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の続き仁先生に深く関わってくる人たち
坂本龍馬(沙央くらま)
歴史では習わない龍馬の一方の顔(笑)まぁあの勝先生の元にいたしw(でも恭太郎は真面目
一本気ですが)シリアス担当なんだか、コメディ担当なんだかはっきりせい~って言いたくなる
「痛いぜよ~」は、あんな図体してるのに可愛いって思っちゃいますよねw
まさおさんとの同期の絡みは、ヅカファンとしてはムヒムヒもんですよね「顔!近い!!」
あまりに近づけ過ぎて、まさおさんちょっぴりつんのめってましたw
そんな龍馬の真骨頂は後半。ドンドン身辺はきな臭くなってきてシリアスモードに入るのですが、
それでも龍馬は笑いとばす。自分が成し遂げたい大きな志に対して、自分の命なんて小さい
ものだと。家や矜持など糞喰らえ、日本はもっと大きいぜよ~と。その点、恭太郎は使命や家に
囚われてしまったと言えますが。きっとそんな使命の価値観がそれぞれに違う事も理解して
いたのでしょう。だからこそのラストの「それがお前の使命なら~」に繋がるんでしょうね。
前からコマさんの演技は素敵でしたが、組にも慣れたのか、或いは同期の絡みが多かったか、
龍馬に最後まで魅了されました。(お陰で、ラストの決闘は誰を観たらいいの~状態で)
『風共』のアシュレも楽しみですね!
勝麟太郎(光月 るう)
初日映像の時も思いましたが、本当に北翔さんに似ている!なんて言うか声の作り方あたりが。
るうさんなりの勝の役作りをした結果なのかもしれませんが、ここまで近い役作りをしなくてもって
思いもすこしはあります。(遠目で観たら、ほんまにその場に北翔さんがいるかのようでした)
それとは別に、本当に芝居巧者ですよね~間や声色はもちろん、ちょっとした所作や立ち姿も
しっかり丹田に力が入っているというか、地に足が付いた演技です。幕府の重鎮であり龍馬からも
師事される存在でありながら、気取らずひょうひょうとした態度。日本を憂い思う気持ちと、大切な
人達の将来を想う気持ち。優劣付けずにどちらも大事に思える心持ちと、幕臣として冷静に
物事を判断する頭脳を持っている。そんな“表”と“裏”を上手く使い分けておられました!
勝先生が出てくるだけでそのシーンが締まる。るうさんの学年であそこまで舞台をまとめられる
なんて、若手が多い月組にとって希有な存在でしょうね
橘恭太郎(美弥るりか)
「カッコいい~」と同時に、「青天似合ってて良かった」(笑)零れんばかりの目をスッと切れ長の
目に描かれて。そんでもって伏し目がちに“流し目ビーム”されちゃうわけですから
プロローグには出ずに、いきなり立ち回りのシーンから。私の中で“着物と刀←俺の饅頭”の
図式が出来上がっているもんですから(笑)勝手に脳内で「お話になりませんね」ってw
そっから切られて仁先生の腕に抱かれて「別れの、、、とき、、、だ」←ちが~う!
この時、あまりに美しすぎる恭太郎様の寝顔をオペラでガン見してましたwww
とりあえずいい男で良いお兄さん。「咲」って呼ぶ声がブラックに似つかわしくなくあまりに
優しくて(まぁ真のブラックはあの方ですが)スッと閉じられた瞳が麗しくって。。。
どうやったら、あんなお兄さんが出来るのですか??←だから無理だって
勝先生の弟子らしく、武士として変に気取るところもなく。命の恩人な仁先生には敬意を持って
相対し、町の住人達とも親しく交流する。女の子たちにキャーキャー言われてちょっと照れちゃう
ところとか、茜さんに対する態度とか。もうどこまでジェントルマンなのと
だからこそ、同門にも関わらず龍馬とは合わなかったんでしょうけどもうちょっと恭太郎が
いい加減だったら。龍馬がちょっとは真面目だったら。二人してあんな運命にはならなかった
でしょうね・・・真面目は真面目ですが勝の元にいたぐらいですから、よくある武士の凝り固まった
思想の持ち主ではなかったはずなんですよね。自分の行為が誤ってるかもと思える柔軟さは
あった。だが、真面目だったからこそ旗本としての使命を曲げる事が出来なかった。
咲さんや栄さん、仁先生、勝さん、茜さん。皆待っていたのに・・・恭太郎のあほ~
そんな思いにふける中、「私には。。。できない!」が某アメンバー様のせいで「見くびるな~」が
頭の中反響してしまい(『ランスロット』参照)言うとしたら龍馬ですかね?ww
恭太郎様の一番の見どころポイントと言えば、やっぱり安道名津「安道名津なのだ」が
聞けただけで、あちら目線といたしましてはこの公演大満足です
続く