星組大劇『ディミトリ』『JAGUAR BEAT』観劇感想② | ★F**kin' Perfect★

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徒然なるままに、つらつらと。。。

年の瀬の忙しさにかまけて全然描き切れてなかった観劇感想。原因としては

忙しかったのと、体調が悪いのと、あと20云年ぶりに嵌ってしまったポケモンw

それでも2日の星組放送で、一応観劇録程度には書いとかな~と。

 

そんな風に思っていたら、まさかの公演中止えーん初日からまだ2日しか

経っていないのに、、、あれだけ2日に盛り上がっていたのに、

ジャガーもアヤツには勝てなかったか、、、本当に憎いぐすん

どうか罹患された方の早期回復と皆様の心の平穏を願ってやみません。

 

 

少しでも星組気分を味わうために、去年の記憶を振り返ってみたいと思います。

結局生で観れたのは2回。その2回目は去年12月の新公挟んで

公演中盤超えた頃。芝居はさらに円熟味を深め、より心に迫ってきましたえーん

そしてジョージアダンスは何度見ても迫力満点!いつかショーでも

取り入れて欲しいぐらい。(でもかなり大変みたいだから難しいか・・・)

 

ショーは座席の関係か、最初に観たときより音や光が抑えめだった気が。

単に慣れたのか、心構えが出来ていたからかもしれませんが(笑)

 

最初は「???」の感想しかなかったのも、ナウオンを3回見て

パンフレットを熟読したおかげで世界観に入ることもできアップ

まぁ「パリーン」あたりから置いて行かれましたが(笑)放送の時も思いましたが、

こちらも普通に好きなショーとなりました。なんせ中毒性が高すぎるw

 

少し心配だったのが、皆さん疲れも溜まっているみたいで。。。

お芝居もショーも結構ハードですからね。私が観たときは

ほのかちゃんが躓きかけてあり君に支えてもらってたのと(男前!)

 

中詰めでなこちゃんが客席に降りるところに足をかけるところを滑って

銀橋から落ちて叫び最前列の背もたれに手をかけて事なきを得ましたが、、、

 

ただでさえハードな公演に輪をかけて、例のアヤツ。

去年も思い返せばベアベア以外は公演中止に涙しましたが、

そんなことで負ける星組ではありません。再開を夢見て。。。。

「星組、パッション~メラメラ

 

 

ということで①の続き右矢印

 

今回はいきなりショーの感想から(笑)(何せ頭の中が「ビッビッビ~♪」)

サイトー先生趣味全開の疾走感溢れるどころか疾走感しかないコズミックショー(笑)

 

普通は緩急つけるものなのですが、急しかない、むしろ特急。

一度もテンポを落とさないところといい(あえて言えばデュエダン)

暗転がないといい、ここまで振り切ってくれたらいっそ清々しくもあります。

 

一応ストーリー仕立てではありますが、『BADDY』のようなものと思うと肩透かし。

初見時は全く話は理解できず、解説や何度か見てようやく理解。

ただし、何度見ても鏡が割れるところと車いすはよくわからん汗

けれど、それすら好とすら思えるヨシマサワールドが僕は怖い叫び

 

最初はなまじストーリー仕立てにするとショーの楽しみでもある演者の

色んな面が観られないのもあり、さらにストーリーもよくわかんないから

わざわざストーリー仕立てにすることなくないとも思っていたのですが。。。

この世界観に中毒になってしまえば(笑)もうジャガーの魅力に抗えなくなります。

 

 

今回の一番の特徴といえば、変拍子ならぬ変構成。それこそここ十年二十年の間に

ショーはある種テンプレート化しており、その中で物語性であったりテーマにそって

作り上げていくのが主なショーの構成となっています。

 

簡単に言えば、プロローグ→ブレイク→場面1→場面2→宙詰め→ブレイク

→若手orしっとりした場面→見せ場→フィナーレ入り→ロケット→群舞→

デュエダン→パレード。勿論この通りではないですが、大体これに沿っている。

それこそ異色と言われていた『BADDY』ですらこの法則にのっとってます。

 

それが、ガン無視の今作。さらに静がないため、宝塚時計が狂いまくり汗

中詰めがどこかわからなかったり、フィナーレが永遠に終わらなく感じたり。

時空を歪ませているといわれたのもこれが所以でしょうね(笑)

とはいえ、昔はあまり型にはまっていなかったショーも多く。

たまには、こういうショーも楽しいですよね音譜(中村B先生のような

一定のクオリティが保障されている安心できるショーも勿論よきですが)

 

 

お芝居も相当衣装が派手でしたが、ショーも本当に派手ビックリマーク

セットも含めて、すべての原色使ってますというくらいの勢い(笑)

星組×サイトーショーといえば『キラル』も相当派手でしたが、あちらは一応

赤で統一されてましたからね。LEDも相当使っていた感じがありますし、

人間の脳の限界を試された感が。とても目に毒なショーとなってます(褒めてます)

 

さらに今作の特徴といえば、やはり楽曲の強さが挙げられるでしょう。

楽曲、舞台展開、衣装、脚本。どれも素晴らしかった『ディミトリ』

完全に脳内から消失させる、中毒性高い楽曲の数々。

 

宝塚的にはお芝居、ショー合わせて楽しむものだから、それってよいの?

とも思わないでもないですが汗『キラル』の時は消し去るほどの威力が

なかったのと、お芝居の『アナワ』も相当濃かったからなぁ~ww)

一周回って、それすら許せてしまう『ジャガビー』の中毒性。

 

まず、使われている楽曲の数々というのが、プロレス入場曲多々に加え、

プロ野球中継挿入歌、パラパラ、モーターレース映画、ヒデキ(笑)

そりゃ疾走しまくって燃え滾るでしょうよとメラメラ

 

さらに主題歌と中詰め曲の「ビッビッビ~♪」「マジマジマジック♪」の威力たるや。

最初パンフレットで歌詞見たときは「ヨシマサ、、、とうとう狂ったか」とも思いましたが汗

なんどか聞いてると歌詞も良く思える不思議(笑)なによりメロディ~が

一発で頭に刷り込まれるのは、主題歌としてこれ以上のものはないですねにやり

 

 

続く右矢印