星組大劇『眠らない男』感想 2回目⑥ | ★F**kin' Perfect★

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徒然なるままに、つらつらと。。。

の続き右矢印まさか1場で全部埋まってしまった前回ガーンもっとペース上げます!


ⅱあなたはどこへ行くのか
この時のマルモンには元帥に昇進できなかったことへの恨みなどはありません。ただ、雪にまみれて

夢見た革命への理想を持った“先輩”が、法王さえないがしろにし至高の王冠を抱いた独裁者となった。

1羽の荒鷲が天高く舞い上がってしまい、もうマルモンには手の届かない存在となってしまった・・・


ここでのサビ部分?がナポレオンを讃える歌(「我らがナポ~レオン~♪」)のアレンジですよね!

そう思うと、まだナポレオンを慕う気持ちもあるのに、こう感じてしまう自分にも戸惑ってる感じもしてます。

だから余計に、「雪~に~ま~み~れ~た~」はマルモンの心情を思うと、、あ、やばいしょぼん


・・・観に行ったとき「れ、ればんが汗」だったんですけどね、歌がガーンちょっと音程がふらふらしてました。



ⅲ新たなる王朝

「あなたと父との間に距離が出来てしまった」と切り出すナポ2世。この時の表情を観るに、実はこの時に

肝心な話(何故父を裏切ったのか)を聞きたかったんじゃないかと。でもマルモンの顔を観ているとどうしても

切り出せなかったのか、努めて明るく自分も複製を持っているダヴィットの話を持ち出します。


その自分が持っているアルプス越えの肖像画の真実を聞いた時のナポ2世の驚きっぷりと言ったらにひひ

それでも楽しそうにしているので、英雄であった父の意外な面を知って嬉しかったのかも音譜


「私が!」「いや私が!!」の中に入っていくミュラw誰が王になるのか家族間で揉めてる最中に、

普通に登場出来る空気読めない感がミュラらしいですよね(笑)ミュラがナポ兄弟たちより一際

派手なのは、やっぱり礼服も自分でデザインしたからでしょうか(笑)


捌ける時に、乳母車を押して捌けていくルイがなんとも可愛らしいです音譜



ⅳジョセフィーヌの焦り

あんなにええハモリで「温泉に行きましょう音譜」言われてもねぇシラー演出的に必要な場面なのかも

しれませんが、やはりここをカットしてでもラストの演出をもっと盛り上げて欲しいなと思ってしまう。



ⅴ暗殺未遂

暗殺事件の前に、サラッとナポⅡ世が語った「諸外国は同盟を結んで戦ったけれど、イギリス海軍を除いて

どの国も勝てなかった」ヅカファンとしてはここで「ヴぃ~クトリ~♪」って反応してしまいますw

(宙組『トラファルガー』より、ホレイショがナポレオンに勝ったトラファルガー海戦の事ですね)


暗殺は明らかにちえさん(もとい、ナポレオン)なら返り討ちしそうだよねとヒミツそんな突っ込みは置いといて、

暴漢事件の時にマルモンはどうしていたかと言うと、ナポレオンから離れたところでアワアワ

していたという(笑)「だってめっちぁ怖かってんも~ん!」って中の人の声が聞こえてきそうですにひひ


タレーランとナポレオンとの掛け合い。このタレーランの立ち位置ってのがナポに尽くすと言うよりは

国の安定が第一なんでしょうね。国家の為にナポ帝政は続いてもらわなければならない。

ここの歌い方と言い、表情と言い、常に統治者としてナポが相応しいかテストしているみたいで得意げ

(だからこそ、統治者として相応しくないと判断した時に先頭切って転覆を謀ったのでしょうけれど)


マルモンとナポレオンが話している間、ブリエンヌはずっと書類に目を通しています。オペラでガン見

していたのですが目ちゃんと目が横に動いているんですよね。それがナポがマルモンに子供の話題を

振った時から、顔はずっと書類に向けていても目がとまっているんです。。その先の展開が読めるからか。


からの「私を批判するのか!」顔を上げて、一瞬顔をゆがませるブリエンヌショック!きっとマルモンと同じ気持ち

だったのでしょう。暗転の時に机にそっと寄り掛かる後ろ姿からも、マルモン同様の悲しみに溢れています。



ⅵマルメゾン宮殿の寝室

結婚14年目にして離婚を言い渡されたジョゼ。14年も連れ添ったのにって思いもありますが、このとき

ジョセは47歳叫びナポが皇帝になってからも6年経っているわけですし、早く世継ぎが欲しいでしょうから

これでも待った方でしょうね。。それほどまでに離婚は、やはりナポにとって苦渋な決断だったのでしょう。


ここでのウジェーヌの母を想う気持ち、そしてジョゼのナポへの気持ちに泣かされますしょぼん



おかしいな、、こんなに続く予定じゃ(前回語り過ぎだから) 右矢印続く