さぁ、本日は入荷と同時にお問い合わせを沢山頂き、かつ、「前回購入出来なかったぁ!」とお客様方の嘆きも響いておりましたダブルヘリックス別注のジャケットをご紹介させて頂きます。
因みに、決して第二弾とかではありません。
一作年前から企画しており、この段階でようやくのリリースとなった次第です。
愚痴にはなりますが、今、ダブルヘリックスって、マジで世界中で人気なんです。
特にハリウッドスタア達が着ている事もあって、本当に凄いんです。
そんな訳で別注するにも納期が全く読めず、ある日突然入荷となり、そして、今回のリリースとなった訳です。
まぁ、そんな僕の戯言はどうでも良いんですが・・・
早速、ご紹介して行きましょう!
如何でしょうか?
このカットを見ているだけで、まんま、ビンテージ感が溢れていませんか?
こちらは1950年代に実在したALL STATE社のジャケットをオマージュして別注させて頂きました。
ダブルヘリックス別注のジャケットに関しては前回の時にも色々と綴らせて頂きましたが、本日は拘りのディティールの蘊蓄の前に「なんでシングルなのか?」って事にフォーカスし、僕目線で綴ってみたいと思います。
お陰様で弊社は今年満30年周年を迎える事が出来ました。
その間に多くのお客様方に革ジャンをお買い上げ頂きました。
創業時の弊社の革ジャン事情におきましてはフライトジャケットの代表格でもあるA-2に力を入れていた事もあり、「初めて購入した革ジャンはA-2!」なんてお客様も多いのではないでしょうか?
しかし、一つ枠の外に出てみると・・・
実はシングルのライダースジャケットが「革ジャンデビュー!」って方が非常に多いんです。
特にアメリカでは!
統計をとった訳ではありませんが、云われてみれば僕のアメリカの友人達も挙ってシングルのライダースを着ていますねぇ・・・
彼らは決してバイカーではありませんが、みんな口を揃えて云うんです。
「気付いたらコレ(シングルのライダース)だった!」ってね。
確かに、映画のちょっとした小道具でもシングルのライダースって目にしますよね。
劇中で主役じゃない、誰かが着ている革ジャン、それがシングルのライダースだったりするんです。
そんな影響下からシングルライダースはお洒落を嗜むアメリカ人にとって、正に必須アイテムなんですね。
話は戻りますが、現在、弊社ではザ・リアルマッコイズを始め、ワイツーレザー、ファインクリークレザーズ、そして、ダブルヘリックスと革ジャンに主軸置いた・・・
所謂、専業メーカーの革ジャンを中心にお客様方にご提案をさせて頂いており、その選択肢は膨大です。
其々のメーカーが「ブランドの顔」とも云うべき革ジャンをリリースしている事もあり、ドレを選んで良いのやら・・・
故に、「アレとコレは持っているけどシングルのライダースって、持ってない!」って方が非常に多いんです。
そんな、お客様方に革ジャンの起点とも云われるシングルのライダースを着て頂きたくて別注の企画が始まりました。
そして、そこに弊社が拘り続けているホースハイド、ベジタブルタンニング、茶芯、シボ、経年変化を織り交ぜたのが今回の別注です。
「初めてホースハイドを!」と云う方の為に、ダブルヘリックスに協力を頂き今回限りのプライスが実現致しました。
勿論、途中何度も「値上げさせてくれぇ!」、「価格を見直してくれぇ!」と打診がありましたが、僕の中ではお客様方への「30年間の恩返し」様な意味もあり、今回の価格となりました。
サイズは36~42。
是非、初めてのホースハイド、そして、まだシングルライダースを持ちでない方、ご検討頂ければ幸いです。
因みに、蘊蓄は次回以降に綴ってみたいと思います。
と云う事で、今日も全身で早春のアメカジを楽しんで行きましょう!