陰日向に咲く | 本を読んだり、映画を見たり。
劇団ひとり
¥520
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私には、文庫本になったら必ず読もうリストがあり、

その中のひとつがとうとう文庫化されたので購入。



ストーリーは・・・


短編集となっており、5つの物語で構成されています。

ホームレスに憧れる男性、

アイドルオタク、

フリーターの女の子、

ギャンブル中毒の男性、

才能のないお笑い芸人を好きになった女の子、

それぞれ違う世界の少しダメな人間に焦点をあてて、

その一生懸命な姿を描いています。



ネタを作る芸人さんのなせる業と言っていいのでしょうか、

それぞれ独立している物語でありながらも、

世間は狭いというかのように、それぞれをリンクさせる演出だったり、

<前フリ⇒オチ>のプロットがしっかり出来ているからこそ、

緩急のある内容となっているところは、まさに見事。

また、くどい表現などのない、シンプルな文章表現は、

スッと体に染み込む様に読みやすいです。


ただ一方で、短編集だからということもあると思いますが、

自分の胸に刻み込まれるほどのインパクトはありませんでした。


きっと長編であれば、また違うのでしょう。



最後に・・・


読書から遠ざかっている人が読むには、

最適な作品だと思います。

読みやすく、面白いし、話題にもなっている。

これをキッカケで、読書が好きになる人もいると思います。



個人的オススメ点数 70/100