先日のことですが、
とてもハズレな居酒屋へ迷い込みました。
いえ……全国的なチェーン店なのですよ。
これから悪口を書くので名前は伏せますが、
心の底からハズレでした。
私はそーゆー嗅覚は優れていると思っていたのですが、
「ひれ酒が飲みたい……」
などとアホーな欲求に目がくらんでしまったのですね。
それで、普段は行かない店へと足を踏み入れてしまったのです。
まず、物凄くすいている。
そして、カウンターにマンガでしか見ないよーな酔っ払いがいて、
常連顔をして、やたらと店員にからんでいる。
この時点で、私のアンテナは危険を告げていたのですが、
腐ってもチェーン店。そこそこのレベルは維持しているだろうと、席についてビールを注文してしまったのです。
ビール……
ここで注文した中で、唯一おいしかったのが、このビールでした。
あとはもう、全部がそこそこマズイ。
マズイうまい以前に、「それありませんー!」と連続でオーダーを断られる(何故置いてないものをメニューに載せるのか……あん肝はともかく里芋がないのは何故……)。
刺身がシャリシャリする(このさい冷凍でもいいから、解凍しといてほしい)。
私の眉間のシワが、しだいに深くなっていったせいでしょうか。
サービスです! という料理が運ばれてきたりしましたが、
「出よう……」
ついに、そう決意して、私は立ち上がりかけました。
そうだ、ここを出て飲みなおそう。
そう思ったら、いきなり希望が見えて来ました。
……しかし!!
「え? 俺ダメ、もう酒飲めない……」
そこには、ビール一杯で赤くなったダンナの顔が。
くやしさのあまり、プルーン酒とかいうワケのわからんものを飲みまくり(どうせここの酒はくさってると思ったので)、二度と来ることはないだろうと店を後にしました。
外食産業というのは、すごいスピードで進化していると思っていましたが、
ああいう、10年前からまったく進歩してなさそうなレベルの店もあるのですね……。
勉強になりました。
ちなみに、ひれ酒はありませんでした(あっても不味そうだけどな……)。
