そういえば、法事へ行ってきたわけなのですが!
伯父の一周忌のあとで参列者が会食したりしたのですが、
しかしあまり親族の集まりに顔を出さない自分、誰が親戚なのか関係者なのか分からず、よってうかつなことも言えず、やや空ろな目をして会話に参加したり、食事にいそしんでおりました……。
「あ、ごめんー」
親戚の子供と遊んで(もらって)いた姉が、デザートのころになって、ようやく席へと戻ってきました。
「ごめんじゃないわよ何してんのよ」
小声で文句を言ったところ、姉はへらっと
「えー、だってまわり知らないおじさんばっかりだし、つまらないもん。あんた楽しそうにしてたじゃない」
「それはあちらが気を遣って会話してくれてただけで……」
「ふーん、あービール飲みすぎちゃった。あたしお化粧直してくるね~」
……こ、こいつめ!
社交を人任せにしやがって、いやそれよりも食事中に頻繁に席を立つなと!!
だいたいこんな席でビールをガブガブ飲むなと!! (あたくしウーロン茶でございますよ)
「あちらがもしかして、お姉さんですか?」
結局のところ、まわりのおじさまに相手をしてもらうわたくし。ここで声をかけてきた男性は、おそらく伯父の会社のエライ人であるようなのですが、親類だったらどうしようー! と疑っていたために浅い会話しか交わさずにいたので詳細不明。
しかし何故ここに「もしかして」が付くかと言えば、姉の髪の色や化粧がギャルだからです。
「はあ、姉です。見た目若いですけど……」
微笑みながらも、ちょっとこめかみに※な青筋を立てる自分。
大人になってからはすっかり姉と和解して、仲良くしているつもりの私ですが、二日ばかり一緒にいるとついついイライラし始めてしまい、自分がいかにこの人と不仲であったかを思い出します。
ところで姉は帰りの道中でCDを聞かせてくれたのですが、それが「テニスの王子様ミュージカル サウンドトラック2009」(うろおぼえ)……。
言わずと知れたジャンプの超人気作! ですが、遠い昔にこの原作の一巻を読んだことがあるだけ(正直に申し上げて、漫画力が低すぎて読みどころが見つからなかった……)の私には、何がなんだか分からない世界。
- ミュージカル テニスの王子様 The Imperial Presence 氷帝 feat.比嘉 Ver.東京凱旋公演/演劇・ミュージカル
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「あたしこーゆーのよく分からな……」
いっぱいいっぱいの返事をする私に、
「えー、楽しいよ! DVD貸すし、見たら絶対好きになるから一緒に行こうよ!」
と姉が力説します。
ここで説明を入れますと、この私の姉という人は昔から追っかけ体質で、昔からのジャニ好き、いまはそこらへんの若手俳優に夢中で頻繁に握手会や撮影会に参加している、まあ重ねて言うようですが、つまりは追っかけなのです。
だけどゴメン、わたくし根がオタクですらないし、そんな子供みたいな少年にキャーキャー言う趣味は無いのです。
顔がキレイって言うけど、男は顔じゃないよ能力だよ!!
……しかし。
「時間があったらね……」
心情とは裏腹に、頷いている自分。
姉に譲歩できるようになったのが、はたして成長なのか諦めであるのか、自分にも分からない今日このごろ。
