星空見える窓を開けてひざまずく…
あぁサンタさん
どうか私に力を下さい…
あの娘に告白する勇気を下さい…

出来ればちょっとお金も下さい、プレゼント買うための…

あ、ちょっと良い服も欲しいかなぁ…

車もあると嬉しいな…
免許は持ってるよドラえ…いやサンタさん…

ライバルの男はどこか遠くへ行って欲しい…

クリスマスケーキにクリスマスツリーも大きなヤツが欲しいなぁ…

はは…ずいぶん欲張っちゃった…

手紙に書くから願いをきいてよ!
「サンタ」さん


数日後…
ライバルだった男は急に遠い故郷に帰った。

あるスナック菓子のキャンペーンに応募したやつで車が当たった。

ネットで洋服のコーディネートコンテストで入選してその服がもらえた。

デパートのケーキ屋さんで1つだけショートケーキ買ったらくじ引きが出来て、なんとクリスマスケーキとクリスマスツリーが当たった。

大喜びで、もうこの勢いにのるしかないと彼女に告白したら大成功!

クリスマスの日に買った宝くじはなんと大当たり!

もう天にものぼる気持ち…

ありがとう、ありがとうサンタさんホントに願いを叶えてくれたんですね…

月の見える窓を開けひざまずく…

すると空とも地下ともわからないとこから低い声が…

「願いは叶えてやった、さぁお前のその魂をもらうぞ!」

えっ?え、え、え!?
ど、どういうこと…

はっ!?
ね、願いを書いた宛名…
『サンタ』じゃなく…

『サタン』…