星組フォーラム『オーム・シャンティ・オーム』感想④・他 | ★F**kin' Perfect★

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徒然なるままに、つらつらと。。。

の前に千秋楽の模様流れましたね!1幕と2幕の対比が更に激しくて、マキージャ君の方は

『Shall We』のともみんみたいな髪型になっていましたが(笑)ナンバーシーンはほとんど映らずに

アドリブシーンはしっかりと。ロボットダンスはまさかのパップーまでw全アドリブシーン観てみたい!

 

みきちぐさんの「夢をつかんだ男」紹介からの紅さん。最初は新生星組トップとしてしっかりと、

バウ組の紹介もしてくださり。からの涙涙しょぼんというかあれは周りの表情にもやられました。

せれなちゃんなんてかなり大泣き状態でしたね(涙)とうこさんのお披露目時の挨拶を引用され、

ずっと心の中で唱え続けていたのだなと。先日もいいましたが、それ程とうこさんの存在って

紅さんの中でも大きかったのでしょうね(勿論ちえさんや北翔さんもですが、それとは別次元で)

 

小池先生もバッチリオチに使い(笑)(小池先生も紅さんの中で大きな存在だろうなとwトップ番組

『ロックオン』?)で演出家先生どなたが出るか楽しみ)最後は紅さんに抱き付くことちゃん

(に抱き付くせおっちw)もバッチリ映り。カンパニー全体の雰囲気の良さも十二分に伝わってきましたアップ

 

ということでの続き右矢印簡単に個人の感想を

 

夢をつかんだ男(紅ゆずる)

オーム・プラカーシュ・マキージャは映画よりもひたすらピュアでオトボケ度も強くてw親思い友人想いの

誠実な男。家柄が良くなければスターになれないという事実はわかってはいるものの、必死に前に出て

チャンスをものにしようとする姿、スターと自分を重ねて妄想しちゃうところ、何よりあのスピーチは

映画でも思っていましたが更に紅さん自身と重なってハッピーな物語ながらもうれし涙がしょぼん

 

シャンティのポスターに向ける眼差しはまさに相手役さんに向けるそれと同じ。それを客席に向けて

くださるわけですから、相手役気分を味わいたい方は是非梅田に(笑)シャンティの真実を知ってなお

優しく語りかけるシーンは、パップーやオームの母親ならずとも感情移入してしまいますね。

 

シャンティにとってはオームはちょっと親しくなった友人程度で最期の時ですらシャンティの心には

ムケーシュがいる。オームとしてもそれがわかっているわけですが、最後の最後でシャンティと心を

通わすことが出来、瀕死になりながらも微笑みながら「♪もし例えるなら」を歌う姿が切なくて。

展開はわかっていたしもうすでに助からなかったかもですが、更に車に轢かれて何ともやるせなく。

 

もしかしたら1幕このまま落ち込んだ気持ちで終わるんだろうかと思っていたところからの昂揚感!

あの後姿にはテンション上がりましたね(笑)そんな2幕のオームは嫌な奴ながらひたすらカッコいい恋の矢

髪型を変えるだけであんなに違うものかとw大スターの息子で何不自由なく育ってきたからこそ、

謎の幻影に悩まされて苛立ちも隠せず。(せっきードンマイw)受賞も当たり前と思ってそうな態度からの

あのスピーチ。まさか二度目も泣かされるとはしょぼん(あそこはサイドの二人に更に泣かされます)

 

前も言いましたが、映画のオーム・カプールは大スターの家に育ったオーム・プラカーシュそのもの

でしたが、舞台版はあくまでオーム・プラカーシュの記憶を持ったオーム。なので、プラカーシュ時代は

見せなかった表情も見せます。このオーム・プラカーシュとOKの演じ分けもですが、プラカーシュの

記憶を持ったOKという3通りの演じ分けが巧妙だなと。プラカーシュ時代だったらサンディに対し

あんな強引な態度だったり強気な表情じゃないでしょうし、前世の記憶が蘇る前でしたら素人の

女の子にあんな優しい瞳を向けないでしょうし。自分の初めての恋心に戸惑い照れ隠ししつつ、

しっかりと手を引く姿にキュンキュンしますねラブラブ女の扱いには慣れてるだろうに少しぎこちなさげなのも

オームの“本当の恋”というのが上手く表現され、しっかりラストの展開にもつながるかなと。

 

ムケーシュ追い落とし作戦。オームの臨んだ展開でも結果でもなかったですが、シャンティがきちんと

自分でけりをつけることにより、オームも自身の過去と決別しサンディと新たな道を進み。

先ほどと同じナンバーですが、打って変わって完全にデレモードなオームさん(笑)二人で歩みだす

未来へ想いを馳せる姿がやっぱり紅さんとダブってしょぼんからのフィナーレ「トップスター!」の登場にアップ

 

 

役としては『キャッチミー』のフランクも好きですし、マルモンやベンヴォーリオの悩める姿も好きでした。

でも、これほど紅さんのお披露目としての役に相応しいのはないでしょう。コロコロと変わる表情、

コメディ要素もカッコいいところもシリアスさもピュアな演技も全て詰まったおもちゃ箱のような役。

まるでご本人そのものな部分も境遇が重なるところも多々あり、生き生きと演じられておりました。

 

少し気になるのは滑舌と歌。テンションが上がるとどうしても滑舌が甘くなりがちなので(ずっと

気になっていた部分ではありますが)感情が高ぶった時こそ落ち着いていただきたいなとも思ったりあせる

 

歌は本当に上手くなられたと思うのですが(あちら目線ですけど目)インド音楽の旋律は難しい。。。

しんどかったとおっしゃってたディスコナンバーは勢いで押せてますしw「♪不思議な気持ち」や

オリジナルソングは聞かせてくれましたが、一番のクライマックス「♪マスカレード」の歌いだしが汗

正直このキーを歌いこなせる人は中々いないと思うので、梅田では少し上げてくれないかなとも。

 

何はともあれ、梅田で更にパワーアップしたオームに出会えるのを楽しみにしておりますアップ

(その前にパーシーが本拠地で待っていますけどドキドキ

 

 

感想がどんどん溜まっていくうちにもうバウ千秋楽。集合日が来る前に描き切れたらいいのですが、、

ということで続く右矢印