JAPAN JAM 2024/4/28(日) | 接触が苦手だけどアイドルは好き

接触が苦手だけどアイドルは好き

接触が苦手な人のアイドルライブレポでしたが、もうほぼももクロしか行ってないです。

2023年のGirlsAward配信で「櫻坂46」を見てから、ずっとライブを見てみたかった。なのでJapanJamで、ももクロと同日でかつ被らない時間に櫻坂が出ると知ってから、本当に楽しみにしていた。

 

タイムテーブルを見ると、anoちゃんも出るらしいので、ano、櫻坂、ももクロの順番で見ていくことに。

 

Chilli Beans.も興味があったのだが、このタイムテーブルの並びでお昼食べる時間も確保したかったので今回は見送った。後悔はしている。

 

 

前方エリアという概念がなければ全てを諦めてももクロ一択だったろうと思うと、前方エリアという試みを実行してくれた運営様々。去年前方エリアに対するアンケートで「自由に前にいけないので、無くても良い」と書いたのは完全に嘘でした、すいませんでした。

 

 

Google Mapによるとフェス会場は蘇我から歩いて8分。と出てくるのだが、シャトルバスが乗り入れる場所とか、フェス専用の入口とか、この日のために設営された様々なものにより、通常より遠回りさせられるので絶対に20分はかかる。到着したい30分前には蘇我についておくべき(今後の教訓メモ)。

 

とはいえ、ももクロは15時15分開始だし、前方エリアが当選してるので緊張感はまったくない。

 

 

 

 

ano

 

 

セットリスト
01. 猫吐極楽音頭
02. 普変
03. 涙くん、今日もおはようっ
04. スマイルあげない
05. 絶対小悪魔コーデ
06. ちゅ、多様性。
07. F Wonderful World
08. YOU&愛Heaven
09. 絶絶絶絶対聖域

 

 

バラエティ番組で見てて、自分の知らない価値観の人というイメージだったが、全然「あっち側の知らない世界」の人じゃなく、普通に人前に出てきて緊張してるのも伝わってくるし、なるべく嘘みたいな大きいことを言わないようにする配慮も感じたし、正義感も感じて、切実に生きてる同じ人って感じだった。

 

そんな人が、生きてて傷ついたり、不安に思ったり、怒ったり。を、書きなぐった感じの歌詞。

 

そんな自分をさらけ出してる歌詞と、バラエティ番組に出てる時の社会生活が大変そうな様々な発言の記憶もあったので、その二つの姿が頭の中で合体されて、生き方に対して不安定なバランス感を感じ、目が離せなかった。

 

正直さと優しさと怒りと、でも、周りとバランスを取ろうとしてる気遣いもある。まともな人が正直に面倒くさいうるさい社会と向き合ってしまっている、危うさ。

 

態度はずっと優しくて、そして、ものすごくかわいい。これは絶対好きになる。最前のファンの女性が泣いているのがモニターに映ったが、すんなり理解できた。

 

 

 

 

櫻坂

 

 

セットリスト
01. 承認欲求
02. マンホールの蓋の上
03. Dead end
04. 五月雨よ
05. 泣かせて Hold me tight!
06. BAN
07. Start over!
08. 何歳の頃に戻りたいのか?

 

 

とりあえず1時間空きがあるからと、昼ご飯を食べたり、日差しが夏のように暑いからとテント付きのテーブル席で休んでいたので、当然のように櫻坂は遠くから見ることになった。

 

アイドルは近くで見た時と遠くで見た時で、得られるものに違いがありすぎるのでなるべくなら近くで見たいのだが、前方エリアに落選していたので、その時点でなるべく前で見たいという闘争心のようなものが削られていた。

 

 

櫻坂は、2023年のGirlsAward以降も、深夜ドラマで元メンバーの菅井友香さんを知ったり、その影響で改名前の欅坂の映画を見たりなど、自分なりに知識がかなり深まっていたので、やっとライブ見れた。という感じ。

 

フェスでどういう曲をやるか事前に調べてたので、周りに櫻坂のタオルを肩からかけてるファンに囲まれていたが、テンション上がるポイントがその人達と一緒だったので一体感を感じで楽しめた。

 

というか、みんなより自分の方が盛り上がってたのではないか。という気さえした。

 

櫻坂は曲の描いてる世界に合わせて、全く笑わないまま一曲終わったりするし、曲中に客を煽ったりもしない。

 

