逸品
日本ではシャープペンシル(略してシャーペン)と呼んでいますが、こちらではメカニカルペンシルと呼んでいます。こういった和製英語を何気なく使ってしまい「What? 何?」とアメリカ人に言われてしまうことも多々ありますが、ある日このシャープペンシルの由来を調べてみて驚きました。
もともとこのシャープペンシルはイギリスで発明されたそうですが、日本では早川金属工業の創立者、早川徳次が金属製繰出鉛筆を発明して「早川式繰出鉛筆」として特許を取得したのが始まりだそうです。
その後、「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」と改名して売り出され欧米で大ヒットしたそうです。
その名前の一部をとって早川金属工業から社名を変えたのが現在のシャープ (SHARP)なのです。
シャープと聞けば液晶テレビと思いがちですが、実はシャープの原点はこのシャープペンシルだったのですw(゚o゚)w
このシャーペンを使って毎日数独ゲーム をやっていましたが、名前の由来がわかったあとは、とても誇らし気分になり、最近はスムーズに難題を解けるようになりました。日本の逸品に感謝です!
朝食
私は今までほとんど朝食を抜いたことがありません。(小学4年生のころ母とけんかしたときと病気になったときと二日酔い以外は・・・)
お腹がすいて起きることもあります。朝から前の日に残ったカレーライスだって食べちゃうくらい、朝はしっかり食べる人間です。
でもアメリカでは朝食をみんな平気で抜きます。(最近は日本でも朝食を食べずに学校や仕事に行く人が増えたと聞きましたが・・・)
うちの旦那も基本的に朝は食べません。
こちらに来てからも、めげずに朝食は取るようにしています。と言っても朝からご飯を炊いてお味噌汁作ってなんて贅沢なことはできないので、だいたいはシリアルと牛乳もしくはベーグルで頑張っています。
でも今朝はどうしてもごはんが食べたくなり、お義母さんも外出していたので、ごはんを炊いちゃいました!
炊きあがったホクホクのごはんと、冷凍の枝豆を茹でて、日本から持参したゴマと乾燥ひじきも混ぜて簡単混ぜご飯の出来上がり (*^-゚)v
美味しかったあ~ (*´∇`*)
何でもあり
アメリカの高速道路を走っていると時々「Over Size」のサインをつけた車が走っていてその車の前を見ると、家を丸ごとを運んでいたり、馬を10頭くらい入れたまま運んでいたりするの目にします。
Wal-Mart (全米で1,2を争う巨大スーパー)の駐車場では・・・・・・
キャンピングカーが通常の車6,7台分のスペースを使って横向きに駐車。
アメリカならではの光景です。
映画の撮影場所
ブランチでお腹もいっぱいになり、53丁目からダウンタウンまで歩くことにしました。
6番街のロックフェラーセンター近くでは映画「プラダを着た悪魔 」の撮影が行われたそうです。
日本にいたころ、何度も繰り返し見たお気に入りの映画のひとつ。
撮影場所と言われる界隈に行ったら似通ったビルがいくつもあって、よくわからなかったけれど
何枚か写真を撮っておきました。
あとでまた映画を見ながら見比べてみようと思います。
McGraw-Hill Building on 6th Ave.
映画「プラダを着た悪魔」撮影場所 !?
