昨年から会議力アップについて
いくつかのプロジェクトを実施しています。

会議のメンテナンス
http://ameblo.jp/shibuya/entry-11294179763.html

ファシリテーション研修
http://ameblo.jp/dekitan/entry-11338966111.html

ファシリテーション研修は毎回盛り上がっていて、
各部署で行われている会議について
アンケートをとっています。ここ最近の回では、

「会議メンテされたので良かったです!」
「会議の生産性を上げようという意識が高まった」
「会議のゴールが明確になった会議も増えた」

など会議の改善について良い意見もたくさん
目にするようになりました。
みなさんご協力ありがとうございます。

一方、まだ課題もあります。
現場社員の声をもとに役員会で議論となったのが、

「会議の適正人数について」
です。

役員でいろんなやりとりをしたのですが、
結論として決めたことは

「健全な議論をするには
8名くらいが限界なんじゃないか!?」

ということでした。

そこで、ポスターを作成することにして、
先日より各拠点で掲示しています。

キーワードは、

「CAP8(キャップエイト)!」

①会議の上限は8人を原則とする。
②8人以上の会議はあってもよいが、随時見直す。

というものです。

「Capacityは8人」ということで「CAP8」としています。


特に会議のオーナーに気を付けてほしいのですが、
会議というのはいくつかワナがあります。


■会議の人数が増えることで起きるワナ

1)人数を増やすことは簡単だが、
減らすのは大変

2)人数が増えると、
個人の意思表明が減って議論が弱まる。

3)結果的に全体の
当事者意識が下がり、生産性が下がる。


つまり、

会議の人数インフレのワナ!

ともいえるワナがひそんでいるのです。

会議の人数は気を付けないと、
インフレする(=増える)ばかりなのです。


特に「○○さんも参加してよ!」と一度呼んでしまうと、
役割を終えたとしても「次から参加しなくていいですよ!」
ということを面と向かって伝えるのは申し訳ない、と思い
人数を減らすことを遠慮してしまうケース
もあるようです。

特に自分が部下や若手の立場だったりすると
年上の先輩や上司にそれを言うのは気が引ける・・・
という心情になることもありえますね。


だからこそこの「CAP8」を活用して
会議の生産性を上げていってもらえればと思います。

■「CAP8」の利用例

①「CAP8のルールを踏まえて、人数を減らしますね。」

②「CAP8で考えて、そろそろメンバー入れ替え考えようか」

③「この会議は10人だからCAP8的には多いけど
この1回だけなので集中してやりましょう。」



などのイメージで、会議のオーナーのみなさん
(特に管理職やプロジェクトリーダーのみなさん)は
どんどん会議の効果を上げていっていただければと思います。


このCAP8ですが、もちろん朝会や全体会議は
例外として人数が
多いのは問題ありません。
マンネリなどがないように、
随時改善していっていただければと思います。


社長の藤田も書いていますが、「経営は引き算」が大事


増やすことよりも減らすこと、絞ることが大事。
「何をやらないか。」「何を捨てるか。」
これこそが経営判断ともいえるのです。


今後もより良い環境づくり、がんばります!



CAP8!
CAP8!
CAP8!