でりの気まぐれ日記 -23ページ目

なんですと?

いつのまにエースが決まったの?

いったい誰?まさかオイラだとかのオチではないよな…


リーダー曰く・・・

「うちのエースは、女性と昔から決まっているっ!」

昔から決まっているの?いつのまに?

知らんかった…

確かに去年までは、女性である

チームのメンバーは、全部で22人

その中の10人が女性である


女性と言われた瞬間に、誰だかがわかる。

確かに、「華」はあるし、よいかもしれない


その女性は、180に乗っているけど

FDを扱えるのか?

と言うより、このFDは今は欠陥だらけだぞ…

どうすんだ?と、とりあえず聞いてみた。


「まずは、オーバーホールでしょう」

確かに、オーバーホールは良いかもしれない賛成だ

マフラーからの異音は、スペックシールが逝ったのかもと思っていた。

これは、ばらさないとわからないことだけど。

高回転で回していなかったから、ある程度のパワーダウンは納得できる。


で?どこに入れるの?と聞けば…

俺たちみんなでやる とのこと。


え?ロータリーをばらして、組み立てると言うことか?

無謀ではないか?

とりあえず、やってみてダメだったらリビルトエンジンを探すとの事。


久しぶりに、メカニックとして燃えてきたかもぉ~

顔色は隠せない

たまり場の駐車場に到着


オイラがFDに乗っていたことを知っているやつは

結構、今のメンバーでもいる


「でりさんは、やっぱりFDが似合うね」とか言われた

よく意味がわからないけど…


「顔色さえないじゃん?どした?」とも言われた


こんな状態で、顔色がさえるわけ無いだろう…


とりあえず、幹部会議を招集


「どうすんだ?このFDは?おいらに返してくれるの?」とオイラ

「でりさんは、今のインプがあるんだからFDはいらないでしょう」とリーダー


「このFDは、チームとして維持していくつもり」

幹部連中も納得している


チームの運営費は、みんなの無尽でまかなっている。

どうしてもお金は必要だけど個人で出すのは限界がある。

だから無尽でみんなで無理が無いぐらいに出し合っている。

車を一台維持するぐらいは、無理なくできる

この意見には賛成だ。


で?このFDは誰が乗るの?と聞いたら…


ダウンヒルエース と言われた


え? エースは決まったの?いつのまに?


攻めてみる

ホームに到着。

とりあえずヒルクライムを攻めてみる。


おかしい…明らかに足回りがエンジンのパワーに勝ちすぎている。

バランスが取れていないとはっきりとわかる。

マフラーから、異音がする?

あれ?バッファイヤー?

こんなことは、オイラの知っている限り無かったはず・・・


だんだん、本気エリアに突入していく。

うりゃ~などと言いながら、ドリフトしてみる。


明らかにおかしい…

アクセルにエンジンがついてきていない・・・

アクセルでドリフトをコントロールできない

簡単に言えば、言うことを聞いてくれないと言う感じ。

それともオイラの腕が落ちているのだろうか…


元々、このFDはバリバリの峠仕様に仕上げてある。

パワーが出てくれないと足回りが勝ちすぎてしまう

これでは、欠陥車だ…

逆に、遅くなってしまう


パニックのままヒルクライムは終了する