯を食いに飯屋へ行けば人、その飯屋に行くために外へ出ても人。

仕事場での会話はなんとなく自分がよそよそしい。


人は沢山といるが、知り合いは限られて少ない。滅多に口を開くことなし。


寂しさを紛らわすために自転車を手に入れた。

自分は速くないが、自転車は速かった。それは遠くへ出かけて喜んだ。


自転車は楽しいが、口はつぐんだままだった。


久しぶりに実家へ帰る。

友人と話をする。

家族と食事を取る。


実家に戻るまで、孤独に慣れたと思っていた。

とんでもない。

たまにある孤独が心地良いだけだ。

孤独は難しい。


最良のゴールデンウィークだった。


帰ってまた、しばらくは突っ張って生きていこうと思う。