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Deepolive のブログ

いつの時代も大変だから、今より3年先を思いながら今日を生きよう。小さな会社の社長のブログです。

 

10月

 

2週間風邪でダウンした。人生で

こんなにつらい風邪は初めて、だった。

5日も熱と咳で眠れず。

ほとほと落ち込んだ。まったく。

 

今月は大事な決算月。

自分は全く力がないので、せめて現場周りしなくちゃと、思っていたのに。

 

落ち込む日々が続き、今日にいたる。

 

わたしは、

どんなに熱があっても咳がめちゃくちゃで話せなくても、

ずっと、

現場にいた。20年間。39度でも。

そんなわたしが、社長業専念と自分勝手に宣言し、でもそうしないといけなくて、で、数字ばかり追う日々で、

あえて選んだ道で、たった5か月で、現場が恋しく、

動き足りないふがいなさの中で、病気になって寝込んでいる。ばかじゃないの?って。

 

人の世話をする社長なんて

身の程知らずじゃないかと。

 

だが、

 

わたしは、

自分の中にあるちょっとした光明みたいなものを、

ちょっとだけ、みつけた。

 

風邪をひいて寝込む前、

この仕事を始めて初めて、自分のアーカイブをひもといた。

今年4月最後の催事の整理が終了したのは8月、

その後、

ちょっとづつ、

工房の図面や型紙、製品の残務を片付けてきた。

 

10月の初め、

記録と言葉では振り返ってばかりだったのに、

一度もめくることのなかったアーカイブ。

私の、催事と、

絵の記録。

 

かつて、

 

「なんにもふりかえらないで生きていくから、なんいものこさないでいい」

 

とスタッフに言っていたのに、

ずっと、

DMを作ってきてくれた加藤さんが、

ファイリングしてくれていた資料。

してくれていることはわかっていたのだが、

ありがとうと、いってきてはいたのだが、

「こんなにがんばってきたんですよ、もっと自信もってください!」

と励ましてくれていたのだが、

 

実際には、

そのファイル、見たことがなかった。どちらかというと、

見るものかと、

そう思ってきた。

 

ふと、

しっかりみる時間がやってきて、

 

初めて、見た。みた。

自分の描いてきた

絵も。

 

製作者だから過去はいらない。常に前を。それが信条だったくせに、

 

じっくりあらさがしとかいろいろ、みた。

 

よくやってきたというより、

ふりかえるとはなにごとか、

そういう思い。

 

そうしていたら

風邪をひいた。

 

でもひとつ

わたしはおもった。

ひとしきりみて、じっくりすごして、

 

30代40代は、

眠ることを惜しんで、金の勉強もしながら、

はたらけ!表現しろ!売れ!

 

若い人にそう伝えたい。そう思った。

 

どんな時代も、

新しい時代にとっては失われた世代(ガートルード・スタイン)だ。

でも、

あなたたちは、夢を信じ、未来を作れる。自分を、

投げ出せる。

 

時代に負けるな!人を、

目の前にいる彼女彼は、

あなたの作るものをほしいと思う、そういう作り手になれ!

 

そう信じてきた自分を、やっとみとめられた。

 

明日から

弊社は12期。

前途多難である。

 

が、一日一日、責任を果たすしかない。

 

さて、

 

先頭のコスモスは、

西八王子の会社の近くの浅川の河川敷の公園のコスモスです。

浅川は、

市民と市の努力で50年という月日をかけて清流を取り戻したそうで、

活気のあるきれいな流れです。

散歩が楽しい。お魚がたっくさん、泳いでいます、よく走る、多摩川も素敵ですが、

浅川もほんとうにきれいで、水音がいい感じで、

毎日散歩します。一緒に生きてきた達也さんと。

介護が、

本当に大変な達也さんですが、皆さんのおかげでずっと仕事させてもらい、

9月還暦を迎えました。

もう少し、ちょっとずつ、つくって、ちょっとづつ年を取って、

毎日、お客さんに感謝して、生きていきます。。

ケイクラフツはそういう工房で、

わたしはそういうふうに

 

これからも生きていきます。

 

それではまた。

 

これからもよろしく、、、です。

 

 

 

 

 

 

 

こんにちはインポートJ1伊藤です。

 

久河さんのカメムシの話。東京でもそんなことがあるんだと

少しほっとさせられます。

 

仙台に住む私は、東京に行くのは用事が無いと行かなくなってしまった。

昔は遊びでワクワクしながら行ったものだが、いつの頃か都会より田舎ほうが

よくなってしまった。

 

