2012年の働きがいのある会社が発表されました。
http://www.hatarakigai.info/ranking/index.html

今回、サイバーエージェントは4位!

ここ数年は毎年上位に入っています。

この調査の特徴は、ランキングの判断材料として
「従業員のランダム抽出によるアンケート」
の重みが大きいというところがあります。

だからこそ毎年参加するのには正直勇気がいりますし、
上位に入るととてもうれしいものです。

今日の4位の発表を見たときも、純粋に
「おー!うれしい!もっとがんばろう!」と思いました。

しかしそれと同時に、
この調査結果を見るといつも気が引き締まります。
頭の中でいろんな情報が交錯するのです。


ひとことでいえば、

「働きがいそのものを、
経営目的の主軸に置いてはならない」

という社長藤田の言葉です。

・個人が充分な報酬を得ていて、
・事業にそれを裏付ける収益があり、
・会社と自分の成長を実感できる。


ということが本質であると書いていますが、
自分の人事の行動もこの点を大事にするようにしています。
ずばり私の仕事はなにかと言ったら、
この上記3つをとにかく実現させること。


自分なりに整理してみると

本当に働きがいのある会社とは、
「経営と人事のバランスが
”両方とも”きわめて高いレベルにある会社」

だと考えています。

会社が成長をしつづけ、社員も自分のこととして実感できる。

そういう会社を目指していますし、現状満点でないことも
理解しています。人事の仕事も終わりがありません。

しかし気をつけないと、これがどちらかに偏るのです。


業績は上がっているけど、
社員が成長実感ややりがいを感じない組織は
継続的な成長が読み切れない。

人事制度などは豊富だったりきれいな言葉で宣伝するけど
本来の業績があがらないまま騙しだましやるのも
長く続けることは難しい。


この「経営と人事のバランスが崩れるワナ」ともいえる偏りは、
実は会社だけでなく、少人数のグループでも
「集団」なら起こりうることです。



当社の管理職にも、新任マネージャー研修では
マネージャーの役割として

「組織の成果を出すこと」

というのを1番に持ってくるように
お願いしていますが、組織の成果が出てなければ
どんなに仲良くなったり盛り上げたりしたところで
長続きはしません。当社の管理職は
本当にこの点をよくわかってがんばってくれています。


私たちの目標は、あくまで
「21世紀を代表する会社を創る」こと。


会社の成長も、個人の成長も、ともに実現して
多くの人々に21世紀を代表する会社になったね!と
言っていただけるレベルのところまで、
仲間と会社をつくり続けたいと思います。



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