30年前の事です。
当時勤めていた会社は日比谷線の「築地駅」と「八丁堀駅」の真ん中にあったんですが、
3月20日の朝に会社に出社した僕は(会社の近所に住んでたんで歩いて通勤)
何やら外が騒がしいので窓際に行って外を見てみました。
ちょうど会社が入っていたビルの前で警察がバリケードを出して封鎖?しています。
「なんじゃろの?」なんて時の上司と話してました。
当時の最初の噂?では『なにか地下鉄で爆発が起きたらしい』でした。
確かに物々しい装備の警察官がいっぱい居るし消防車の音もしていました。
地下鉄が・・・って話でしたので、当時は若かったし
興味半分で見に行った記憶がかすかにあります。
で、築地駅の入り口を遠くから(立ち入り禁止なんで)見てたような…
当然、オ〇ムのテロなんて知らないんで何かの爆発事故と思ってました!
訳が解らぬままに何か大変な事が起ったんだなぁなんて思ってたんですが、
あとから判明したのはサリンなる毒ガスのテロ!?(怖)
本当に怖いというか信じられないというか・・・
実は僕の嫁も同じビルで働いてまして、嫁の会社の人(僕も知ってる)は、
実際にサリンの被害にあっています(汗)
吸い込んで瞳孔が小さくなった?ようで、日比谷線の駅から降りて歩きながら、
鼻水が止まらないのと、視界が狭くなって夜のように思ったなんて話を聴きました。
はっきりとおかしい(さっきまで良かったのに?)のを意識したそうです。
近所の聖路加病院の看護婦の知り合いは「救急車同士で渋滞が起った」
なんて状態だったってらしいですよ。。。
そのかくいう嫁も運が悪ければ、その電車に乗ってる可能性もありました。
もろに沿線でしたから。幸いというか嫁が乗ろうとした時には事件後で、
電車が止まってて会社には行けなかったんですね。
でも人の少ない早朝に会社に行こうとした時期もあるんで、
そんな時だったら危なかったかも。今でも嫁との話に時々出ますね。
と言う訳で、その後の上九一色村の捜索とかリアルタイムで見てました。
どんな時でも地下鉄事件を間近で見てたんで他人事ではないんですよね。
僕が思う唯一の結論は、あんな集団はいち早くいなくなって欲しいでした!
その少し前に「阪神淡路大震災」があり、当時関東の僕が「大丈夫か?」
なんて友人に電話を随分としたのですが、その被災した友人からね
「関東は怖いな~」なんて言われるしまつ!
地震よりも怖いなんて、如何にこの件が特殊だったか解ると思います。
あれから30年…
こんな体験から未だこの教団が存在する事が信じられません。
絶対に知っていたに違いない教団幹部でも逮捕されない奴も居たし、
今現在で新しく入信する人ってなにを考えてるんだろう!?
そう思って駆け込み?死刑執行された時にこの事を書いてました。
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