(業務連絡)

昨日の7日は、なぜか、7時台に記事を上げ忘れてしまっていました。

自分のブログを見返して、びっくりしました汗

原因は、私の記事管理ミスです、、

(ネタがなくなったわけではなく、たくさん溜まっています笑。)

 

ブログを書き続けて4年以上たちますが、

予約投稿ミスをしたのは、実は初めてです。

それだけ、体が疲れているのかもしれません。

よく寝ます・・・。

 

 

(ここから本題)

最近は、ファイナンシャルプランナーの勉強を楽しんでいます。

今は、予想問題を解いて、まだ足りなそうな分野を洗い出し、

2週間後の試験に向けて、最後の繰り返し復習に入ろうか、というところ。

試験を目標に勉強するのは、実に、15年ぶりです笑。

 

で、どうしても避けて通れないのが「暗記」ですね。

私は、思考停止で丸暗記するのが苦手、というか、嫌いです。

なので、学生時代に、受験勉強をしていたときから、

WHY思考=なぜ、そんな話になっているのか

をフル活用し、

ほぼ丸暗記するしかなさそうな「英単語」ですら、

なぜ、こんな言葉がこんな意味になっているのか、というストーリーを、できるだけ、自己流解釈で構わないから、作っていたものです。

 

例)preface=pre(プレ)「前に」+Face(顔)。

顔という「本編」「メインコンテンツ」の前に置くから、前置き、序章、という意味になる。

 

WHY思考は、情報過多の今の風の時代こそ、とても大切な力だと思います。

自分で考えて、情報を取り入れるかなどの、情報の信ぴょう性を判断する。

また、自分で考えて、物事の本質から、自分なりの解釈で理解することで、

他のことにも応用できる思考力がつきます。

最近の中学受験や大学受験で問われる「自分で考える力」「データ分析力」あたりは、まさに、この、WHY思考を、勉強や日常生活の中でどれだけやってきたか、で、鍛えられる力だと、私は思います。

 

そして、ファイナンシャルプランナーの勉強でも、このWHY思考は、大いに活きています。

例えば、子供の教育ローンのようなものである、学資保険ですが、

これは、「親が死亡したり、重度の障害者になってしまったりしたら、

その時点で満額支払いされる」という点が、

他の保険制度とは違う、大きな特徴です。

 

・・・ですが、そもそも、

学資保険って、なんのための保険なんだろう、

子供が、もし、養い手の親が働けなくて、お金に困っても、

きちんと教育を受けられるお金を用意するためのものだよね、

と気づけば、

そりゃ、親が働けなくなったら、満額お金がもらえるのは当然だ

ということが自ずと腑に落ちます。

こんなふうに、「学資保険」の存在意義(WHY)がわかっていれば、自ずと気づける情報は、丸暗記する必要はないのです。

 

もう一つの例としては、「用語を覚える」お話を。

年利●%で●年運用、という資産運用(資金計画)の世界でよく使う係数のお話です。

 

終価係数=現在の持ち金を複利●%で運用したときの、●年後の金額

現価係数=複利●%で●年運用したときに、所定の金額に達するには、今いくら用意すればいいか

年金終価係数=毎年〇円積み立て、複利●%で●年運用したときの金額

減債基金係数=複利●%で●年運用して所定金額に達するには、毎年いくら積み立てればよいか

 

資本回収係数=現在の持ち金を複利●%で運用しつつ、●年で取り崩すとき、毎年いくら取り崩せるか

年金現価係数=複利●%で運用しつつ、●年で取り崩し、毎年所定の金額を受け取るためには、いくら用意すればいいか

 

上4つは、いわば「FIRE、リタイア資金はもちろん、資産目標を設定する計算」に必要で、

下2つは、「資産を崩す生活をするときに、資産いくらを目標にすればいいか」に必要です。

 

試験問題としては、それぞれの係数の値とセットで出題されるものと、そうでないものとがあります。

係数の値とセットなら、話は早くて、

複利の意味(毎年乗算で資産が増える)から、値の大小順がすぐ導けるので、楽。

ですが、係数の値の情報がなく、単に、「この言葉はどんな意味か」を問われる場合もあるので、それを覚える必要が出てきました。

というわけで、WHY思考を使って、こんな覚え方を考えました。

 

「終価」=資産額がいくらに到達するか、を求めるもの。

さらに「年金」という言葉がくっついてるのは、「年間積み立て」を意味する。

 

「現価」=今資産をいくら用意すればいいか、というお話。

さらに「年金」という言葉がくっついているのは、「セルフ年金の受給額」みたいな「年間取り崩し」を意味する。

 

「減債基金」=「基金」とあるので、毎年の積立金額を求めるためのもの。

 

「資本回収」=資本を回収する、という文字通り、毎年いくら取り崩せるかを求めるためのもの。

 

この話を、ファイナンシャルプランナーの勉強をしている会社の同僚にしたら、

自分は、そこを丸暗記できなくて挫折しかけたが、講座でそれに近い説明を聞いてよくわかった、と言われました。

なるほど、WHY思考で、自分なりに、理解の仕方、覚え方を生み出せれば、

その手の話は、他人の解釈いらず、つまり、講座に頼らず独学で楽しく勉強できる、と。

 

これはすごい。

学ぶことをDIY(独学、低コスト)、しかも楽しくし、

自分で考える力をありったけ実践できて鍛えられる、

それがWHY思考なのです。

なんと偉大な。

 

WHY思考を使いこなせれば、

勉強に必要なお金は、参考書や模擬試験問題集だけで済み、

高いお金を払って、他人の講座を買う必要がなくなります。

低コストという面でも、もちろんありがたいのですが、

まずは自分で意味付けを考える、理解する、という、

プライスレスな楽しみも、同時に得られるのは、大きな喜びです(私的には)。

 

もちろん、テストは時間勝負という要素がありますので、

単語を見たら、ぱっと、その存在意義や趣旨を思い浮かべて、

目の前の、〇×問題や、選択式問題の答えがどれかを判断できるくらいの、

頭の高速回転と、反射神経の力がとても大事になります。

 

WHY思考で導けることを暗記しないと、

考えるのに時間をとりますからね。

それを、制限時間内に終えないと、勝てません。

 

とはいえ、私は、頭を動かすことが大好きでして、

頭の回転速度が速すぎると、色々な方面から言われ続けているので、

そこは、心配していません。

実際に模擬試験やって時間間隔を掴んで、調整すればいいか、ぐらいの構えですし、

何度も試験問題をやれば、どんどん、問題見て条件反射で答えが出てくるようになってくるので、大丈夫かなと。

・・・と思ってたら、実際、予想問題解いたときに、楽勝なペースでした。

 

WHY思考で、丸暗記をサボるのは、

私のような、頭の回転が爆速な人にしか向かないかもしれません!?

 

とはいえ、

日々、考えることをやめず、

WHY思考や多角思考を習慣にしていれば、

頭を動かす、脳を使うのが大好き!

というメッセージを体に送ることになりますので、

体さん、特に脳が、喜んで、どんどん速く動いてくれるのでは、

と、私は思います。

 

そして、脳がよろこんで、「考えるのって楽しい!」と、イキイキしている人たちが、

風の時代に、満たされて生命力のある、情報強者になるのでは、という気がします。