バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z! 2024/02/10(土)、11(金) | 接触が苦手だけどアイドルは好き

接触が苦手だけどアイドルは好き

接触が苦手な人のアイドルライブレポでしたが、もうほぼももクロしか行ってないです。

「バレイベは表の方が本格ライブだから」と表のみにやって来る友人がいるが、今年は表に「スナック愛輪」が発生したため、「ももクロライブ」としてのボリューム感は両日トントンな印象だった。

 

表の方が本格ライブって、そうだったっけ?と思ったが、確かに裏・表制度が始まった理由は裏にへんてこな企画を集中させて表にライブをまとめる…だった気がする。

 

この裏表論で言うと「スナック愛輪」はいかにも裏の領分な気がするが、2022年に出てきた「スナック愛輪」は確か、毎年表で開催されるラジオドラマの、ものすごく長い版の一部だったせいで、変化球企画なはずなのに、表なのだ。


そもそもラジオドラマを表でやるのは表が本格ライブという話と逆行してるし、「裏と表の違いって何?」っていうMCもなんとなく聞いたことある気がするので、裏表に自分は明確な違いがあるとあまり意識したことがなかった。

 

裏とか表とかあんまり意味なくない?と思えるが、ニッポン放送もそう思っていたのか、今年は裏表がありつつの「白と黒」という新しいテーマが出てきた。

「白と黒」という新テーマのせいか前述のラジオドラマは裏で行われたりなど、やや変化しているようだ。裏表と言ってはいるが、メインは白と黒なのだ。白と黒のテーマがセトリにも貫かれている。じゃあ裏表って言わなくていいじゃん(頑なに裏表が残るのはラジオはカセットテープで録音するものという制作陣の気持ちが生き続けているのだろうか。)


2/10(土)1日目

1. 行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-
2. CONTRADICTION
3. MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰
4. 笑一笑 ~シャオイーシャオ! ~
(ゲスト:佐久間宣行)
5. 泣くな向日葵/玉井詩織
6. Tail wind/高城れに
7. だって あーりんなんだもーん☆/佐々木彩夏
8. ukiukihuman!/百田夏菜子
 ラジオドラマ「白いカセットテープ」
9. 雨と泪 (ゆず)

(労働の部屋企画)
overture
10. 白い風
11. ピンキージョーンズ
12. Chai Maxx
13. 走れ! -ZZ ver.-
14. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
15. ツヨクツヨク
 【アンコール】
16. 誓い未来へ

 

佐久間さんがゲストというのは、大物ゲストが来てももクロが気を遣うのとも、芸人が来てももクロがいじるのとも違う、「素直に指示に従う」モードだったのが今まであまり見たことが無いものだった。

 

れにちゃんが罰ゲームで平成の一発ギャグをやる流れで、「これはノーカン」として、一発ギャグをやる前に、にしおかすみこを試しにやらされたのも、正直おかしいと抵抗してもいい案件に見えたが、めちゃくちゃ素直に従ってたし、夏菜子ちゃんもいつもの1.5倍ほど声が大きく感じられた。プロデューサーに対する芸能人の本能的な反応なのだろうか。

 

泣くな向日葵は会場一面が黄色ペンラによって黄色く染まったのが、あたり一面が向日葵畑のように見えた。サビでタオルを回すことを詩織ちゃんが促してくれたが、自分のタオルが黄色くないのでせっかくの向日葵畑を壊したくなく、黄色ペンラを回していた。


個人的ハイライトは、子供の頃からずっと聞いてたし、学生時代はギターを練習して何回も弾いてた「雨と泪」をももクロが歌ったことなのだが、個人的すぎてももクロに絡めてこれ以上話を広げられない。誓い未来でゆずとの出会いがあって、15周年で夏菜子ちゃんが号泣してくれて、本当によかった。

 

裏と表と、もう一つの「白と黒」のテーマは、1日目を通してセトリに白という言葉が入っている楽曲だけでなく、白のイメージである無垢さ明るさが重要となることが分かり、2日目の「黒」への期待が高められた。

 

2/11(日)2日目

 

1. Nightmare Before Catharsis
2. The Diamond Four
3. MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰
4. Re:volution

