内なる石のひびきに、熱き心がやどる -116ページ目

モルゴン・コート・デュ・ピィに間違いなし

自称「ガメラー」の僕はボージョレが好きです。特に熟成したものとナチュラルなものが。

そして最上のエリアは『モルゴン コート・デュ・ピィ』です。

このエリアは花崗岩だけじゃなく火山性の土壌と青いシストが存在します。

それによりミネラル感が生み出され、他のボージョレとは一線を画す存在です。

 

ボージョレはブルゴーニュにあるのにガメイということであまり値段が高くないですが実は相当おいしい。

熟成すれば極上のピノノワールのように変貌もします。

 

ボージョレ・ヌーヴォーのイメージが強いのもまた一因でしょう。

 

でもコート・デュ・ピィを買っておけば間違いないのでこうやってために買います。

いろんな生産者を飲み比べてガメラーの極致へ!

妻の誕生日ディナーを実家にて

妻の誕生日は妻の実家で。

乾杯はシャンパーニュで。年に3回しか飲まないシャンパーニュ、ここで2回目!

シャンパーニュ コレを。

生牡蠣と合わせました。

メインはコックオーヴァンなのですが、こんなの見たことがありません。

鶏は骨付きもも肉をお取り寄せしてもらって買ってきたそうでどーん!でも繊細っていう感じです。

そしてどこで覚えたのか妻が吹くはずだったキャンドルは息子が全部吹き消しました!

いつも実家ではワイングラスはバカラなのですが、右は左の倍くらい高いのです。

 

ゲストが妻の時は右が私たちに供され、こちらがお祝いするときは義父母に右側が置かれるのです。

 

こういうのってこちらがグラスの知識ないとわからないことですよね。そういうさりげないサーヴィスがすごいです。

そして気づいていることも伝えません。これがマナーです。

蕎麦前 山都 @六本木

六本木の蕎麦の名店といえばこちら。

この後、テイスティングの会があり、そこで少しおつまみが出るということもあったので「こってりつけ蕎麦」にしました。

 

なんとこの蕎麦おいしいことか!

いつも並んでいると聞いていたので躊躇していたのですが13時過ぎだと問題なし!

50席ほどある大きなお店です。

入口からしても雰囲気ありますよね!

 

ねらい目は13時ごろです。(※14時ラストオーダー)

ワインペアリングディナー @Moss Cross Tokyo sibuya

グルマン&ノムリエの会に今回もペアリング担当&解説として参加しました。2月26日にハイアットクラス 渋谷のメインダイニングとして入られたMoss Cross Tokyoさんにて。

今回のテーマはMoss Cross Tokyoさんが出会った思い入れのある生産者の食材に世界のワインを合わせる、ということでしたが、ワインペアリングを突き詰めた結果、フランスとスペインのワインだけになってしまいました・・・。

まずはウェルカムドリンク。

アミューズには「漢方卵と西土佐ツガニのフラン・ロワイヤル エストラゴンのエミュルション」

 

ここはペアリングではなく、軽くお腹を温めていただく1皿です。

続いてがMoss Cross Tokyoさんのスペシャリテで

『SHOKADO-9』松花堂に盛られた9つの物語として9品が一度に出てくるスタイルです。

これにワインを合わせるなんて至難の業です。

 

そこで合わせたのが

 

ジ・ロレンス リムー・メトド・アンセストラル

 

でした。あえての甘口スパークリングです。いきなり甘口が出てくることで異論もあるかも知れませんが、この9皿を満足してペアリングしていただくにはこれしかありません!

それに桜が咲く予想でエチケットが桜のようなこのワインを合わせたかったのです。(アーモンドの花ですが)

 

9皿は左上から

■福島いわき白石ファーム「ケール」熊本 堀内製油「金ごま油」と塩レモン

■北海道おっこぺ町「帆立」のシェリー漬け

■静岡くぬぎ養鱒場「くぬぎ鱒」コンフィ

■ブルゴーニュ風ジャンボンペルシエ 高地「四万十ぶしゅかん」のタルタル

■茨城 奥久慈ファーム「クレソン」と和牛ブレザオラ オリエンタルソース

■静岡 長谷川農産「マッシュルーム」麻婆

■福島「常盤もの平目」の生ハム 高知西土佐「ワサビ」のソース

■気仙沼「鮫」のブランダード WONDER&CROSS ウスターソース

■福島県鮫川村ファームつばさ 「ジャージー牛乳」のブランマンジェ 苺のエチュベ

 

でした。一番最初に甘口で行こうと思ったのは「シェリー漬け」があるからです。シェリーと合わせれば合うでしょうけどそれでは面白くありません。

残糖度が78g/ℓくらいのこのワインならシェリーの甘みと濃厚さにも対抗できると考え、こちらを選びました。

 

