雪組次回大劇公演ラインナップが発表されましたね!
浅田次郎さん作品の『蒼穹の昴』聞いたとき、めっちゃ小躍りしちゃいました~!!
実は原作が大好きで何回も読み返してまして、続編の『珍妃の井戸』、『中原の虹』も読了。
何気に今まで何度かブログにも登場してまして。
こちらは以前、浅田さんがいらっしゃったとき(壬生義士伝?)やらないかなぁ~とぼやきを(笑)
まさか本当に叶うとは思いもよりませんでした!これで浅田作品も3作目でしょうか。
日中合作でドラマも制作されており、そちらも楽しませてもらいました!
田中裕子さんが西太后役をやられてました。
右上の女性?は開設にも名前があった春児の女形姿です。
もっと多いけれどこんな感じの登場人物たち。
男性陣は多いけれど女性陣が少ないのがネック。
この中で一番役が重いのが西太后、次いでミセス・チャンといったところ。
正直玲玲はあまり出番がないけれど、ひらめちゃんがやるんだろうか・・・
この本での西太后は目から鱗となるぐらいに良く描かれていて。
ある側面からみたら、聖母様のような部分もあるんでしょうね。
そういう意味ではひらめちゃんにやってほしい部分も。
実はこの作品やるって決まったときに、絶対春児そら似合うやん~って
思ったんですが、ここはやっぱり二番手のあーさになるんでしょうか。
他の配役も気になるところです!
この作品で心に残ってるエピソードがありまして。
イギリスと中国で香港租借が決まり、期間をどのくらいに設定するか協議したときのこと。
中国の全権大使・李鴻章が、永久という数字はないが中国には永久を意味する
九十九という数字があり、(完全数である百の一歩届かない数字であり、久久にも通じるから)
99年にせっていしたらどうか?と租借期限を99年後の1997年に設定した話。
この話の結末は皆さんもよくご存じですよね!
王朝時代と近代がまじりあい、同じ村の二人の子供が全く別な道を歩みながら
王朝末期を生き抜いていく。その軸には、世のために夫を殺し、子を殺し、
大事にして子よりも愛した甥をも幽閉した女傑の生きざまを描く。
わくわくして、胸が苦しくて、切なくなって。本当にオススメな本なのでぜひに!