ももクロのライブに慣れていたので「ももクロと自分たち、合わせて1つになるのがライブ」と思っていたが、櫻坂は「いかに曲の世界観を作り上げるか」に重きが置かれてたっぽいので、自分のテンションの上がり方はその作りを邪魔してしまってたのかもしれない。

 

 

「泣かせて Hold me tight!」が、自分がよく聞いている、好きだけど音楽のジャンルが分からない、フェスっぽい曲で印象に残っている。

 

「インド EDM」とかで検索して聞いてたような曲調。フェスということでぶつけて来てくれた曲なのだろうか。タイトルの古臭さがAKB系統というか秋元康作、という感じでなんか懐かしかった。

 

ちなみに↓こういうのと同系統の曲だったと思ってる。これしか知らないので、こっからおすすめをたどって毎回似た曲をいつも探している。

 

 

 

 

ももいろクローバーZ

 

 

セットリスト
01. MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰
02. MOON PRIDE
03. レディ・メイ
04. マホロバケーション
05. Heroes
06. 誓い未来
07. ツヨクツヨク
08. 行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-

 

 

詩織ちゃんがマイクチェックの時「アチアチですね」とかいうので、ココナツやるのかな?と思ってたら、やらない。

アチアチって、気温のことか、客のテンションのことか、よく分からなかったけどかわいい。

 

さらに詳しくセトリを振り返る前に、過去のJapanJamセトリも確認しておく。

自分の勘違いでなければ、ももクロが出演したJapanJamは過去2回だけと思う。違うようならすみません。

 

以下セトリはそれぞれの年のJapanJamレポート写真ページからコピペ

 

2023 セットリスト

01. ロードショー
02. ダンシングタンク♡
03. Chai Maxx
04. いちごいちえ
05. ツヨクツヨク
06. 孤独の中で鳴るBeatっ!
07. サラバ、愛しき悲しみたちよ
08. 行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-

引用元:rockin'on.com

 

2019 セットリスト

M1 あんた飛ばしすぎ!!
M2 Chai Maxx
M3 行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-
M4 The Diamond Four
M5 ココ☆ナツ
M6 全力少女
M7 DNA狂詩曲(ラプソディ)

引用元:rockin'on.com

 

 

どの年も1曲目がぶち上げ曲なので「MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰」で始まることにはなんの違和感も無い。JapanJamでこの曲を聞くのは初めてだが、去年同じ場所で開催した「2023年 ロッキン」で同じ曲を聞いたので既視感を感じた。

 

 

今年のセトリは2曲目の「MOON PRIDE」が、過去セトリと比べても、ロックフェスで出てきたという珍しさという点でも、結構びっくりした選曲だったが、もしかしたら次の「レディ・メイ」とセットなのかな~と受け止めている。

 

結婚後初…ではないが、ももクロ側も少し構え方の用意ができてからの、初外向けイベントで、セーラームーンという高校生(一応)という設定のアニメ主題歌から、ももクロもう大人ですよというメッセージがこもってる「レディ・メイ」という流れかななどと妄想。

 

 

このブログを定期的に書くのを再開してそろそろ1年になるが、「マホロバ」で検索しても近年にはヒットしないので、「マホロバケーション」は少なくとも1年は聞いていない曲になる。久しぶりに聞けて嬉しいサプライズだったのだが、後のバンドメンバー紹介でピエール中野さんがバックバンドにいることが分かったので、選曲は久しぶりだからとかでなく、そことかかっているようだ。

 

 

Heroes、誓い未来は、去年で言うと「いちごいちえ」、2019年だと「The Diamond Four」みたいな、新曲のためのレコード会社枠。という感じだと思ったが、Heroesはそれで納得できても、誓い未来は本当にその枠なのかよくわからない。フェスでの盛り上がり方もよく分からないけど、ロックフェスに集まった音楽ファンに向けてゆずが作ってくれた良曲を当てたのだろうか。

 

 

「ツヨクツヨク」と「怪盗少女」は記憶が無いくらい盛り上がって8曲はあっという間に終わってしまった。

 

 

去年の夏のフェス行脚では「ももクロ」が「フェスの盛り上げを任せて安心なベテラン」というように扱われてるし実際にそう見えたが、今年のJapanJamではそこに「大人」という部分が追加されているように見えた。大人っぽいではなく「大人」。これが本人たちから自覚的に醸し出されてるのか、自分が勝手にそう見てしまってるのかは分からない。

 

セトリの「レディ・メイ」に大きく惑わされてる気がするが、レディ・メイの大人効果を更に高めたと思われる直前の「MOON PRIDE」と、2曲が2024年JapanJamの印象深い曲となった。