感想UPする前に初日映像流れてしまいました
それを見て感じたことなのですが、、、
なんか私が観たものと違う
私が観た時（二日目昼公演）も大概皆硬かったのですが、、、
出演者ほぼ全員、化粧も歌も二日目の方がよかったです。というか、初日か出来がちょっと、、、なのか
まぁ生と映像では感じ方が全く違うのでアレですけどね。そして、初日と楽のクオリティが違いすぎるのも
星組のデフォですけどね(笑)（勿論他組も進化する点では変わらないですが、、、『眠らない男』とかw）
とは言え、どんな状況下であっても初日に標準以上であってほしいとは思いますが、、、
いきなり辛口となってしまいましたが以下、全体の感想です。
宝塚の三大作品といわれた『風と共に去りぬ』（他は『ベルばら』『エリザ』だそうで。個人的には『エリザ』は
海外μのイメージが強いですが）実は今回が初生観劇でした。映像でも前回の宙組ver含め何度か
観たことがありますが、なんせ苦手な植○作品あまりちゃんと身を入れて観たことがありませんで、、
（ついでに言うと、映画版ははるか昔に１度観たきり。原作は未読です）
ナンバーや流れは勿論分かっていましたが、歴代と比較しながらというよりは新しい作品を観る気持ちで
観劇しました。それがよかったのか、舞台と客席という同じ空間にいて役者の息遣いまで感じられたからか。
自分でもびっくりするぐらい感情移入してしまったというか、思いの他感動してしまって（○爺なのに～w）
脚本はバトラー編に準拠。元がスカが主役の為にどうしても話が飛び飛びになってしまい、今までは
バトラー編はあまり好きになれなかったのですが、今回観ているとスカー編は内面からバトラー＆スカの
物語を見るのに対しバトラー編は“外側から見た『風共』の世界”なのかと思うと、急に世界観に入れた
気がしました。なんていうか、南部に息づく人々のバックボーンまで見えてくるような気がするんですよね。
目の見えないルネのキラキラとした笑顔に、南部の危うさ、そして逞しさが見え隠れするようで。
（【おまけ】以前紹介したFUN.の「♪Some Night」
が南北戦争をモチーフにしてて、、、泣けます
）
まぁそれでも足りない脚本の穴ぬけ部分は勝手に脳内で補完するとして。今さら台詞回しが古いだの、
（本当に「○○（な）のだよ」って台詞回しが何度出てきたことか）場面効果の音楽がアレだの言うつもりは
ありませんけどね（って言ってるやんw）転換が幕の上げ下げのみなのはいい加減何とかしてほしいわ
幕前演技が全体の半分ほど、セットもわりとショ（ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ）なので（全ツっていつもセットこんなんだっけ？）
いっそ重要なセット以外（階段とか）はいらないんじゃないかってぐらい。逆に、セットや音楽（無音状態で
芝居するの久しぶりって言ってましたよね）に頼らないで演技をする、いい勉強になったんではないかと。
続く