大変興味深い記事を拝見しました↓

 

受験勉強である「パターン演習」の功罪のお話。

 

パターン演習、というのは、

ざっくりいってしまうと、

 

とにかく、入試でよく出る、典型題が詰まった問題集を、

ただ、何周も繰り返す

周回数を増やして、「回数を増やす」ことで、

あまり考えずに、丸暗記する

 

というものです。

 

いわゆる「詰め込み」ともいう。

はい、私が嫌いなやつです笑。

 

では、この「詰め込み」の対極にあるもので、

私が好きなやつは、というと、WHY思考です。

丸暗記ではなく、

なぜそうなってるのか、自分なりに考えて、理解しながら、進める、

というものです。

 

(以下抜粋;フォントは変えてます)

・そんなに詰め込みまくってまで勉強をやりたくない

 

 この感覚は正しいです。そもそも、きっちりやっていれば、そんなに同じことばっかり何度もしなくてもよいのが勉強です。勉強の本質は徹底した思考の中にこそあります。

 鉄緑会の創立者の和田秀樹さんですら、自分で設立しておきながら)過剰な詰め込み型であることの注意喚起を発しています。それが批判になり、なぜか後に代表を辞職する事態になっています。

 

 彼らは、数学などでは非常に理解の度合いが深く、公式も自分で証明ができるし、三角関数などでも図でイメージを作ることを端折りません。加えて読解力も高く、僕のテキトーな話も真意を推測して聞いてくれ、話が弾みます(ま、僕の方が数学ができていないこともよくある、笑)

 

 彼らをはじめ、東大時代の友人などを見ていますと、できる子のパターンが見えてきます。

・一発目からしっかり理解をしている

・小さな疑問点もどんどん解消しようとする

 このようなことがいえ、

 

・普通の人間が3巡して理解しなければならないことを、ほぼ1巡で理解して終えられる

 

 ということが僕の目線では言えます。才覚の差というよりは、最初の学習での丁寧さと理解をしっかりしていく、という姿勢だけで凡人との差が生まれています。

 

(抜粋ここまで)

 

私自身のことかな?と、少し嬉しくなりましたね。

その思考習慣の私が大人になっても、

同じ姿勢で勉強するので、

ファイナンシャルプランナーの勉強も、とても楽でした。↓

 

「理由」を入れる余地がない、「数字」だけ、丸暗記かな、と割り切り、

そこは、予想問題集を周回しています。

でも、自分なりにストーリーを創って理解したところは、

何日触れてなかろうが、しっかり記憶に残ってるんですよね・・・。

さすが、WHY思考、精読学習。

 

 

さて、そんなWHY思考とは真逆の、警鐘が鳴らされている「パターン演習」ですが。

 

(抜粋ここから;強調部分は私が勝手につけてます)

 パターン化学習の勝者は、

・新しいことに挑戦するより、前例を踏襲したい

・できれば、未知の分野には踏み込みたくない

・自分とそのまわりの生活や暮らし最優先

 という性質を持ちます。イノベーションとは程遠いです。

 僕も20代のころはその面がありました。(の割に音楽方面に飛び込んでいるがw)

 

 これが、高学歴人材のある種の貧困化になり、しょぼい高学歴者が社会の上位に出張って、あんまりいい国ではなくなっていくかもしれなくなるかもな、と危惧します。加えて若年層の道徳観の欠如も怖いです。(これも得点主義が高じて起こる)

 

(抜粋ここまで)

 

・・・。

 

・・・・。

 

・・・・・。

 

今の職場のことだね・・・。

国家公務員が集まる、

とある組織のことだね・・・。

 

 

前例踏襲、

「イノベーションの創出をサポート」うんぬん、口では理想を語っておきながら、

未知への挑戦を嫌う、

前例がないと不安になり、意思決定できない、

 

自 分 と そ の 周 り

最 優 先 

 

組織でいうと、

「自分個人さえよければいい」

はもちろん、

・自分の部署さえよければいい、

他部署との信頼関係はゼロどころかマイナス

 

・もっというと、自分がその部署にいる間だけ、その部署で問題起きなければいい(事なかれ主義、ツケ回し)

 

 

(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

 

私のいるところは厳密には中央官庁ではないのですが、

他の中央官庁も似たような感じならば、

まさに、この記事にあるように、

「あんまりいい国ではなくなっていく」になってしまいますよ・・・

 

 

そして、極めつけは、

若 年 層 の 道 徳 観 の 欠 如 

はい。私が今の職場に愛想をつかして辞める理由の一つです。

以前も書いたかもしれませんが、

私が若手だった、15年くらい前は、

仕事の成果がいまいちで、伸び悩んでいる人は、どの代にも、一人はいましたが、

道徳観が欠如している人は、一人もいませんでした。

皆、良識や良心を、しっかり持っていました。

だから、仕事の出来に関わらず、人として尊敬できましたし、

この人といい関係を築いていきたいな、と感じる人ばかりでした。

 

ところが・・・

管理職クラスになると、良心を捨てる人が続出し、

そして、極めつけは。

私の知る限り、

2021年から毎年、この傾向が出ています。

 

どの代にも、

道徳観が著しく欠けている、

良心があるのかとても疑わしい、

そういう、「人として存在していいのか」級の問題児が出るようになりました。

しかも、下手すると、一人ではすまない。

10人近くしかいない中に、

問題児が二人以上いるって・・・。

 

特に、今私がいる部署って、

「逸材(自然災害)トリプルスリー」とかいうレベルですから(絶望)。

ここまで来ると、恐ろしくなって、

今年の新人も、まさか・・・と、思ってしまう、、

 

得点主義、

物事の奥を見ないパターン学習、

これが社会人になると、

どんなイカサマをしてもいいから、

どんなに出来が悪くてもいいから、

ノルマ達成すればいいや

という、社会人の屑になります(実話)。

 

 

パターン学習という、速効性のやり方に慣れているからか、

「すぐできる」以外の、

じっくり考えるやり方を教えると、

露骨に拒否反応を示されます(こっちはお前を拒否したいよ爆)

 

 

 

もはや、今の私にできることは、

・国の行政、国家公務員の仕事に期待しない

・税金だけ納めて、義務だけやって、自分の生活に集中する。

 

・パターン学習の人たちと違う波長で生き、

環境を異にする。

 

くらいです。

 

ほんと、

組織と違って、

国に、「価値観」(バリュー、ビジョン)がなくてよかったな・・・。

価値観の自由が、

憲法とかで尊重され、守られていてよかったな・・・。

 

今の私には、

「パターン学習から生まれた産廃闇」の人たちに、

つける薬が、全くノーアイデア、です。

 

だから、職場辞めて、逃げるんですよ。

 

逃げて、

自分の感性に従う、

そんな豊かな世界にこもって、幸せに暮らします。

 

私にいわせれば、

パターン学習なんてする方が、人生つまらないのに、

どうしてパターン学習するの???

自分で「なぜ」を考えるのが、

一番楽しいよ!!

 

その後の人生も、ずっと楽しいよ!!!

 

とだけ。