(スナック愛輪 ゲスト: 鈴木拓、鈴木杏樹)
5. 淋しい熱帯魚 (Wink)/玉井詩織、佐々木彩夏
6. 年下の男の子(キャンディーズ)/玉井詩織、 佐々木彩夏、 鈴木杏樹
7. ら・ら・ら (大黒摩季)/ももクロ & 鈴木杏樹
8. Live Once feat. Anju Suzuki/鈴木杏樹 w/ Night Tempo
9. レニー来航!!/高城れに
10. Doubt/百田夏菜子
11. Sepia/玉井詩織
12. Lady Cat/佐々木彩夏
(スポーツスタッキング)
overture
13. 黒い週末
14. CONTRADICTION
15. サラバ、愛しき悲しみたちよ
16. 労働讃歌
17. オレンジノート
 【アンコール】
18. 走れ! -ZZ ver.-
19. 誓い未来


2日目は前日に期待した通り、15周年ツアーの黒いドレスで登場してくれたのでこの時点で白黒テーマの登場に感謝した。


スナック愛輪は、2022年声が出せない中で塚地さんのコールを聞き、号泣してた経験があるので、久しぶりの声出し公演だからやったのかなと思ったが、今思うと黒=大人の世界ってことか。

 

ソロ曲について、1度、1日目に戻る。

1日目のセトリは

泣くな向日葵/玉井詩織

Tail wind/高城れに
だって あーりんなんだもーん☆/佐々木彩夏
ukiukihuman!/百田夏菜子


白がテーマだったら詩織ちゃんと夏菜子ちゃんはもっと別の選曲もできたんじゃないかと思ったけど、この2人は「2日通して聞くと対になっている」ということが白と黒というテーマに対しての答えな気がする。

全体的に「白い色」というより「明るいテンション」の楽曲が選ばれているが、泣くな向日葵とukiukihuman!は「みんながそれを待ってる」という意識も選曲理由にある気がしてくる。

夏菜子ちゃんはソロコン後で、詩織ちゃんはソロコン前に、ソロコンの一部をバレイベで出してくれている。


2日目、ソロ曲の順番は

レニー来航!!/高城れに
Doubt/百田夏菜子
Sepia/玉井詩織
Lady Cat/佐々木彩夏


前日の「ももたまい」が「あやたか」を挟む順番と対になってるし、ももたまいの真に迫る感じの曲を、あやたかのエンタメぽさで挟む感じも、メンバー順と曲順がうまくまとまった感がある。

Doubtの厳しすぎる歌詞が終わってからの、Sepiaで絶望に寄り添って救いを模索するという、この順番以外では絶対来て欲しくなかったものだったので、うまくまとまってくれて助かった。

 

労働讃歌は日曜ライブの終わり際に持ってくるのが本当に趣味の悪い定番なので、白黒のテーマからは逸脱している適当な選曲な気がしたが、一応サラリーマン=大人=黒ということでの選曲だろうか。


CONTRADICTIONが両日入っているが、あまり白と黒どちらのイメージも感じられない曲だ。セトリの位置が1日目は序盤の盛り上げ役、2日目は後半のエンジンで、2日間役割が違うことで違う色を出したのだろうか。


バレイベは、毎年、特にももたまいのソロ曲が楽しめる数少ないコーナーだったが、近年はあやたかだけでなく、夏菜子ちゃんもソロコンを開催し始めたことにより、ソロ曲を聴く機会としての希少性は薄くなってきた。その代わり詩織ちゃんが新曲を1年で12曲増やすというチート技を使ったことにより、4人が2日間かけて1回だけ登場するのではなく、両日1回ずつ登場して、1人につき2曲ソロ曲を歌うという充実コーナーへと進化を遂げた。過去のソロ曲が聴く機会が減ることは寂しいが、今年はソロ曲コーナーの充実感が印象的だった。


今年は夏菜子ちゃんがソロコンを切り取ったような演出をしてくれた。当たり前のように来年のバレイベ開催告知してくれたが、詩織ちゃんソロコン開催後の来年のバレイベがどうなるか。


当たり前のようにまたバレイベ行けていますように。