最近、社内で「勉強会」をよく実施しています。
これまでは面談をしたり、ランチなどの食事を通じて社員との接点を持ち、会社のことを聞いたり雰囲気をつかんだりしていました。もうちょっと接点を増やしたいなと思っていたときに、ある社員から「勉強会をやってほしい」という依頼をもらって改めて気づきました。
幹部や社員が強化したいと思っていたり、困っていることについてプログラムにまとめて勉強会をやれば社員の力にもなることができるし、私もたくさんの社員と話すきっかけになります。自分が持っている経験を体系化してプログラムにし、それを必要な人に勉強会という形で活用してもらう。
勉強会ではたくさんのワークを行い、共通の考え方をもってもらったり共通言語を増やしてもらうようにしています。結果的に共通言語が増えれば、チーム力も上がっていきます。
それでもその勉強会を通じて社員の新しい強みや魅力を知ることができたり、複数の社員の発言や関係性を観察しながら会社のリアルを感じることもできます。
先日は、広告部門のリーダー陣を対象とした勉強会を行いました。内容は目標設定(IMPACTモデルなど)について。たくさんグループワークを取り入れて、お互いの考えや意見に触れてもらいました。
部門のトップも参加してくれて、共通言語づくりを一緒にやってくれました。
発表では笑いも交えてくれて、私もすごく楽しかったです。
社内勉強会で大事にしている点です。
・時間は原則として60分以内。
・最初の5分以内に近くの人と話してもらってアイスブレイク。
・なるべくワークを多くする。講義とワークは1:2目安。
・話すだけでなく、自分の考えを書いてもらうことで学習効果を高める。
・ポイントはシンプルに伝えるよう努力する。
テンポよい流れを意識して、なるべく自分自身の意見をつかってもらうことで楽しく前向きに参加してもらえるようになります。
面談、ランチ、勉強会。
この3つは社員と直接、話ができる良い取組です。
勉強会もうまく使いながら、一人ひとりの才能開花につなげていきます。