ガレットブルトンヌ。その名の通りブルターニュのガレット。
ガレットと言ってもそば粉のクレープではなくて、バターたっぷりのお菓子の方。
フランスでは一般化していて、ブルターニュから遠く離れた南仏のスーパーでもたくさん売られている。
LU社やSaint-Michel社などの大手ビスケットメーカーはもちろん、モンサンミシェルにあるレストラン La Mère Poulard のガレットもよく見かける。
メーカーだけでなく、形や厚みも様々。
そんな数ある選択肢の中から、私が現在最もリピートしているのが、Chabrior のガレット。
Chabrior は大手スーパーのIntermarché のオリジナルブランド。
オリジナルブランドの商品はメーカーの物と比べると、物によっては味が落ちると感じることがあったので、メーカー品と値段の差があまりないのなら買わないようにしている。
特にお菓子などの比較的安価なものだと、メーカー品との値段の差はたいてい20~30サンチームほどのことが多いからなおさらである。
しかし商品によっては、オリジナルブランドがメーカーに勝る(と感じる)こともある。
その一つがこのガレットブルトンヌ。
勝ると言うか、あくまでも私の好みに合っているというだけなんだけど。
薄めのガレットは軽い食感。
噛めば口の中に広がる芳醇なバターの風味とちょうどいい甘さ、そしてほんのり感じる塩味が後を引く。
4枚入りの小袋が4つ入っているのだが、この4枚というのがまたちょうどいいサイズ。
そしてきちんとブルターニュで製造されている。
ついでにオーガニック製品。
これで1€ちょっと。
健康的見地から見たスコア(Nutri-Score)は最低ランクのEだが、お菓子なんだから当たり前。
バターが命のガレットがA判定だったら、逆に不安になる。
安くて美味しいので、ここ最近は買い物に行くたびに買っている。
たまたまよく行くスーパーがIntermarché だからこの製品推しなのだが、ひょっとしたら他のスーパーのオリジナルブランドにも良いものがあるかもしれない。
今度、別のお店のガレットも試してみよう。