あと数年で定年なんですがまだまだ勉強する事はあるようです。
皆さまこんばんわ。
基礎の無いオイラのようなプライベーターの1番の壁は言葉のニュアンスです。
文面で読んでも言葉で聞いても伝えてくれている方の言葉通りに受け取る事は中々出来ないと今更ながらに痛感しました。
少し前に初めてデフを2個組みそこそこ問題なく走っていましたがサーキット走行3回でデフから唸り音。
ソレも2個ともサーキット走行3回です。
まぁ同じ組み方なんで同じように出たんだと思います。
フェイス当たりと言うようです。
組んだ時は整備所通りだったのでピニオンの出しろが変わってしまったと言う事になります。
その原因はコラシブルスペーサー。
コイツの組み込みがデフの全てと言っても過言では無いと言うぐらい面倒なヤツです。
組み込みが悪かったり走りに耐えられなかったりするとこのスペーサーの寸法が変わって今回のようなトラブルになるようです。
なので寸法がか変らなくなるようにリジットのスペーサーにしてみます。
リジットにする事で安定した組み込みと安定したベアリングへのテンションを確保できます。
がその分組み込みは繊細になります。
ただノーマルのコラシブルスペーサーは潰しながらテンションを確保するので不安定ではありますがある程度こんなもん的な部分もあるかとおもいます。
どちらが良いとか大変かとかは目指すもので違ってくるように思います。
とにかく組んでは計測してダメならバラしての繰り返し。
常にベアリングを壊してしまうかもという不安と少しも面白く無い作業を繰り返していきます。
デフの作業のとっつきにくい1番な所は道具だと思います。
プレスにプーラーに固定器具やトルクレンチ。
そして沢山のシム。
幸いにもスペシャルなお友達にご教示いただきながら何とか前回組んだ時よりハイグレーな組み込みができたように思えます。
教えていただいた言葉のニュアンスをオイラが理解できていたらしばらくこのデフは壊れないはずです。笑