でりの気まぐれ日記 -20ページ目

歩み寄って妥協点を探す

さて、笑いをとって少しは場が和んだところで妥協点を探す。


リーダーが言うには、最終的にはデモカーにしたいとの事。


それはそれで、今まで場所の提供など世話になっているから

協力できることはなるべく、協力したい

と言う気持ちは、チーム全員の気持ちだろう。


だけど、オイラから言えばそれとチューンは別物である。

扱いにくいとわかっているようなチューンはしたくない。


ドライバーのレベルに合わせて段階を踏んでのチューンなら大賛成である。


ハイパワーのFR…しかもロータリー

プロのドライバーなら乗りこなせて当たり前だろう


しかし、今回は180に乗っている女性…

走行会では、180を振り回すレベルまでは達している。

教えていて飲み込みも早いし、キラリと光るものを持っているのは認める。


しかし、これからレベルが上がって扱いきれるだろうか…


チューンしてしまうと乗ってしまう可能性がある。



やはり妥協できん 反対だっ!

じゃぁ 俺が乗るっ!

「じゃあ 俺が乗るよ」とヒルクライム担当のUJ君


オイラの一番弟子…

オイラを信頼してくれるレベルは最高位

確かに譲ってよいとは思うが、UJ君もインプ…

4WD使いである

ハイパワーのFRはやはり無理があると思う。

でも、こいつは実際に速いのは確か…

オイラが教えた中でも一番伸びていると思う。


愛弟子を危険にさらすこともできない


そこで思いついた言葉が…


「お前はダメっ! イケメンだからっ!

 FDはイケメンは乗ってはいけないと昔から決まっている」

と言ったら、みんなが大爆笑


この辺が、みんなのツボか?

緊急幹部会議っ!

本人が到着するまで、緊急幹部会議開催っ!



と、言ってもただの話し合いなんだけど…


討論していくと

チューンが反対なのか?

乗せるのが反対なのか?

と言う話になってきた。


オイラとしては、どっちも反対

FRで350PSも出せば、まず間違えなく扱いにくい。


オイラの理論では…

扱いにくい車=事故りやすい車

と、言うことになる。

誰が乗っても同じである。


元々、300PS前後は出ていたはずなので

これでも多いぐらい。


ツインターボなのでレスポンスはよい。

NAとまではいかないが、不満が出るほどではないはず。


元々、乗っていたオイラだって、段階を踏んで

そこまで仕上げてきたのだから…

いきなりじゃ無理だと思う。


「でりさんが、彼女を鍛えればよいじゃん 教育係りなんだし」

「できるならやるけど…まず今シーズンでは無理だろう」とオイラ…


オイラは、車の運転は天才的な人はいないと思っている。

練習に練習を重ねて上手くなっていく…

どうすれば、車がどう動くのかをまず理解して

体で覚えて、考える前に手足が動かすのだと思っている

これには天才はいないと思っている。

だからこそ、自分の腕に合ったチューンをするのがベスト。

その時点の、自分の車を使いこなして初めて上の段階に進める

という考え方。


それが自然の摂理だと思うんだけどなぁ