そのあとタイムズスクエアのNASDAQ(ナスダック)を通り、さらにダウタウンに向かって歩きました。
NASDAQ の電光掲示板の数字をガラス越しに見てみると・・・・悲しいことにすべてマイナスになっていました<`ヘ´>
すでに5時間以上歩きまわってヘトヘトになりかけたころ、こんな車をみかけました。
9・11テロの追悼関連の銅像のようでした。
さらに歩いて映画「恋人たちの予感 」でHarryとSallyが食事をしているシーンで使われたKatz's Delicatessen に到着。コンビーフやパストミで有名らく店内には数えきれないほどの有名人の写真が飾られていました。
HarryとSallyが食事をしているシーン Katz's Delicatessen
映画「恋人たちの予感」撮影場所
Katz's Deliのコーンビーフサンド
私はアメリカのドラマシリーズだと、「24」や「Cold Case」にハマりました。
まだ一度もみたことがないのですが、「Sex and The City」に出てきたカップケーキのお店Magnolia Bakery
に最後の寄ってきました。ここも客の列ができていました。
手際よくフロスティングを乗せるスタッフ 小さな店内は10人くらいで定員いっぱい
さすがに夜7時過ぎまでひたすらNYCを歩き回って疲れました~。
でも物価の高いNYCでもお金を使わなくても十分楽しめて満足満足 (^-^)
NYC(ブランチ)
前回リーマンブブラザーズが破綻した翌週にNYCに来た時は、ダウンタウンから ウォール街に南下したので、今回はミッドタウンでもセントラルパークにほど近いあたりでブランチをすることにしました。場所は9番街と53丁目の角にある eatery というレストラン。
いつも混みあっていると口コミサイトに書かれていましたが、到着した12:30頃はすでに店の前に待つ人でごった返していました。(ごはんのために並ぶのは久しぶり。ちょっと興奮してきたぞ~)
待ちリストに載せてもらったが15分もしないでテーブルに案内してくれました。
テーブル担当の女性はとても元気よく「How are you?」とメニューを渡してくれ、アイスティーを頼もうとしたら、サンデーブランチスペシャルのシャンパンを勧められ、上手なセールスにまんまとハマって旦那とともにオーダーしてしまいましたよ。
気分は「たまご」だったので、Steven’s Frittata という卵料理を、旦那はシンプルなベーコン入りのオムレツを頼みました。
Frittata(フリッタータ)はチーズ、野菜、肉などの具を入れて作ったイタリアの厚焼き玉子のことらしく、Stevenとはこのレストランの最初のシェフの名前だそうです。料理が来る前にシャンパンで乾杯。( ^^)/▽☆▽\(^^ )
グアバとオレンジジュースにシャンパンが混ぜてあり、濃厚なフルーツの味と強めのシャンパンが昼間っから体中に行きわたり、それはとても良い気分でしたよ。(*^^*)
オーダーしたSteven’s Frittataは毎回中に入れる具を変えているようで、今日の具はchorizo(チョリソー)、cilantro(シアントロー)、vermont cheddar(チーズ)。
このシアントローという香草、日本ではパクチーかコリアンダーの名で有名だと思いますが、この癖のあるにおいと味を嫌いな人は本当に嫌いですよね。私は、この癖のある香草がたまらなく大好きなのです(^ε^)
卵料理には、他に大麦、ライ麦などのMixした雑穀パン に、赤パプリカと玉ねぎ入りのローストポテトが付いてきました。
←Steven's Frittata
フリッタータ(厚焼き卵)を一口たべたら、なんか玉ねぎ、ピーマン、合びき肉入りの母の卵焼きを思い出しちゃいました。
雑穀パンにはまったくバターが塗っていなくサイコー!(アメリカでこういうタイプの料理を頼むとバターが絞れるくらい塗りたくってあるのでパンはいつもみみだけ食べていました。) 卵のバターの使い方もギラギラしてなく、ローストポテトもチリペッパーかパプリカのスパイスを使ってこんがり焼きあがっていて、どれも超私好みでした。
おまけに料理と一緒についてきたチョコマーブルパウンドケーキが、びっくりするほどしっとりしていて普段は甘いものをあまり食べない私が旦那の分までペロリと行ってしまいました。アメリカのデザートは甘すぎてほとんど食べられません。どれも食べると砂糖とバターがきちんと混ざっていなくてザラザラした感触が口の中に残るから・・。でももしかしてアメリカのお菓子たちもヨーロピアン風になってきたとのかもと嬉しくなりました。
でも旦那にとっては、あっさりしすぎていたみたいで物足りなさそうでしたけど・・・。
旦那はわかりませんが、私はまた来たいお店リストに追加したレストランでした。★★★★☆
eatery
798 9th Ave New York, NY 10019 (212) 765-7080