中古車のサニトラ | dekozooのブログ

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B110サニーとC100カブと暮らすブログ

オイラ衝動買いしないんス。

3000円以上は一度気持ちを持ち帰るという慎重なオイラなんス。

皆さまこんばんわ。



中古車のサニトラです。


当たり前です。

新車のはずがありません。笑

平成2年車16万キロです。

旧車としてはかなり新しい車両です。

それでも30年以上経ちますね。


マスターバックが付いていたりフルトラ点火だったり間欠ワイパーだったり今では当たり前田のクラッカーですがそんなのが当たり前じゃ無いのが旧車です。


その新しめの旧車をしっかり路上復帰できるようにしたいと思います。

この車両整備記録もあり昨年の12月まで動いていたのでしっかりと言ってもそれほど問題無いと思われます。


一通り乗って車検がらみの点検をしてみました。


オートチョークの戻りが悪い。

左ブレーキに違和感。

ミッション2速の入りが悪い。

エンジンベットカバーオイル漏れ

クランク後部オイル漏れ

クランク前部オイル漏れ

フロントウェザー水漏れ


まぁどれも旧車では当たり前的なトラブルです。

この辺を悲観しているようでは旧車には乗れないと思います。

全て目を瞑るパターンも有り。

前部直すパターンも有り。

出来るところから少しずつというパターンも有りかと思います。


オイラはサニー乗りなので過去の経験を活かして出来る限り短期で全部いこうと思います。笑


先ずは1番乗るに当たって鬱陶しいオートチョークの戻らない症状。



エアクリーナー外して…

ノーマルキャブってほとんど触った事がないからよくわからん。


大体の場合スロットルの汚れからチョークの弁が引っかかってる事が多いです。

スロットル周りを清掃して動きを良くしてみると…


すんなり動くようになってくれました。


次は走行に不安が残るブレーキですね。

整備記録があるだけあって各部分旧車にしては良い状態でした。

が左フロントキャリパーだけトラブルがありました。


コレをみて問題無いと思ってはいけません。

ピストンのダストシールが光ってます。

本来なら乾いている物です。

という事はオイル漏れの可能性があるという事です。



ほらオイル出てきた。


ディスクパットの残量がかなり有ったのでそのことから推測すると錆びたピストンをそのまま戻してしまってピストンに傷がついて漏れてしまっていたと思われます。



しっかり押し込み傷があります。

磨いてもコレくらい残ってしまったのでコレで漏れたらピストン交換です。

パット交換はパット交換しなくてはならないくらいピストンが飛び出したままでいるためピストンに錆が発生しています。

なのでその鯖を落としてからピストンを押し込まないとこう言う二次災害になります。

素人整備なら仕方ないですがプロ仕事だととても残念ですね。



OHキット約5000円。

ちゃんと作業してたらいらない費用です。


次はオイル漏れ。

旧車は当たり前的ですが漏れていない旧車はとても凛々しいです。


コレは重整備なので気持ちはのりませんが頑張ります。


この車両も黒いオイルシールが使われてます。

何で純正じゃないんですかね?

ここの数100円そんなに大事?

純正は10万キロでも漏れないと思います。

ので絶対純正オイルシールです。


純正は水色オイルシール。

この車両も10万キロ前ぐらいでクラッチ交換していると整備記録があるのでその時にオイルシールを交換されているんでしょうね。

この漏れ方からすれば5万キロぐらいで漏れ出てきてたでしょうね。


フロントも交換。


フロントは純正も黒オイルシールですので見分けはつけにくいですがエンジン前部にトラブルの元は無いですから一度も交換されている事は無いのが普通ですね。



ミッション2速はシンクロ摩耗ですが街乗りですのでオイル交換のみでしばらく様子見ようと思います。


後はウェザーから雨漏りがするので雨漏りの場所の特定のため先ずはフロアの点検です。

漏れ出て溜まりやすい所に錆はでます。




この車両は助手席の足元左右に錆穴があります。


内装のフェルトは水を溜めるので足元のみ排除。



水が出てもいつまでも溜まっていないようにします。


ついでにアマゾンの裏地がビニールのカーペットを敷き詰めてポンコツ感を薄れさせます。笑


綺麗な内装になったので雨漏れ受けを付けて暫く様子を見ようと思います。



年式が新しい方でメンテがある程度出来ている実働車両でもコレくらいのメンテは必要な事が多いのが旧車。


旧車に乗りたい方ある程度覚悟が必要です。

頑張って旧車の世界へ来てください。

来れたら現行車では味わえない乗り物の良さや人の繋がりの面白さ未知の事がたくさん待ってますよ。

是非旧車の世界へいらしてください。

お待ちしています。