・話題を創れ!! | ありえないビジネスコンサルタント 山田太一のビジネス講座

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海外のDJの年収をご存じだろうか?DJとは、曲と曲を繋いでノンストップで曲を流し続け、パーティーのオーディエンスを盛り上げる人達のこと。david guetta 30億円。avicii 20億円。tiesto 32億円。などなど。有名野球選手並み収入を得ている。なぜ、すごいのか。EDMというジャンルの音楽が世界中で人気だから。この大御所DJ達のジャンルはEDM。どれくらい人気かというと、1回のフェスティバル(Electric Daisy Carnival)に集まる人数は345,000人。(東京ドームの7倍)こんなイベントが世界各国で開催され、彼らはメインDJとして参加している。アメリカでは、ヒップホップ以来のムーブメントと言われていて、ザ・サウンド・オブ・ヤング・アメリカとも言われている。では、何故、話題になったのか?David GuettaというDJがUsher、Snoop Dogg、Nicki Minajといったヒップホップ/R&Bの大物アーティストとのコラボでEDMというジャンルが浸透していった。日本で例えるなら、AKBとかEXALEと組んで話題作りをするようなものです。さて、今日は商売をヒットさせるには~話題作り~が重要なんだって言う事を伝えたい。このDJの有名アーティストとコラボする作戦。すごいですよね。音楽チャートで人気のジャンル(HIPHOP)とクラブで人気のジャンル(EDM)を融合させるってアイデア。そりゃ話題になるよ。じゃあ自身のビジネスに置き換えた時、どんな話題を創ればいいのだろうか。世の中のいい例を挙げていこう。まず、ガリガリ君。少し前の話だけれど、「コンポタージュ」「ナポリタン」面白い味が話題となりましたよね。これって、ただの話題作りなんですよ。まず、味はイマイチ。けどみんなが口にしたり、facebookに紹介したりする。すると周囲の頭の中に「ガリガリ君」が。ソーダ味が食べたくなる。コンポタを試してみたい。熱いからアイス食べたいとか。要は”話題作り”がPRに繋がっているわけ。商品をネタにした話題作りで、PRする。広告費のかからない素晴らしいアイデア。面白い!!次。先日TVで紹介されてた話題なんだけど、「500円の車」。たった500円で買える車(限定)を取り扱う店が取り上げられていた。どこか裏があるんだろうと見ていたが、事故車でなく、走行も5万キロ程度、走行しているシーンも紹介している。普通の車と変わりはなさそうなVTR。でも500円で車を販売するなんてありえない。その意図はなんなんだ。それは、集客目的の話題、企画だ。話題で注目を浴び、知ってもらい、来店してもらう。500円から高い車の中から選択してもらう。結果として、500円の車で赤字を出しても、広告費となり、それ以上の収益を見込める。そういう流れになっている。賢いスキームだよね。最後に、俺なりのアイデア。ダイエーみたいなスーパーのマーケティングを手伝うとしたらどうするか。まずコンセプトは「高級店で味わう料理をご家庭で。」とする。すべての生鮮食品の食材にレシピを紹介する。各売り場で。トマトならカプレーゼ。きゅうりなら棒棒鶏。マンゴーならケーキの作り方。一般的なものではありきたりでつまらないので。有名店のオーナーと交渉する。「そちらのお店の紹介するかわりにヤバイレシピを1品教えて下さい。」と。そうすれば、有名料理店の集客にもなる。お客さんは、高級店の味を家庭で楽しめる。スーパーは商品が売れていく。俺だったら、このようなスキームを提案する。で。話題作りをどうするか??チラシを配りまくる。「高級店で味わえるがご家庭で楽しめるレシピを紹介するスーパーです。あのOOという店のOOというシェフの料理が簡単にできまーす。」「なんだったら今レシピ差し上げますよー。」っていろんな駅で叫びまくる。普段味わえない料理を簡単に味わえる→みんなに話したくなる→話題になる→流行る。こんなストーリーが想像できないだろうか。こんなことしてる店見たことがないからね。だれもやらない。だから自分がやる。というようなアイデアがあれば、勢いがあれば、四の五の言わずさっさと試すことをおススメします。話題になる可能性が少しでもあるなら。失敗しても平気です。成功するまでやればいい。ただそれだけです。ライバルと差をつけたいのなら”話題作り”に力を入れることをおススメします。あなたは、どんな話題作りをしていますか?