・GROOVE(グルーブ)感を大切にしろ!! | ありえないビジネスコンサルタント 山田太一のビジネス講座

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GROOVE(グルーブ)。集団で高揚し、盛り上がり、躍動すること。グルーブする。それは言葉にできない「感覚」だ。元々は音楽業界で使われていた言葉で、レコードの溝(GROOVE)意味だった。それがミュージシャンの間で、フィーリングを表す言葉となり、集団で心を奪われたり、体を動かしたり、惹き付けられたりする感覚に生まれ変わった。プロのDJは、グルーブを生み出すことに上手い。観衆を楽しませ、踊らせる、最高に盛り上げる。そう。一体感を作り出せる。ライブに行ったことがある人は、この感覚が分かるのではないでしょうか?社員のマネージメントも同じ。社長と社員全員の一体感が、会社を盛り上げていくのではないか。俺はそう思う。一体感のない会社の会社の特徴とは・・・実際にあったことをお話しよう。とある美容院での話。社長がが集客したいという意向があり、外注でホームページを作ることに。SEO対策をするには、スタッフに毎日ブログを書いてもらう必要があった。内容は、社員の日常について。目的は、SEO+顧客に親近感を与えること。初めてのことなので社員が社長に聞く。「どのような内容がいいですかね?」と。社長は「外注のコンサルタントの方に全て聞いて。」と。社員が更に聞く。「自社のことですから話し合って決めた方がいいと思うのですが。」と。社長は言う。「そんな時間ないだろ。接客で。ホームページの専門家に任せた方がいいに決まってるだろ。」と反論。その後、社員は言われるがまま、毎日、ブログを更新し続けていた。さて、社員はどのような心境なのだろうか?想像してほしい。「会社を想って意見を出したのに無駄だ。まあ黙って言うことを聞いて入れば何も言われないしいいか。」という気持ちにならないだろうか。こうなると社員は本音を言わなくなり、上辺で社長と付き合うことになる。一番聞くべき意見は、”毎日同じ現場で戦う社員”であるのにも関わらずだ。さあ、このようなまとまりのない会社が儲かるのだろうか?答えはNOだ。この空気感が顧客に伝わりリピーターは減っていく。では、どのように改善すればいいのか?答えはシンプル。”社員の意見を聞くこと”だ。そもそも会社は社長が創るものでなく、みんなで創りあげていくものだ。全員の意見をまとめて、全員で議論し、意見をぶつけ合い、合意して、納得して、同じ方向に向かって進んでいくもの。従業員は社長が思う以上に会社のことを考えているケースが多いですから。なんとなく社員と関係に違和感を感じるなら、今さら言いづらいかもしれませんが一言聞いて下さい。「君はどう思う。」と。そこから、何か新しい発見があるかもしれませんね。注意深く周りを見渡してみて下さい。活気のある会社は、一体感があるから。全員で同じ方向を向いているから。お客さんは、シーンとしたところに行きたくないでしょ。盛り上がってるところいきたいよね。皆さんはどう思う?