星組大劇『GOD OF STARS』『Éclair Brillant』感想⑨ | ★F**kin' Perfect★

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徒然なるままに、つらつらと。。。

あともうそろそろしたらムラ最後の大階段を下りる頃でしょうかしょぼん

という事で昨日のうちに書いていたんですがサヨナラショーの感想。

ちなみに以前予想したのはコチラ右矢印

当たっているような、肝心なところを外しているようなでした。

まぁ私なんぞが考え付くものをあの紅ゆずるがやるわけないですよね汗

 

楽曲は『スカピン』3曲、『OSO』1曲、『オーシャンズ11』1曲、『ガイズ』1曲、

『キラル』1曲、『エストレ』1曲、『キャッチミー』2曲、『アナワ』1曲の合計11曲。

なんとホンとアイリーンの子供の数と一緒じゃ~ありませんか!

偶然だとは思いますが、セトリに『オーシャンズ11』が入っている事からも

あの子供の数はオーシャンズを指している説もあながち本当かもと思ったり。

 

実はトップになられてからのもの、入れても主演作だけかと思っていたので

『オーシャンズ11』『ガイズ』は少し意外。勿論両作品とも忘れられない作品ですし、

紅さんとしても節目で大事で好きな作品だったから入れられたのだと思いますが。

ちえさん、北翔さん時代のものを入れたのは、どの時代のファンの方にも

楽しんでもらいたい。そんな隠れた紅さんらしい気遣いのような気もしました。

 

予想では『スカピン』は「♪ひとかけらの勇気」だけだと思っていました。

でも3曲もいれてきた。私が思っていた以上に、この作品に対する

思い入れ愛情が強かった(そりゃそうなんですけれど・・・)

自分の読みの甘さに、紅さんのファンとしてまだまだすぎると反省しきりです。

 

 

1「♪ひとかけらの勇気」『スカーレット・ピンパーネル』

始めはやっぱりこの曲。なんせすべての始まりだったから。

上手スッポンから鬘もつけて登場。衣装はフィナーレのものだったか。

銀橋にて丁寧に歌われる姿、そして背後の三色旗。もう泣かずにはいられない

 

2「♪Deewangi Deewangi」『オーム・シャンティ・オーム』

なんでこれを抜かしていたんだろう!あれだけ盛り上がった夏だったのに。

ということで紅さんが捌けてかられん&まお中心となって、

梅芸フィナーレでやっていたハリッパver。そういえば蓮君休演でしたねしょぼん

(あ!だからこの曲を入れたのかな?紅さんのれんた愛が、、、)

途中で紅さん&あーちゃんが当時の衣装で登場。

衣装と言えば、みきちぐさんがオーム母姿で登場されてました(笑)

 

3「♪夢を売る男」『オーシャンズ11』

思い返せば、あの時はいろんなことがありました。

紅さんが初めてちえさんにタイマンで敵対する大きな役。初めてのフィナーレ歌手。

紅5のコンサート。そして大好きだった方々の異動。

ぐっと紅さんの歌唱力が伸びたというか、歌い方が変わった時期でもありました。

 

当時のパレードの衣装、ナンバーは勿論初演verです。

れんまおがボディーガード兼ブルーザ役をやっていましたが、

「スーパーマンはなんて名だ?」「クラーク・ケント!」のくんだりもやっていました(笑)

 

4「♪俺を告訴しろ(Sue Me)」『ガイズ&ドールズ』

そういえば、『OSO』の時なんで礼君居なかったんだ?と思ってたら、これだったんですね(笑)

袖から「ネイサーン!」とアデレイドちゃんが突撃!慌てて逃げる紅ネイサンww

ネイサン&アデレイドからぐっと紅さんと礼君の距離が縮まりましたものね!

 

礼君が以前のイベントでキャトルで二人で写った写真を選ぶ当たり、

二人通じ合っちゃってんじゃないの~とにひひとびきり可愛いアデレイドが再び見れて嬉しい!

。。。しっかし、2番手が女装、もとい女役するなんてすごいサヨナラショーだと思っていたら・・(笑)

 

5「♪あなたを見つめると」『スカーレット・ピンパーネル』

ピンクの可愛いドレスで銀橋で歌うマルグリット。濃い目の大人っぽいものじゃなく、

きりっと吊り上がった眉毛でなくてもマルグリットとして情感タップリに演じ切っている姿を見て、

彼女の成長を見ました。というか本公演もですが、あーちゃんかなり歌が上手くなっている!

ここでのと、後々登場する彼女の左手の指輪にも注目しても欲しい。

 

~紅子、大劇場を満喫~

しんみりとしていたところ、いや、アデレイドでは笑っちゃいましたけれどね・・・

まさかの紅子さんが、しかも台湾公演と全く同じ音楽で登場するとは夢にも思わず(笑)

歓声と拍手、皆どれほど彼女を待っていたんだと(笑)愛されてますね~

実際紅子も「紅子にきてほしいって要望が多かったから来てあげたわよっ!」とにひひ

 

何気初大劇場な紅子。ゆずるちゃんが触ったであろう所を触りまくり、

空気を吸いまくり、しまいには銀橋まで渡って0番に立つ音譜思いっきり大劇場を満喫!

