今日の更新は休ませていただきます。
残業で疲れましたorz

明日は「~日本の資産と負債~」「~負債によって資産は増える~」の2本立てで頑張りたいと思います。
…肉体の疲労は精神にクるなぁ。
シリーズ「国家経済論」の3回目になります。

昨日の話では「預金をする」という行為は「銀行に借金をしてもらう」事だと説明しました。
そして最後に「 全 体 の (これが大事でした!)資産と借金(負債)は同時に増える」と書きました。
今日はこの点について詳しく話します。

(もう一度)銀行に100万円があるとします。
あなたは急な出費で5万円が必要になりましたが、給料日前で手持ちがありません。
そこで銀行から5万円を借りました。
この急な出費、親戚が結婚したご祝儀としてでした。
そのため、借りたお金はそのまま親戚の元に渡ります。

この時、銀行は「現金95万円と貸出5万円」の資産、あなたは「借金5万円」の負債、親戚は「現金5万円」の資産、となります。
親戚のこの5万円の資産はあなたの5万円の負債が元になっています。
しつこいですが、お金は自然には生まれません。
今、世の中に流通しているお金は、つまるところ「誰かの負債」になるのです。

ここで小話。
(yxtuykさんのブログ「(縦に)長~い小ネタ」を参照してます。マイブログ紹介→お気に入り一覧からどうぞ)
資産になる「現金」、これの元の元になる「負債」はどこにあると思いますか?
誰かが借金したものとしても、現物そのものはどこからか持ってこないといけません。
さて、日本で現金といえば「円」です。
円を発行するのはどこかと言えば、それはもちろん中央銀行「日本銀行」です。
そう、日本銀行は円を発行する際、「資産としての現金」と共に「負債としての現金」ができるのです。
日本で流通している円、これは日本銀行の負債なんです。
ドルもユーロも元もルピーも、流通している現金は発行した中央銀行の負債なんです。

「資産と負債は等価である」
国家経済論、その3でした。
明日は「日本の資産と負債」に続きます。
今日の話は「国家経済論」としてとても大事な話になります。
(その1って前のに名付けといて良かったー)

解説に入りますね。
今、あなたの手元に1万円の「現金」があるとします。
この時、あなたの資産には「現金1万円」があります。
このお金を銀行に預けますと、「現金1万円」が「預金1万円」に変わります。
が、資産としての1万円は変わりません。

次に銀行から見るとどうなるのかを考えます。
あなたから預けられた1万円は、銀行の資産「現金1万円」となります。
これで終わりましょうか、いや終わりません。
同時に、銀行には「借金1万円」という負債ができるのです。
(銀行にとって「預金」とは、利子を付けていつかは返さなければならない、利用者に貸し付けられた「借金」なのです)

逆のパターンを考えます。
銀行に100万円があるとします。
あなたは急な出費で5万円が必要になりましたが、給料日前で手持ちがありません。
そこで銀行から5万円を借りました。
この時、あなたには資産「現金5万円」と同時に負債「借金5万円」ができます。
銀行側は資産「現金100万円」が資産「現金95万円」+「貸出5万円」に変わります。

ここでよーく考えて下さい。

1つ目のパターンでは全体の資産額は最初1万円でしたが、「預金する」という行為によって資産額は2万円に増え、同時に借金(負債)も1万円増えました。
2つ目では全体で100万円だった資産が105万円の資産と5万円の負債になりました。
「金は天下の回り物」を考えると、お金は勝手に消えませんが、勝手に増えたりもしません。
負債が増えた分だけ資産も増える、つまり、資産が増えるには負債が増えないといけないのです。

「誰かの資産は誰かの負債」
明日も続きます。