ゴーストを信じるかい? | ロンリー・オル・ナイト

ロンリー・オル・ナイト

インドネシアで怪魚釣りを夢見るオサーンの海外奮闘記!

不思議の国のインドネシア。。。

 

 

この日曜日の午後の事です。

この日は朝からIBUドゥクンの投資用住宅選びに無理言って参加させて貰いました。

別れた旦那から貰った家を売り、将来値上がりするであろう物件探しとの事なんですが、

この国の不動産ってどうなん?って興味深々な私め。頼んで一緒について行きました!

(この国の住宅事情。コレはコレで大変興味深いので別途UPしようと思っています)

陽気なアイさん達と違って、IBUドゥクンは物静かというか大人しいんですが…

まあ変わった体験するのはIBUドゥクンと居る時が多いです。ええ。やっぱりね。

 

興味深い不動産物件を見終わって、最寄り駅にあった「Poins Mall」でお昼にしました。

このモール、古くて今は少し廃れているんですが、ここのスーパーが好きでよく行きます。

この日もこのお気に入りのスーパーでお互いの買物をする為に寄りました。

 

で、普通に青果コーナーに着いたときに、何気なく「ん?」って思ったんですね。

同時に、何にもないのに積んであったリンゴがコロコロと一つだけ落ちました。

したらIBUドゥクン、フッって感じで笑いまして…

「ゴーストのいたずら!子供のゴーストが遊んでいる!」

なんて言うんですよ!え~ ウソだぁ~とは最近思わなくなりました(汗)

断じて風ではない扉のガタガタ音とかなら、最近解るようになったしね。

「危険な事はなにもないよ」との事でしたので、そのまま買物を続けました。

 

この日は妙な日で(IBUドゥクン談)、この後、僕のお腹が痛くなってトイレに行き、

済ませてIBUドゥクンと合流した瞬間にバン!と音がして「停電」で真っ暗に。

いやぁ~ウン〇してる時でなくて良かった!って笑ってギャクを飛ばしたのですが、

「しっ!黙って!HATI HATI(気を付けて!)」と厳しく注意を受けました(汗)

そして、珍しく彼女が焦りながら携帯のライトで辺りを照らしだしました!!!

なにが起こったのか?なんて逆に焦る僕(汗) インドネシアあるあるの停電じゃないの?

幸い数十秒ってとこで電源が復活。したら、あきらかにIBUドゥクンはホッとした表情に。

で、そのままちょっと落ち着こう!という事でちょうど近くにあったカフェへ。

 

そのカフェはこの国で人気の「Kopi Kenangan」チェーンのお店です。

以前、来た時にも寄った事があり、IBUドゥクンもお気に入りの店でした。

この店舗は電車が見えて夕方~夜にかけてロマンティック!カップルに人気なんですね。

 

ココでコーヒーを飲みながらIBUドゥクンが話してくれたのは…

「さっきの停電の瞬間から、たくさんのゴーストが現れた!」

「首が無かったり、目から蛇が出てたり、あまり良いゴーストではない!」

「このモールが古いから出るんだと思う。仕方がない…」

何が危ないのか、何に気を付けて!なのかは、微笑みと沈黙でわからずでしたが。。。

ホンマにウン〇の最中でなくて良かったわ…と下世話なワイ。

 

で、ココからが本題。

コーヒー飲んでホッと一息ついて、やれやれ…って感じで落ち着いた頃の事。

横のテラス(僕らは暑いんでクーラーの効いた店内に居た)を見ていたIBUドゥクン、

「あのLAKI LAKI(男性)、とても可愛そう」

なんて言うんですね。何事か?と僕も見ましたよ。

 

そこにはさっき見かけた(注文品を受け取る時に我々の横を通るので)若い男性が、

神妙な顔をして座っておりました。何故かまた「ん?」って思ったんで覚えてたんです…

(この席の後ろに若い男性が一人で窓の方を向いて座っていた)

 

飲み物には手をつけず携帯をいじっています。写真を撮ってるように見えました。

まあ重苦しい雰囲気は感じるけど、何が「悲しい」のか良く解りません…

「Why?」って聞いた僕に、IBUドゥクンから驚愕の返答が!!??

「あの人の恋人は2週間前に亡くなった」

「前の席にその娘(ゴースト)が座っている」

 

はあああああああ?????? ウソだろ??????

色々とね、この人には驚かされるんだけど、今回も斜め上の言葉だった(滝汗)

 

この人の頭は大丈夫か?と驚愕の思いでIBUドゥクンの顔を見つめる僕(汗)

きっと目ん玉が飛び出る位に見開いていたかと思います…いやホンマ(汗)

そんな僕など一切無視して、IBUドゥクンは続けて言いました。

「あの男性は思い出の地を巡礼して、恋人との思い出を再現している」

「この店の”あの席”で二人は語り合ったことがある」

「婚約して6月に結婚する予定だったが、高速道路の事故で2週間前に亡くなった」

「とても綺麗なゴースト」(僕の事故死ならグチャグチャではないかの問いに)

「だから最初、私はゴーストと解らなかった。その位に鮮明で良い匂いだった」

注:オバケは臭い=硫黄臭がするんだって…、身体もボロボロで傷だらけが普通。

「普通に2人で来たと思っていた。でもあの男性は扉を開けたけど、あの娘は扉を通り抜けた…

 よく見ると身体が少し空中に浮いている。とてもビックリした」

「そのゴーストと目が合った!すると彼女の記憶がフラッシュバックで入ってきた」

「彼女は彼の想いを理解していて一緒にいる。でも彼には彼女は見えていない」

ココまで聞いた時に思わず「今から通訳してあげろよ!」って言っちゃいました。

でもIBUドゥクンは「No…」って言うばかりでした。あの娘が望んでいないと…

はあああ??? なんじゃこの映画ゴーストの男女逆バージョンは!?

 

この人は統合失調症か何かか?と焦ってIBUドゥクンの顔を覗き込む僕(滝汗)

 

その間にその男性は行ってしまいました。と同時に女性の方もすうっと消えたとか…

そして澄んだ目で僕を見ながらIBUドゥクンは続けます。。。

「あの男性は泣きながら”ぬいぐるみ”とコーヒーを写真に撮っていた」

「その”ぬいぐるみ”は事故した車から警察が取って来たもの。身元確認に使った」

「これらは女性から来た”記憶”からわかった事。とても悲しい気持ちになる」

「ごめんなさい。変な話と思うでしょう?でも真実の話しよ…」

 

ええ、本当に驚愕です!?どないやねん(汗)

古い映画か???? そこからヒントを得た作り話か????

 

敬虔なムスリムで、もの凄くIQの高いIBUドゥクン。嘘をつくような人ではありません。

だからね、もうね、妄想を本当と思い込む人か?って頭の病気を疑ったんですが…

話しに妙な説得力があるんです。ハイ(汗)

本当に僕などが思いもよらぬ世界があるのやも知れぬ。。。

ただ今回のパターンは初めてとのこと。匂いや消え方…良い匂い&すうっと消えたって奴、

通常の汚い&たちの悪いオバケの類とは違うんじゃないかとのこと。

今日は子供のゴーストと停電ゴーストに触発されて色々とあって見えた…

とIBUドゥクンは言っておりますが・・・この話を信じますか?

 

僕?僕は目の前で見たからねぇ(汗)信じざるを得ないってのが本音です。

そして「ん?」って何かがピンとくるようになった…コレも少し怖いです(汗)

 

 

 

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