⑤ の続きいい加減また長編になりそうな予感なので、ここからはかけ足気味に。
ナポレオン・ファミリー(美穂圭子・十輝いりす・如月蓮・他)
まるでダースベイダーのテーマソングのような音楽で登場するナポレオンファミリー。
はっきり言って・・・怖すぎるよくミュラがこの一家に入る決意をしたなと(笑)
家族には優しいがよそ者には排他的なジョセフ、恐らく一番頭が切れるであろうリュシアン、ちゃっかり
ジョセフィーヌの娘と結婚して二子を授かった世渡り上手なルイ、ナポレオン軍随一の色男を射止めてしまう
カロリーヌ、マルモンを振りジョゼの浮気を告げ口したポーリーヌ、あんるちゃん(おいw)
そして、彼らを育て上げ全てを束ねる厳格な母のレティツィア。
登場からして「ジョセなんて認めない」オーラ満載の皆さん(面識のあるジョセフは表立った行動には
出ていませんが、それでも積極的にジョゼを庇おうとはしませんし)なんだかんだで一番嫌ってそうなのは
リュシアンだったりしてレティツィアは母として、娘達は女として或いは小姑感覚でジョゼを
嫌っていますが、リュシアンのジョゼを見る目の冷たさと言ったら剣で喉を突こうとするジョゼに対し、
他の皆は慌てたり止めようとする中、リュシアンだけただ泰然と眺めてるだけなんですよね。
(裏で「ねねさん、本当は違うんすっ!」って弁解してる様子が目に浮かぶw)
リュシアンと言えば、五百人会議で三頭政治の了承を得ようとナポが演説した際に暴漢に襲われましたが、
案外軍に介入させるためにあらかじめリュシアンが用意してたんじゃないかって勘ぐってしまいます。
政治家としても有能そうですし(その分野心家ではあったみたいですが)年数を重ねればタレーランとも
十分に渡り合えるとも思うのですが、何気に兄弟の中で一番最初に愛想を尽かすのもリュシアンだったり
(だから母と一緒に戴冠式に出席もせず、兄弟間の争いにも参加せず)リュシアンと仲たがいしなければ、
もしかしたら別な方向に向かっていた可能性もあったりなかったり
兄のジョセフ。先にコルシカを出て苦労した者同士、仲は良かったんでしょうね弟の元でおおらかに
支えてる姿が、中の人とも重なったりそれが戴冠式後に一変、利己主義になってしまい
パリを開放するシーンでは、マルモンは民衆或いはナポの名誉の為に見えたのに、ジョセフはあくまで
保身の為に開門したように見えました。ジョセフのバカバカ
ジョセフは兄ではありますが、母親がどちらかと言えば父性を感じる一方、ジョセフからは母性に似た
雰囲気が感じられました。あとは、礼服があの長身にかなり映えますね
何故か舞台になると“有能な弟”ぶりを発揮する蓮君ですが、その前のどいさん達と出てる
貴族のドラ息子役の登場シーンが、どうしても「おまたせ~」って出てくるように見えてならないw
そのポンチョ君。弟役として出る前はとかくバイトばかりなのですが、なんせ濃いので目立つ(笑)
(でも雪合戦でポーンって飛んでいくポンチョ君は見逃した・・・)弟役では歌もあてがわれて
エエ声を披露してくれてます!オルタンスを落としたのはやっぱり「♪愛のリスト」でしょうか?(爆)
美穂さんの硬質な声は今回のお役にピッタリですね!乳母の様な役よりも、今回の様な役の方が
個人的には好きですあんな響き渡る美声で「娼婦」って言われた時にゃ、泣いて逃げかえりますね
風ちゃんとあんるちゃんはリトル美穂さんのようなwじわじわとジョゼを追い詰めていきます
二人にも歌があり、今回は割と歌ウマさんにしっかり歌わせてる感じがします。
わかばちゃんは二人に比べれば小姑感が少なかったのですが、戴冠式後の「私の夫が!」感が
半端なかった流石姉妹は似るものですねw真風君、尻に敷かれるの決定だわ(笑)
つづく