スキンケア事情 | 南仏ーの生活

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若い頃は背伸びしてデパコスや海外コスメを買っては満足していたが、その後紆余曲折あって、お金をかければいいってもんじゃないと学んだ。

 

私の肌が必要とするのは

―拭き取り用化粧水

―保湿用化粧水

―クリーム 

の3点。

 

 

夏場はこれに日焼け止めがプラスされるが、冬場は日中用のクリームに入っている日焼け止め成分(SPF15くらい)で良しとしてしまう。

 

拭き取り用化粧水は、化粧落としに使う人が多いが、私は普通の洗顔にも使っている。

初めの頃は抵抗があったが、すっかり慣れてしまった。(それで良いかどうかは不明)

 

気に入っているのはURIAGE のEau Micellaire Thermale 。

これはよく行く近所の薬局で、500mlが2本セットで15€くらいで売っていたから買っていた。

使用感が軽く、化粧落としというより洗顔用って感じだと、勝手に思ってる。

 

しかし最近2本セットが見当たらなくて、1本買いだとお得感がないため、同じく2本セットで18€くらいで売っていた Avène の Eau Micellaire Démaquillante を買った。

しかしよく見ればこれ、400mlだった。しかももろに化粧落とし用だ。

とりあえず今のところ肌は大丈夫なので、終わるまで使うつもり。

 

顔を水で洗わずに拭き取り用化粧水で拭くのは、単純に洗顔が面倒だったから。

特に冬場はお湯が出るまで1分くらい水を出しっぱなしにしなければならず、貧乏性の私には耐えがたかった。

拭き取りなら季節も気温も関係なく、普通の洗顔では難しい首や耳の後ろまで洗える。

夏場は日焼け止めを落とすのにも使える。

あと、ヨーロッパの硬水は日本人の肌にはよくないと聞き、それもあって水で洗うのを止めた。

 

 

フランスや他のヨーロッパの女性は、拭き取り用化粧水の後にクリームを塗っておしまいらしいが、私の場合それだと肌が突っ張る気がする。やはり保湿用化粧水が必要なようだ。

 

フランスに住むようになって驚いたのは、保湿用化粧水がないこと。

これはフランスやヨーロッパに住む日本人女性あるあるらしく、同じ悩みを持つ友達から、BIODERMAのHydrabio Tonique というローションが保湿効果が高いと聞いたので、しばらく使っていた。

ドイツに引っ越してからも、フランスに戻ってからも使っていたが、これ、他の薬局系コスメに比べて割高なのである。

同じBIODERMAでも Cléaline H2O などは2本セットで安く売っているのをよく見るが、Hydrabio Tonique はそんな売り方をされているのを見たことがない。Hydrabio Tonique だけ置いていない薬局もたまにある。

 

なので、日本に帰ったときに大容量の化粧水を2,3本買ってフランスに持ち帰っている。

もし日本の化粧水のストックがなくなったら、またBIODERMAのHydrabio Tonique のお世話になろうかな。

 

クリームは、日中はニベアのQ10シリーズのSPF15のものを長らく愛用している。

ニベア王国(ドイツ)に住んでいた時、近所のドラッグストアで安く買えたので使っていたが、同じものでもフランスでは少し高い。

何か月か1度、スーパーでプロモになるので、その時に買いだめている。

 

夜用は、夏場はニベアソフト。冬場は青い缶のニベア。

夏だと普通のニベアが重く感じるので、試しにソフトを使ってみたら、伸びもいいし、軽いしで重宝している。

逆に冬にソフトだと物足りない感じがするので、普通のニベア。

どちらも風呂上りに体中に使えるし、子供にも使えるし、何より安いから手放せない。

 

昔は洗顔、化粧水、乳液、クリーム、さらに目元用のクリームや美容液なども使っていたが、自分の肌に何が必要なのかを突きつめていった結果、かなり簡素化された。

肌全体の調子はいいのでしばらくこのケアを続けるつもりだが、シミはこれだけでは不十分なので、シミ対策の化粧品を自分の肌にて実験中。成果がわかるのはまだ少し先かな。