佐々木みかです。
障害児の親の悩みって
結構深いですよね。
私たちが当たり前にできる
ことがなかなかできない。
例えばおはなしとか
食事を普通に食べるとか
着替えをするとか
一つ一つの生活に必要なスキル
獲得に非常に何年もという
長い時間がかかることもザラです。
そして親はとてつもなく工夫して
粘り強く教えているはずです。
例えばトイレトレ一つとっても
ドアを開ける
パンツズボンを下ろす
便座に座る
足は地面につける
便座の中におしっこ、うんちをする
うんちの場合お尻の拭き方をサポート
ズボンとパンツを履く
水を流す
ドアを閉める
など、絵やら文字やらで
提示もしますが、
手取り足取りが本音ですよね。
そんなふうに、
一般的には2歳長くても3歳で
完了する。トイレトレーニングも…
小学生になっても
中学生になっても
高校生になっても
大人になっても続くことがあります。
ほんとに、長いスパンで。
場合によっては、
良い意味での諦めも入れつつ
便利グッズを使ったりして
(オムツだったり、パッドだったり)
で対応することも、現実あります。
私が当たり前って思ってた事は
彼らにとっては当たり前じゃないんです。
それを認識、理解するまで
結構時間がかかったし、特に息子については
受け止めるまでほんとにしんどかった。
今も100%ではないですが
彼らにとっての当たり前は何なんだろうか?
と言うことを考えながら
こちらの価値観を押し付けないことを
とても意識するようにしています。
だからこそ、
一つできるまでのステップが尊くて、
一つのスキル獲得に感動できる
自分になれました。
こちらの当たり前は
当たり前でないんだよ。
そこわかること、
意識することとても大事です。
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