ビートルズの歴史において、スタジオレコーディングは、そのテーマで十分に語れるほど比重が大きいものです。それは、プロデューサーのジョージ・マーティンやエンジニアとの協力関係、機材の進歩、そして、ビートルズの商業的成功により十分な時間がかけられたことなどが相乗したものであり、その様々な試行錯誤、開発、実験などを経たことにより、今でも刺激的なサウンドが作り上げられたのだと思います。本当に奇跡的だとさえ思えます。その過程やスタジオに付随するエピソードを収めた本が、「ビートルズ/レコーディング・セッション」です。日本版は、シンコー・ミュージックから1990年7月20日に発行されています。著者のマーク・ルゥイソーンは、綿密な調査を行う実証的なビートルズ研究家で、ジョンとポールが初めて出会った日を1957年7月6日と特定したことで有名です。ここにおいても、1962年6月6日アビィ・ロード・スタジオにおけるアーティスト・テストから、1970年5月8日アルバム「LET IT BE」の発売日までを、日記形式により丹念に追っています。リンゴが脱退しようとしたり、生々しいエピソードもありますが、その全体をドキュメントとして捉えることにより、よりビートルズのアルバム、曲が楽しめると思います。
ビートルズ/レコーディング・セッション
著者:マーク・ルゥイソーン
翻訳:内田久美子
1990年7月20日
シンコーミュージック
まえがき(アビイ・ロード・スタジオ総支配人 ケン・タウンゼンド)
著者からのメッセージ(マーク・ルゥイソーン)
レコーディング・テクノロジーの背景(アビイ・ロード・スタジオ総支配人 ケン・タウンゼンド)
本書の読み方
プロローグ
1962年/1963年/1964年/1965年/1966年/1967年/1968年/1969年/1970年
ポール・マッカートニー インタビュー
グロサリー/レコーディング用語解説(フリーダム・スタジオ チーフ・エンジニア 目等進)
レコーディング・テクニックの解説
注釈(伊藤秀世、猪俣憲司、根木正孝、浪岡洋海、内田久美子、編集担当(今野政司))
ディスコグラフィー
インデックス
♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:
(追記)
ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ完全版
著者:マーク・ルーイスン
翻訳:内田久美子
監修:宮永正隆
2009年9月27日
シンコーミュージック
本書の読み方
まえがき(アビイ・ロード・スタジオ総支配人 ケン・タウンゼンド)
著者からのメッセージ(マーク・ルーイスン)
レコーディング・テクノロジーの背景(アビイ・ロード・スタジオ総支配人 ケン・タウンゼンド)
レコーディング用語解説
ポール・マッカートニー・インタビュー
プロローグ
1962年/1963年/1964年/1965年/1966年/1967年/1968年/1969年/1970年
Color Gravure
注釈(伊藤秀世、猪俣憲司、根木正孝、浪岡洋海、内田久美子、今野政司、宮永正隆(監修者)、編集部)
ディスコグラフィ
インデックス