②の続き
演出、セットについて。演出はやはり色々制限が厳しいのでしょうか。
元のままというところが多いので、宝塚を観ているというより外部の舞台を観ている感じ。
視覚的に楽しい仕掛けが多く、あの恐竜の骨とか楽しい場面も多いです
ただ、あんな足長い原始人はいない(笑)原始人ダンスでも隠し切れないカッコ良さ
あそこのクレアとの写真撮影の場面も含めて一番好きなシーンかも。
ちなつ君、もといオジーといえば「ゲイビー様のお通りだ!」アドリブも目玉の一つ。
中の人が夜な夜な真面目に考えているかと思うと、それも含めて笑ってしまう
バーやクラブなど凝ったセットもありましたが、現代的に映像も駆使。
タカニュの映像ではわからなかったんですが、ヒルディがあり君を(笑)タクシーに
連れ込みシーンはあんなポップでかわいらしい映像があるとは知らなかった!
ピットキンの怒りのシーンは歌の重々しさとも相まって彼の怒りが直接的に伝わってきます。
(ピットキンのじゅんこさんの演技が流石というか、とても見応えがありました)
一つ、、、ゲイビーとアイヴィの謎のボクシングシーンがあまりに唐突すぎて謎シーン
あれはいったい何を表現していたんだろう・・・(唐突なのはBWμあるあるですけれど)
そういえば少し前に佐渡監督のロンドン招聘verのも公演がありましたね!
もう終わってしまったのですが、写真だけでも比較してみるのも面白いかも。
佐渡ver舞台写真(一部HPから引用)
フィナーレはまずあり君の料理クッキングから(笑)娘役たちの息の合ったダンスと
コンコンとあり君が其々の所に鳴らしていくのが可愛い振り付け(前回はおだちんと一緒だった?)
さくらちゃんの「ドッドレド~♪」のシルクハットにケーンは野口先生らしさ全開だなと。
からの、ちなつ君ラテンの熱い場面に!花で鍛えた押し出しの強さを遺憾なく発揮。
あの衣装見覚えある!と思っていたら“ラ”の衣装でしたね!(ちなつ君はだいもんのか)
男役に戻ったルネ君に釘付け!ちなつ君とゆり君が組んでたように見えたのは目の錯覚!?
そしてオーソドックスな黒ジャケットに金ベスト。ちなありの絡みあり、客席降りもあり、
群舞のカッコよさあり、これだけでも見に来た甲斐はあったというものです。
ちなつ君にハイタッチしてもらったのはいい思い出
音楽、衣装について。正直「♪ニューヨーク・ニューヨーク」以外が残り辛いのが残念
ですが、耳には心地よく舞台の流れを途切れさせずサラッと入ってくるのは
流石BWμと言ったところか。ヒルディのタクシーナンバーは大曲で見応えがありますね。
サブウェイでの恋人たちのナンバーもロマンチックで素敵です(るね君の高音にビックリ!)
衣装は主役が水兵さんということで途中途中で多少の着替えはあるものの
ほとんど変わらず。他のメインキャストも途中1着2着ほど着替えるだけか。
個人的にはクレアの水玉衣装が可愛くて好き(というか最早クレアが好きw)
まぁ度肝を抜いたといえば、先ほども述べたスケスケボクシングの衣装
あの衣装、あんなにスケスケなのに男にしか見えないところが凄いわ~と思いつつ。
いやほんと、あそこは衣装も演出も相まってとってもシュールでした
と、駆け足になりましたが(最後の方若干なげやり)千秋楽おめでとうございます!!
暑い夏にふさわしい、熱い熱い舞台をありがとうございました
次はいよいよオーストリア、、、ようやく月城君の元気な姿が見れますね
元気そうな海ちゃんの姿が嬉しく、彼の復帰も本当に待ち遠しく思います。