心配で心配で久々の等々力

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第9節 川崎vs鹿島 4−1

得点:永木

 

勝負が決してしまった試合の残り少ない時間の中で、必死でボールを追いかけていた鹿島の選手たちは、一体何を考えていたのだろう。たぶん、何も考えず、ただ悔しさをボールへの集中でかき消そうとしているかのようだった。身体のどこかに残っている力を探し出し絞り出して、ただ走ることによってしか、あの場に立っていることができない、そういう姿に見えた。途方もなく切なく、悲しかった。

 

試合後の整列が解けて、重い足取りでゴール裏に向かう選手たちを見ていた。西が先頭に立ってずんずんと歩いていく。何かを振り切るように、ゴールラインを越え、看板を越えて赤い群れの前に立った。追いついて一列に並ぶ選手たちを迎えたのは、チームのコール。サポーターもまた、何かを振り切るように声を張り上げている。響いたよね。響かなかったはずはないよね。

 

試合の入り、後半の入り。まずは守備から入って主導権を握る。ずっと言い続けていることの全てがまたできなかった。相手のパスの展開にワンテンポずつ遅れる守備。ボールを持ってもすぐに数的優位を作られて奪われる。攻撃は個人の頑張りがつながらない。一人一人が頑張るだけじゃ、サッカーにならないよ。これほど、練習を見に行きたいと思ったことはないな。

 

困ったな。

このままじゃ、ACLも先に進める気がしない。

困ったな。

 

明日は人間将棋を見に行くつもりだったのにな。元気が出ないよ。