花組感想の際、支配人室でのアドリブが「♪スリラー」で私のツボに嵌ったというお話をしました。
何故ツボだったかの話の前に、せっかくなので偉大にして孤独な王のお話を( ̄ー ̄)
マイケル・ジャクソン。その名を知らない人はほとんどいらっしゃらないと思います!
世界で最も偉大なシンガーでありながら、晩年は奇行も目立ちマスコミや世間の誹謗中傷は
マイケルの精神を破綻させかねないレベルまで追いつめてしまいます
そんな彼がステージ立つことはないと思われてましたが(私も思ってた)見事復活!・・・と思われたのですが。
“生涯最後の公演”と題した「THIS IS IT」の初日の数週間前、彼は帰らぬ人となりました
皮肉なことに、今までそっぽを向いていた人々も急に彼を持ち上げるようになり、死して彼は伝説に
・・・故人はそんなこと望んじゃいないと思いますがね
彼が亡くなって今年で4年。今もなお多くのアーティストに多大な影響を与えてますし、
楽曲も全く色褪せることがありません。「♪スリラー」も考えたら30年前のものですし
かく言う私はマイケルの大ファンというわけではありませんが、赤ちゃんの頃から聞いていて、
洋楽の扉を開かせくれたという点では特別な存在ではあります。(宝塚で言う『ベルばら』みたい)
てか、子守唄にマイケルを流す親ってどうなの
今でもマイケルの曲はたまには聞きますし、曲を聞くとやっぱり素晴らしいアーティストだと思います
マイケルのPVはメッセージ性の高いものからエンターテイメント性に富んだものまで
色々ありますが、
今日はその中から数曲Pick Upしていきたいと思います
数あるマイケルの曲の中でも一番好きな曲PVはストーリー仕立てでちょっぴりミュージカルっぽい。
とにかくカッコいいマイケルです45度に傾く振り付けもこの曲ですね。
カバーも数多いですが、これが一番クールだとおもう!(♪カバーver )
マイケルの曲の中でも非常に強いメッセージを発してる曲。
差別や偏見問題に対しストレートに怒りをぶつけてますが、歌詞の一部が曲解されたり
PVも過激すぎということで、変更を余儀なくされたという曰くつきです
ご紹介したのは、よりマイケルの意思が伝わると思い変更前にしました!
ちなみに、彼が公衆の前(THIS IS ITのリハ)で最後に歌った曲でもあります
PVというよりはショートムービーですね。村人たちがとあるお城に住んでいる奇人を追いだすというお話。
城のマスター(マイケル)は客人達を怖がらせつつも楽しませ、まるでサーカスやディズニーの世界のよう
しかし、村長が執拗に立ち退きをせまると状況が一変!ラストは非常にいたたまれなくなります・・・
この作品は、当時マスコミに責められ続けたマイケルからの「本当に醜いのは誰だ?」という
メッセージが込められてる気がしてなりません。
とはいえ、あまり深く考えずエンターティナー作品としても素晴らしいものですし、マイケルが意外な人にも
化けているに注目ですラストネタバレの時のマイケルの目がイタズラっ子みたい
こちらについては今更説明は必要ないですね!PVとしてこれほどの傑作はもうなかなか出ないかと
PV中2回オチがありますが、歌詞の内容を見たら実は3回落ちがあるんじゃないかと私は解釈してます。
「♪BAD」や「♪Billie Jean」等もっとご紹介したいですが、とてもじゃないですがキリがないので
さて、自分でも思いがけず真面目に書いてしまったため、このネタをふってよいものか・・・
でも、もとはと言えばこれを紹介したいがためにだったので、とりあえず意を決して
問題の何故「♪スリラー」がツボったかというと、実はインド版「♪スリラー」というのがありまして
正確にはカバーとかではなく、とある映画の一場面がスリラーをオマージュしているというか、
マイケルの「♪スリラー」を意識した作りになっていて。
インパクト度で言えば“トマケ級”ですね(笑)かなり腹筋が鍛えられます
多分、北翔ジョンソン医師のアドリブに耐えるベネでも耐えきれないぐらい(笑)
元ネタがわからないいと分かりづらいので、是非上の「♪Thriller」と見比べてみてください!
かなりの衝撃、いや笑撃ですのでもう、まともにスリラーが観れない
ご本人たちはいたって真面目ですし、無駄にダンスのクオリティーが高いのがまたねw