※個人の記憶を奔放に綴った内容ですので、事実と異なる点もきっとありますがご容赦下さい。
FAR EAST BALLERSが2003年から利用している東高円寺の杉並区立高南中学校の体育館は、これまでとは異なる熱気に包まれていました。
年明け早々に起きた運命的な出会いにより、春から粛々と進められていた「日本初のストリートボールリーグ創設」への動きがいよいよ本格化。年内の開幕に向けて、1stシーズンの参戦ボーラーの選定がこの日行われたのでした。









運営会社の代表となる金井さん、そして映像関連を統括するダイチ君の真剣な眼差しが注がれる中、この日はFEBを中心としたメンバーがプレー。リーグは5on5で行うことを理想としていたので、フルコートでのゲームが中心でしたね。
ゲーム後は、これから勤めている銀行を辞めて大博打に打って出る金井さんの決意・熱意を、みんな思わず体育座りになって拝聴したのでした。




リーグ開幕に先んじて、会社の設立は9月末で決定。オフィスは金井さんの人脈により、新橋の一等地に立つビルの1フロアを借りることとなりました。まさに夢のような話です。
それまでの期間は、各人の仕事終わりに、夜な夜な渋谷のKOMPOSITIONに集合。
そのメンバーは、金井さん、秋葉さん、ダイチ君、AJ、自分。そしてこの頃FEBのマネージャーをしてくれていた朽木です。彼もKOMPOSITION内で出会った、それまでバスケとは全く縁遠かった人物の一人です。

理想のリーグと現実的に実行可能なリーグについて、それを継続するための運営方法やビジネスモデルの構築など、毎度室内の酸素が薄く感じられるくらいに長時間話し合っていましたね。いつも終電にダッシュでした。
そしてそこで、ある“発明”ともいえるアイディアが生まれることになります。

理想のリーグと現実的に実行可能なリーグについて、それを継続するための運営方法やビジネスモデルの構築など、毎度室内の酸素が薄く感じられるくらいに長時間話し合っていましたね。いつも終電にダッシュでした。
そしてそこで、ある“発明”ともいえるアイディアが生まれることになります。
個人的にはこの頃、大学卒業後からずっとやっていたアルバイト先についに辞意を告げることができました。10月からは憧れの会社員です。しかも自分達で立ち上げるストリートボールの株式会社。こんな恵まれた状況が訪れるとは、年始には全く予期していませんでしたね。

そんな最中の2005年9月17日。
昨年も呼んで頂いた富士急ハイランドでの「HOOD MASTER」に再び出演。主催はもちろん、あの伝説の株式会社「KAZIBA」です。




FEBメンバーそれぞれの状況やスタンスはこの1年で大きく変わり、今回の参加者はMATSU、TANA、自分、そして練習生でありながらパフォーマンスのスキルはクルー最強レベルだったkyoshiの4人。
ちなみに、全員の衣装がLeBronプロダクトなのは、8月に行われたレブロン来日イベントで提供されたからですね。
【 レブロン・ジェームズとFAR EAST BALLERS 】















昨年より格段に規模が大きくなった会場に、ストリートカルチャーの様々な分野の猛者が集結。
とにかくひとつの事を一途に愛し、人知れずスキルを磨き続けた人達には、ジャンルは違えど共通する迫力と美しさがあります。
【 レブロン・ジェームズとFAR EAST BALLERS 】















昨年より格段に規模が大きくなった会場に、ストリートカルチャーの様々な分野の猛者が集結。
とにかくひとつの事を一途に愛し、人知れずスキルを磨き続けた人達には、ジャンルは違えど共通する迫力と美しさがあります。
その中にストリートボールが肩を並べているのが誇らしかったですが、2日目の大トリには子供の頃からテレビで観ていた「電撃ネットワーク」さんが登場です。






当時は既に世界で活躍するパフォーマーとなっていましたが、ストリートの若造どもを一蹴するとんでもない破壊力でしたね。“匠の技”の数々に、観客はもちろん、他の出演者もスタッフも大盛り上がりとなったのでした。








そして思い返せば、このHOOD MASTERこそが、FAR EAST BALLERS名義での最後のショーケースであり、後に同メンバーで結成する「BLOCK ON LOCK」最初のステージとなったのでした。







FEBがストリートボールの魅力を広めるためにパフォーマンスを行ってたように、これから始まるリーグの存在を、世の中に伝えるために生まれたのがBLOCK ON LOCKです。
この名称が決まった場所はKOMPOSITION事務所。
今後の活動を話し合うミーティングがある日行われ、そこに同席していたCHRISが命名してくれました。“周囲一帯をくぎ付けにする”といった意味ですね。




メンバー内では一向に良い案が出ず、CHRISの鶴の一声によってようやく決定したBLOCK ON LOCKというチーム名。名前決めという行為はいつだって骨が折れます。
しかしまだ、名付けなくてはならない大事なものがこの時点で2つもありました。
それはリーグ運営会社の社名、そしてそのリーグそのものの名称です。