昨日映像観て思った事。月組はAのみ1度しか観劇しなかったのですが、どんだけ美弥ちゃんか
観てなかったんだろうとそんな当時の感想はコチラ です
星verを見過ぎってほど見過ぎてますが(え?知ってる??)組によってこんなにも違うのかと再認識!
星は個の力が強いとすれば、月は集の力が強いと言いますか。青T赤Tそれぞれのまとまり方が
半端なかったですね!音が「ザッ」と集まった時のゾワゾワ感が、ダイレクトに心臓にグッときます。
(擬音語が多すぎてドリーム乃さんみたいになってますがw)
宝塚verは全組観てきましたが、一番仏verに近い気がします!各々の役作りもですが、全体の雰囲気も。
比較対象として引き合いに出すのは気がひけますが星が“怒り”や“緊迫感”“熱量”がヴェローナを
支配してるとしたら、月は正しく“狂気”。仏版もですが、観てて不安を掻き立てられるというか。
(他組も2幕以降はそうですが、月verは1幕から明るい部分もどことなく闇を感じました)
誰もが狂気に取りつかれていて、グレーゾーンに立っていたロミオやジュリエットもやがて狂気に飲まれ・・・
唯一飲まれてない人物が大公であり、狂気の波からいち早く脱したのがベンヴォーリオだったのでしょう。
ただコレは、ロミオの持つ雰囲気にも関係してくるのかも。以前どこかでお話したと思うのですが、
まさロミ(ティボ)とみりティボ(ロミオ)の違いについて(あくまで私見ですよ)
まさロミは最初からうっすら闇を纏っています。他のロミオが死に翻弄されているに対し、実はまさロミ=死(闇)
だったんじゃないのと思うくらい。特にティボを刺すシーンなんて、死と同化しちゃったんじゃないかと
それほどロミオではない状態(間)がありましたね。その後、グレーから一気に闇色に
きっと本質的なところは、まさティボと変わらないんでしょう。両親次第で暗めのグレー(ティボルト)にも
なったし、明るめのグレー(ロミオ)にもなった。だからティボに見られる危うさがロミオにも見受けられた。
一方、みりティボは実は純粋でまっさらな人。まっさらだからこそ何色にも染まる。こちらも育った家次第では
ありますが、グレーなんてどっちつかずではなく純白(ロミオ)か漆黒(ティボルト)かの2択。
だからこそ、ティボでもロミオに通じる純粋さが感じられる。
役替わりになると受ける側も演じ方が変わってきますから、そういう意味では別verも観てみたいですね!
(役替わりのお二人、月組子の皆さまには本当に頭の下がる思いです←進行形で宙も)
フィナーレについて。星組の時も言いましたが、やはり『ロミジュリ』は余韻に浸りたい派ですが・・・
それとは別に、当時も思いましたけどロミジュリにHIPHOPは流石にどうかと思う(好きな方スミマセン)
フィナーレの構成は星verの方が好みです。て言うか、好きです!て言うか、魂飛びます(爆)
まぁ、同じ演出を月でやって合うかどうかはまた別問題ですが・・・逆に月verを星でやったとして、
あんなにキラキラにはならないしw“キ”に濁点がついてしまうから
(そう言えば、一人濁点付いてた人がいたようなww)
新生月組の若さやキラキラ感を出そうと思ったのでしょうけれど、若くてキラキラであっても
正統派でビシっと決まるのが(『FE』みたいな)今の月組の魅力でもあると思うんですけどね!
あっ、でもHIPHOPの後のクラブ調で「ヒューヒュー」言いながら踊ってるのは楽しめましたが
フィナーレと言えばスッポンが美弥ちゃんだったのですが、当時感無量でした
活躍されてるお姿に感動し、月組にも慣れ親しんでて安心し、でもちょっと寂寥感もあり・・・
それが一人セリ上がって来てクルンとターンし(あそこでターンした人初めて観るわww)
流し目ビームであちこち攻撃しながら歌う姿を見たら・・・目から汗が(T_T)
この頃は群舞で一人星色が濃かったのでwホッとした気持ちもありました
人間関係等、個人の感想は続きで