途中「笑ってるの?泣いてんの??私が出てきてあげたんだから笑いなさいよっ!

仕方がないじゃない!ゆずるちゃん、ずっとはここにはいられないんだからっ!」

なんて言うもんだから、笑って泣いての大忙し叫びタイムアップのお知らせは

大劇場らしく豪勢にミラーボール。捌け際に「ゆずる、Foreverドキドキ」と最後まで明るい紅子さん


紅子さんとは紅5コンから始め、『REONⅡ』ちえさんDS以外

生でお会いすることができました。こうやって最後にまた

お会いできて本当に嬉しい(といいつつ、数日後にまた会えたりして)

 

6「♪Killer Rouge」『Killer Rouge』

れん&まお中心で『キラル』主題歌。でもお衣装はエストレプロローグの青い衣装。

若干脳内で混乱します(笑)少し短めだったかな?台湾を思い出しちゃいますねしょぼん

 

7「♪エストレージャス」『エストレージャス』

続いてエストレ主題歌中心にりらんちゃんも加わり、礼君が中心となって。

退団者のシーンではありますが、全ツで回った礼君が歌うことにより

次世代への橋渡しにも見えてしょぼん隣が舞空ちゃんってのもいい!

 

8「♪あなたこそ我が家」『スカーレット・ピンパーネル』

大階段からスモークが焚かれている中ふたりで降りてきて。

新調の真っ白なお衣装、まるで二人の結婚式かのよう。

キーが仲直りしてラストの方でしたね!初々しかったお披露目とは違い、

2年半組んだ後のデュエット。のびやかに歌う二人の幸せそうな表情が印象深い。

 

9「♪Seven Wonders」『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』

なんでこれ抜かしてたんだ、、再び。そうだった、これ本当に好きな曲だった。

二人が初めてちゃんと組んだ作品。作品自体も大好きでしたが、

本当にナンバーもどれも素敵で。今でも何度も聞いています(今は配信もされてないけれど)

 

大黒柱だったちえさんが退団され、北翔さんの代になった初めての作品。

二人が初めて組んだ作品。そしてこれも小柳作品。今回歌うのは必然的ともいえる。

 

思えばまだ二人の関係性はぎこちなかったし、技量もまだまだだった。

「あはは」「うふふ」とじゃれ合いながらしっとり歌う姿に二人の歴史が垣間見え。

映像化されずに再演もなかったからこそ、これが見たかったんだよ~としょぼん

もう観ることは絶対に叶わないと思っていたので、この神選曲に涙涙です。

 

10「♪Goodbye」『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』

今までずっと言ってきました。最初はDSで歌ったとき、その次は紅さんが

退団すると決められたとき、そしてつい最近サヨナラショーの予想をしたとき。

もしこの曲を歌われたら、絶対に泣く自信があると。案の定、、、笑って見送るなんて無理しょぼん

 

途中黒燕尾姿の礼君から赤いバラの花束を受け取り、銀橋を渡りながら一本ずつ投げ入れる。

アメンバー様に言われて思い出しましたが、この演出ってとうこさんのサヨナラショーでも。

とうこさんをリスペクトしてこの演出を取り入れられたのかなとも思ったり。

 

本当に王子様のようにキラキラされて、面白さばかりとりあげられてしまいますが

この人の本質はコチラだよなと。黒燕尾や白ドレスの組子たちも登場し

最後は星の王子様としてこの大劇場を去って行かれるんだと涙ながらに思っていたら・・・

 

11「♪ありがたや、なんまいだ」『Another World』

うん、最後に絶対来ると思った(笑)タカスペの衣装でも大概でしたけれど、

黒燕尾白ドレスという退団仕様で踊ると更にシュールでこみあげる笑い(笑)

 

しかも、ゆうちゃんさん(閻魔大王)みつるさん(貧乏神)までいらっしゃる豪華さ!

ゆうちゃんさんの黒燕尾姿だなんてかなりレアじゃないですか?しかも、お芝居終わって

きちんとショー仕様に化粧直しまでしてくださっただなんて感謝しかありませんしょぼん

みつるさんとご縁が深いのは言わずもがなですが、何気紅さんの初主演作にも

ゆうちゃんさん出演してくださってましたね。二人の関係性も大好きですラブラブ

 

組子もしんみりするというより弾ける笑顔がとても印象的で。

幕が降りてご丁寧に「チーンベル」で終わるものですから泣くに泣けない(笑)

 

 

紅さんがこれまでの事を振り返り“でこぼこ道”とおっしゃっていましたが、

ファンとしても嬉しさ楽しさと同時に、もどかしさや辛さ、モヤモヤとした気持ちに

なったこともありました。それも「チーン」で一気に浄化されたかのような清々しさ。

途中は大泣きでしたけれど、最後は笑って帰路につける。退団公演始まってから

ずっと紅さんがおっしゃっていた「笑顔でいてほしい」を体現したサヨナラショーでした。