先日スマホポーチ(ケース)ご購入者のアンケートから紹介します。

もしこのアンケート私?と思われた方。

多少要約している部分はご容赦下さい。

 

購入の理由、不便だと思っていたことなど抜粋

 

●ケイクラフツのファンだから。

 

●ズボンのポケットに入れるのは不自由。

 

●勝手に電話がかかってしまう。

 

●価格が手頃で良いものを探していた。

 

●現物を見れていないので不安だった

 

●厚みが無いものが良い

 

●ポケットから落とす悩み

 

●ベルト留めにホックは駄目。

 

●革が丈夫なもの

 

一様販売ページのリンク(写真)貼っておきますね。

 

 

 

 

 

 

昨日のことだった。

 

とても気持ちが沈んでいた。朝から。

タスクをやり終え、ちょっと、いや、かなり憔悴。

そのまま電車に乗り、

三鷹のアトレでお総菜を買って、特快に乗り換えた。

その前の日も、考え事やらタスクで、無器用に日をすごしたなあと、

ぼんやりつり革にすがりついていたところ、左のひじのあたりに感触があり、

振り向いた。振り向こうとした。

 

「あ、ちょっとまって、、、あのね、髪に、虫がついているので、とってあげますね。」

動かないように、、、、というニュアンスのやさしい女性の声で、そのまま従った。

わずかな感触があって、彼女の手が離れ、振り返るとき、「ありがとうございます!」と返事をした。

 

「いいえ、きれいな髪留めだな~と、目に留まったので、見ていたら、動くので、

虫だわ~と思ったの。どこかで、放してあげます。」

白いビニールの内側に、黄緑色の、わたしの人差し指の爪ほどの姿を発見、カメムシだった。若いカメムシ。

「ありがとうございます。すみませんお気づきくださって。わたしがやりますから。」

「いいえ、わたしがやりますから。きれいなかたちよね、、、。」

 

三鷹で降りて、お総菜を買っていたときも、そのキミドリカメムシは、髪の波の上にいて、

きっと、豊田の駅で乗るときにも、いたんだ。もしかしたら、たましんさんで、

一心不乱に機会と格闘しているときも、、、、。なんと。

 

一通りの会話を終えて私が下りる中野まで、あと3分。

この時間が長い。

どのような方で、どこまで行くのだろう。お連れの男性は女性と同じ雰囲気。

私までの距離、約一メートル、電車の中の一メートルは遠い。

間には3人の人が立っている。前後も含めると10人だ。

小さな声だけど、お話の内容がはっきり聞こえる。

 

「どうしたの、何かついていたのだね、ああ、、、」

「きれいな髪留めだなとおもっていたら、違ったから、降りたら放してあげるの。」

「そうだね、そうしようね。」

 

あたたかいやり取り。

 

~その距離から、わたしの髪にいた虫を、とってあげようと思って近づいてくれたんだ。

カメムシってい言ったら、かわいそうだからって、きっと思ってくれた、潰さないように、

やさしく触れて、とってくれたんだ。驚かさないように。なんて美しい配慮だろう~

 

そう思った。思ったらとたんに涙が出てきた。

 

あと2分。どうお礼を言おう。このところさんざんで、すさんで、乾ききっていたわたしのこころ。

そんなこと知らないに決まっている、このやさしい女性。この女性になんて言おう。

 

中野についた。先方に下りる気配はない。

 

「ありがとうございました。ほんとうに、おやさしい方、虫さん、よろしくお願いします。」

と言って頭を下げた。

「はい、何処かで放してやりますね。」

彼女とお連れの男性も、会釈。

 

おわかれ。

 

彼女はきっと、あのキミドリカメムシを、緑のある場所まで連れて行く。

こんな寄り道させられたとか、カメムシくさい~~なんて絶対思わない。気づいて、見て見ぬふりをしないひと。

こういう勇気は、意外に難しい。そのことを知っている、人。

 

きれい。年齢なりの皺が美しい。私の好きな美。

 

昆虫は、

形がきれい。

カメムシも菱の形がきれい。

若いカメムシなんて、珍しい。私の髪に来てくれた。私と彼女の出会いと別れの一瞬を連れてきてくれた。

 

電車が行き、駅もあと。

私も歩く。

歩きながら、素敵な時間だったと思う。おかげさまで涙が流せてこころがうるおい

ぷるぷるのハートになったみたいだ、と思った。よし、前を向いて自分を信じていこう。

 

そんな昨日の出来事でした。

 

 

それではまたです!

 

みなさん風邪にきをつけてね~~

 

秋風。あすもがんばろう!