⑦の続き久々に長々と書きましたが、これでラストです。
極美君中心の若手のシーン。ショー全体の中でも少しコメディチック。
女歌手の出待ちをしている若者たちですが、「あの子を見ている鏡が憎い!」って
こっちは極美君が観ている鏡が憎いよ!って思いつつ(笑)
ピックアップに碧音君が入ってきてますが、お芝居と言い大活躍ですね!
影ソロは詩花すずちゃん。綺麗な高音で、これからが楽しみです
キャバレーのシーン。ここもとても印象的でした。男装のなこちゃんがかっこいい!
そしてラーマ神登場!おみ足を出していますが、、、、ナートゥで鍛えられすぎて
前太ももの筋肉が逞しすぎる!!盛り上がった筋肉に、ごちそうさまでした(笑)
椅子を使った振り付けが斬新。ここの振り付けもまた難しそう…
もとい、かっこいいですよね。ほのかちゃんの歌声も相まってどこか狂乱的で、
サーカスのシーンっぽさもあり。人々の笑いが耳に残ります。
キャバレーからまた最初の劇場へ。最初は一筋の光が差していましたが、
もうどんだけ寄り縋っても光は差さない。すっと影法師が現れては消える演出、
不協和音ともとれる音、礼君の表情も相まって、こちらまで不安を掻き立てられる。
ここでの「♪孤独」というタイトルと、「紛い物の僕」という歌詞にハッとさせられる。
きっと舞台人誰もが感じている、そしてとくにトップとして長年舞台に立ち続けている
礼君の心境なのかとも思ったり。礼君×コンテンポラリーはお馴染みですが、
孤独の中でずっともがき続けた、そんな気持ちが溢れている気がして…
観れば観るほど心にしみて泣いてしまいます。
シーンはガラッと変わって、懐かしき夢を振り返り。ぴーすけの「♪As Time Goes By」に
あわせて退団者たちが踊るシーン。先ほどですでに気持ちがぐちゃぐちゃなのに、
こんなん今までと打って変わってベタベタで攻められたら・・・無理ですね
ずっと変化球だったからこそ、ストレートが効いてきます。
音符に翻弄される作曲家たち、もといロケット。ここが変拍子すぎて
もう色々ついていけない(笑)🎵たちのロケットがかわいらしかったです。
ターミネーター?ロボット??
いやいや、近未来ですフィナーレ放送観たときちょっとプっ!ってなりましたが、
舞台で観たら・・・やっぱりフフッてなってしまう(笑)
礼君が歌うエルトン・ジョンの「♪The King Must Die」も、振り付けも、
なんならサングラスをとったりつけたりする振りもかっこいいんですが…
形かなぁ?もう少しどうにかならんかったか。
あと、サングラスで大階段は純粋にハラハラしますね誰も落ちなくてよかった。
最後のサングラスつけて、すぐ外すんかーい!ってのも、かっこいいけど
やっぱり少しフフッってなってしまう、ある意味ずっと心が動かされっぱなしの
ショーの中でもはや最終的には癒しなシーンになってましたww
デュエット「♪白い恋人たち」の大胆アレンジ。本当に恋人のように踊る
ことなこデュエット。こんなシーン、お芝居でも観たかったなぁ・・・あまりなかったな…
エトワールはぴーすけ。羽扇とシャンシャンの二本立てですね!ここでのシャンシャンが
廟みたいで変わってますね。早く殿堂で近くで見てみたい。
ここでのトップお二人の衣装がまた素敵(というか全体的に素敵でしたし、
なんなら衣装もセットもやたらお金がかかっているという感触でした)
礼君の衣装が、ちょっとジョージア風に感じたのは私だけでしょうか。
最初は本当にあまりについてけなさっぷりに「???」だったのですが(笑)
観れば観るほど、思い返せば思い返すほどいいショーだったなと。
宝塚らしからぬ?と思いきや、主題歌の歌詞の一部分に、
「花びら 月震わせ 雪舞い上がり 星纏う つま先かき混ぜる 天空」と
5組入ってるあたり、指田先生の愛を感じます。(『ジャガビー』もそうでしたね)
礼君となこちゃんコンビが、紅さんあーちゃんコンビと引き続き大好きで、
だからこそあと1作しかショー作品がないのが寂しくて・・・
(お芝居はね…ほんまに期待値は下げておこう)
それでも、最後にどんな二人に出会えるのか楽しみにしてます。
そして・・・いよいよラスト月城君&海ちゃんこちらも本当に泣いちゃうよな・・・
心して観劇しよう!