帆立やジャンボン、ハム状の甘みを持つものは合うと思いましたし、瓶内二次発酵しているので旨みにも対応できます。

モーザック特有の青リンゴや柑橘の香りはかんきつ類には合いますし、麻婆などの辛さには相反する相性で合います。

MLF発酵を経ていますから牛乳にも合い、イチゴの甘みにも同調します。

 

ということでほぼ完璧に合わせることができたと思っています。難しいのは唯一鱒ですね。これはもう少しコンフィ感があると思っていたのでちょっと合わせづらかったです。

続いては「気仙沼フカヒレのステーキ Cross Farm あやめ蕪のプロヴァンス風」。

 

白湯スープとフュメ・ド・ポワソンを使ったソースです。

白湯スープに合わせるにはワインにも同様の「とろとろ感」が必要です。なので少し熟成したシャルドネを合わせるのが王道ですが、それは以前やったので今回は

 

ヒメネス・スピノラ エクセプショナルハーヴェスト

 

を合わせました。このワインもヘーゼルナッツのような香りに甘みがあり、ペドロヒメネス特有のとろとろ感があるため、白湯スープに合います。そこに少し酸化を伴う味わいはフュメ・ド・ポワソンにもフカヒレ自体の食感にも合わせやすいです。紹興酒を合わせるように合わせるペアリングでした。

「蝦夷鮑のペルシヤード 奥久慈ファームの紅菊芋のクーリ」

 

本来、鮑には樽熟成白ワインを合わせるのがセオリーですが、ペルシヤードなのであえての赤、それもパセリには絶対に合う、ガメイを合わせました。

 

ピエール・マリー・シェルメット ムーラン・ナ・ヴァン レ・トロワ・ロッシュ

 

このワインがもっと日の目を見てほしいとガメラーの僕は思うのです。新樽は使っていませんが、パン粉のような衣にも少しボージョレにしては強いこのワインはきっとびっくりするくらい合ったはずです。

鮑の食感も弾力があるので蛸と同様、赤ワインと合わせるのは実はアリなのです。

そしてメイン。

久米島赤鶏のディアボロチキン 常盤伊勢海老のソース・アメリケーヌ

 

薬膳のスパイスが15種類も入っているこのソースには同じスパイス感を感じつつ、この品種の最高の造り手だと思っている

 

アデガス・ギマロ カミーノ・レアル

 

を。メンシアという品種はこのスパイス感と薬膳の香りを含んでいて強い品種ではないから鶏肉にも合いますし、海から離れていないこともあり、海老にも親近感を持って接してくれます。

 

さらに混植ということもあり、より複雑な味わいにも対応できます。

キビまる豚の琉球バクテー 完熟 滋養 モリンガ麺

 

ここは麺でスープもあるのでワインは合わせなかったのですが、さきほどのメンシアなら対応できました。

そしてデザート。

ワンダーファームトマトのコンポート ひんぎゃの塩のグラス

 

これには

 

エントロイド ベルムット ロホ

 

変わり種ですが、スペイン・ガリシア地方のアルバリーニョとニガヨモギなどの12種類のハーブを漬け込んだベルムット(ベルモット)を。

 

こちらも残糖度としては80g/ℓ程度なのでトマトの糖度にもちょうどよく、塩が相性をプラスして合わせてくれます。

こういうものもあるということで組み合わせました。

ワインはこちらです。

チャレンジングなペアリングもありましたが、ご満足いただける内容になったかと思います。

料理も素晴らしかったです。

次もこういった企画ができるとうれしいです。

アターブルのおいしいハンバーグ @草加市

草加市は東武との共同町おこし的な取り組みが行われていて空き家になった古民家をリノベーションして飲食店として蘇らせる企画をされています。そんな1軒が『洋食屋アターブル』さん。

駅から少し離れたところにある古民家を改装して1階をレストランにされています。

なんともおしゃれ!床は古い小学校の校舎の廊下のような古い木をそのまま生かしたような造りで中もとってもいい感じなのです。

そしてもともとホテルで料理を作っていたシェフが運営する洋食屋になったようです。

ものすごい人気で11:30のオープン時に行ったら毎日行列だそうです。今はランチも予約ができるそうで予約で満席のようです。

僕はたまたま13時すぎに行ったので普通に入れました。

人気はこのハンバーグステーキ。

ハンバーグってどこで食べてもだいたいおいしいですが、ここは特においしい!

外は焼き目がついてカリカリになっていて中は思っていた以上に柔らかくて肉肉しいとはまた別のふわふわ感があるおいしさです。

そりゃ並びますわ。

 

この日は駅の反対の八塚側のお店と商談だったのですが、こちらも元々東武の社員寮だった4棟をつぶして2棟残して窓側をぶち抜いてテラス席と入口にする計画で工事が進んでいます。

取り壊した2棟は畑になっていて住民や飲食店がそこで野菜を植えることができるそうです。

 

なんとも素敵な計画、草加市!